CIA「スターゲイト計画」元責任者が明かした“無限の意識”へのアクセス方法とは!? 超能力開花の阻害要因も暴露
かつて実在した米政府の極秘超能力開発プログラムの元責任者が告白! 人は誰でも「無限の意識」にアクセスできる!
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突然「チャリーン」とした音が響いた直後、床に小さな宝石が落ちていた――。アポーツと呼ばれるこの超常現象を数え切れないほど起こした人物の謎に迫る!
ブラジルの霊媒師、故アミール・アミデン(1940~2021)は、周囲に小さな物体が出現するという驚くべき超常現象であるアポーツ(アポート)を頻発させることで知られていた。衝撃音と共に現れる物体は小石や宝石、指輪、硬貨、宗教的なメダルなどで、どこからともなく地面に落ちてきたと伝えられている。また、アミデンが起こす現象にはキリスト教的な「聖痕」もあり、両手と額から原因不明の出血が見られることもあった。
このアミデンに大いに興味を持ったアメリカの超心理学者スタンレー・クリップナーは1994年、調査チームを組織して8日間にわたって詳細な調査を行い、その時の様子をニュースレター「Substack」上で明かしている。
調査は1994年3月10~17日にかけて、ブラジリアの平和都市研究所内にある国際ホリスティック大学で行われた。調査チームはクリップナーのほか、トランスパーソナル心理学者のピエール・ヴェイユ、心理学専攻の大学院生マイケル・ウィンクラー、心理学者で人類学者のロベルト・クレマ、医師のルース・ケルソン、物理学者のハーバンス・ラル・アローラで編成されていた。彼らの目的は、アミデンの超常現象を生理学的または地磁気的に精査し、それらと相関関係にあるかどうか検証することだった。
実験に先駆けて1(明らかな異常なし)から5(明らかな異常の度合いが非常に高い)まで段階的に評価する「異常観測尺度」が作成された。そして毎日、クリップナーを必ず含むチームのメンバー3人以上が、アミデンに関連する観測結果をこの尺度で評価し、その平均値が後々の統計分析のために記録されたのだ。
8日間で20回のセッションが行われ、全97件にのぼるアポーツ現象を含む異常現象が発生した。 そして、これらのうち91件は異常観測尺度が平均2.1以上と評価された。異常現象の主な内容は以下の通りだ。
・ 研磨された石、指輪、コイン、宗教的なメダルが、どこからともなく床や地面に落ちてきた。
・ 期間中、アミデンは「聖痕」を発現した。
・ 紙片に観察された水滴が円錐形の宝石に変化し、後に宝石商によってダイヤモンドであることが確認された。
発現した石はエメラルド、オニキス、瑪瑙(めのう)、アメジスト、プラシオであることが確認され、なんと3つはインドネシアのバリ原産であることが特定された。
生理学的観察では、アミデンの唾液pH、心拍数、収縮期血圧の変化は、異常事象と統計的に有意な相関関係を示さなかった。しかし、拡張期血圧の測定値は有意な相関関係を示し、異常観測尺度の評価が高いほど血圧も高かったという。調査チームは、アミデンがそれぞれの事象の直後に脳からの指令で副腎髄質からアドレナリンが大量分泌される生理現象「アドレナリンラッシュ」を経験したのではないかと推測した。
地磁気との関連では、異常現象発生後に南米および南半球全体の地磁気活動との間で統計的に有意な相関関係が認められた。地磁気の測定値が最も高かった3月15日には異常現象が14分ごとに1回発生し、3月13日の夜はさらに頻繁に発生したが、いずれのタイミングも天気は雷雨だった。
このように、生理機能や地磁気の変化とアポーツ現象の間に関連性があったことは、言い換えれば、アポーツ現象が顕著であればあるほど、アミデンに求められる身体的負荷も大きくなっていることを意味する。
アミデンは意図的にアポーツ現象を起こすことができなかったため、そこには明らかに無意識的な要因が働いている――つまりアミデンが「集合的無意識」の“原型”と結びついているとクリップナーは推測している。
著名な精神分析医カール・グスタフ・ユングは、すべての人間が個々の精神を超えた力と結びついていると提唱しているが、クリップナーによればアミデンの無意識の力がアポーツ現象やそのほかの異常現象を引き起こした時、意識することなく生理的反応があらわれるのだと考えられるという。
アポーツ現象における大いなる謎の一つが、現れる多くの物品が研磨された石やコインなど、人間の手による工芸品と思われることだ。そこで調査期間中、クリップナーはアミデンに、「通常の手段では作成が困難または不可能なもの、例えば継ぎ目のない指輪などを探している」と伝えた。
するとその直後、なんと精巧に装飾された継ぎ目のない指輪が床に落ちたのだ。調査チームはこの指輪を金属と鉱物の専門家に調べさせたが、実際に継ぎ目は確認されなかった(ただしこの時、予算の制約により十分な冶金学的分析はできなかった)。そして現在、この指輪はブラジルのフォルタレザ大学の貸金庫に保管されているという。
ちなみにアポーツで現れた物品は、床や地面に落下した際の衝突音でその出現を認知されることが多かったが、まれに落下中の光景が目撃されることもあったという。また、何度か香水やシナモンのような、心地よい香りが周囲に漂うこともあった。さらには、アミデンが何か異常なことが起こったと告げると、たいていはその周辺で物品が発見されたのだった。
調査期間中、チームはすべてのセッションでなるべく多くの写真を撮影したのだが、フィルムを現像してみると奇妙なことに長く黒い線しか写っておらず、クリップナーはこれもアポーツに付随する異常現象であると認定した。
ちなみに、チームの間では物体が出現した際に最も近くにいた者がそれを所有することが認められていた。クリップナーが所有していたものの多くが後に何者かに盗まれたというが、残りのものは現在、カナダ・マニトバ大学の博物館に保管されている。
そしてさらに奇妙なことに、出現した物体の多くが前触れなく消失する事例も報告されており、クリップナー自身も所有していたダイヤモンドが突然消えてしまったと明かしている。このことから、クリップナーは博物館の職員に定期的に物品の確認と写真撮影を依頼しているが、今のところ18の物品は全て現存しているということだ。
最初の調査から2年後、2度目の調査が計画されたが、1度目の実験中に記録されたアミデンの心拍数と血圧の測定値が心臓疾患を示していると主治医が診断したたため、計画は却下されたという。それでもクリップナーはその後もアミデンを訪ねるなど交流を重ねており、その度にアポーツ現象を確認している。
それにしても、アミデンのアポーツ現象をどう理解すればよいのか。アミデンがきわめて巧みな“マジシャン”である可能性も完全には排除できないのだが、何度もアポーツ現象を目撃しているクリップナーには、到底それが手品であるとは思えないという。
最初の調査に参加したトランスパーソナル心理学者のピエール・ヴェイユは、アポーツの“起源”について次のような可能性を提示している。
・物体は、ある場所を去ったかと思えば、別の場所に現れることもある。
・物体は、元の場所に留まった物体の「複製」である可能性がある。
・物体は、その場で生み出された、具現化された「思考形態」である可能性がある。
一方でクリップナーは、アミデンが「集合的無意識」の“原型”と接触し、それが彼にこれらの現象を顕現させる動機と実行する能力を与えたのではないかと推測している。
実は、アミデンは調査の内容や、アポート現象そのものについて公に口外しないようように頼んでおり、クリップナーらはその約束を2013年までは守り続けていた。その後、ブラジリアで再びアミデンと会った際、全てを発表する許可を得たという。残念ながらアミデンは2021年に81歳で他界したが、彼の身の回りに起きたアポーツ現象は紛れもない事実であり、今後同様の人物が現れるのか大いに気になるところだ。
【参考】
https://stanleykrippner.substack.com/p/the-strange-case-of-amyr-amiden
https://psi-encyclopedia.spr.ac.uk/articles/amyr-amiden-physical-medium/
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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