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日本怪談文芸の歴史に燦然と輝く、小泉八雲の傑作『怪談』。海外に日本のゴーストストーリーを紹介したのみならず、日本人の怪談意識にも大きな影響を与えたこの作品が出版されたのは、明治37年、1904年のこと。また、奇しくも八雲が世を去ったのも同年で、今年は『怪談』誕生&小泉八雲没後120年という二重に節目の年になるのだ。
そんな記念すべき年、静岡県の焼津小泉八雲記念館では企画展示会「不終(おわらず)の怪談 ―怪談に魅入られた文豪たち―」が開催されている。小泉八雲を中心に、泉鏡花、江戸川乱歩、中島敦と、いずれもこの世ならざるモノたちに魅せられた4人の文豪たちの「怪談文学」に特にフォーカスをあてたという、怪異・怪談ファンにはたまらない内容だ。
また人気ゲーム「文豪とアルケミスト」とのタイアップ展でもあり、館内には同作の文豪キャラクターパネルが設置されたフォトスポットなども用意されている。八雲が愛した地・焼津で、昨今のブームにもつながる怪談文芸の魅力を再確認してみよう。
企画展示会「不終の怪談―怪談に魅入られた文豪たち―」
会場:焼津小泉八雲記念館(静岡県焼津市)
会期:2025年1月28日(火)まで
料金:無料
詳細は公式サイトから https://www.city.yaizu.lg.jp/event/info-00125-owarazunokaidan.html
webムー編集部
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