チリの川に伝説のUMA「エル・クエロ」出現か!? 水面を這う無気味な黒い影に衝撃広がる

文=webムー編集部

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    水面に浮かぶ、“牛の皮のように”平たい謎の生物。果たして漁師たちが目撃したものは、伝説の水棲怪物エル・クエロなのか――!?

    チリの漁師が目撃した謎の生物

     先月初旬、チリ南部を流れるアリペン川で、漁師たちが奇妙な生物を目撃した。公開された1分ほどの動画には、水中に現れた円形の黒っぽい物体の姿がたしかに収められている。

     当初、漁師たちは奇妙な岩だと考えていたという。ところが、問題の物体は水面すれすれをうねるように移動していた。生き物だと気づいた漁師たちは、その正体を確かめようと近づいていく。

     1人が岸辺から釣り竿でつつき始めると、そばにいたもう1人が「気をつけろ!」と声を上げた。刺激を受けた謎の生物は、滑るように泳ぎ去り、そのまま水中へと消えてしまった。

     目撃者の1人はその姿がマンタに似ていると驚きながらも、川でこのような生物を見たことはないと語っている。映像がSNSで拡散されると、視聴者の間ではチリに古くから伝わる怪物「エル・クエロ」ではないかとの声が相次ぐことに。

     エル・クエロは、先住民族マプチェ族の伝承に登場する水棲の怪物だ。南部の伝承では「悪霊の皮」を意味する「トレルケウェクフェ」の名で呼ばれることもある。チリを中心にアルゼンチンなどにも伝承は広がっており、地域によって「水の皮」や「生きた皮」といった異名もとる。

     その姿は、広げた牛の皮や毛布のように平たく、体の縁には無数の鉤爪が生えているという。川や湖、ラグーンなどに潜み、水辺に近づいた人間や動物に覆いかぶさって捕らえるとされており、伝承によっては触手をもつタコのような姿で描かれることも。獲物を締めつけて水底へ引きずり込む恐ろしい存在なのだ。

    マプチェ族に伝わる「トレルケウェクフェ」のイラスト。画像は「Wikipedia」より引用

    伝説の怪物に隠された“現実的な正体”

     今回の映像をめぐっては、エル・クエロの伝説と結びつける声が上がる一方、懐疑的な見方も少なくない。現実的な可能性として考えられるのが、やはり淡水に生息するエイだろう。

     平たく広がった体が水中を滑るように移動する様子は、確かにエイを想起させる特徴だ。また、過去のエル・クエロの目撃談は、実在するマンタや大型のエイを見間違えたものではないかという考察もある。

    淡水エイ 画像は「Wikipedia」より引用

     そのほか、水中の渦潮や水流に動かされる水草の塊など、自然現象によって正体不明の影が生まれた可能性も考えられる。エル・クエロの伝説も、川や湖に潜む危険な水流や深みから、人々を遠ざけるための警告として語り継がれてきたのかもしれない。

     とはいえ、今回の映像だけで生物の正体を断定することは難しい。漁師たちが遭遇したのは、未知の水生生物だったのか、それとも見慣れない生物を伝説の怪物に重ね合わせただけだったのか――。チリの川に現れた謎の影は、今も見る者の想像をかき立てている。

    【参考】
    https://www.theclinic.cl/2026/10/27/el-cuero-y-el-terror-en-aguas-profundas-como-un-video-desempolvo-una-de-las-supersticiones-mas-arraigadas-del-sur-de-chile/

    webムー編集部

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