人類を遺伝子改造で生み出した!「アヌンナキ・コネクションの核心」/ムー民のためのブックガイド

文=星野太朗

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    「ムー」本誌の隠れ人気記事、ブックインフォメーションをウェブで公開。編集部が選定した新刊書籍情報をお届けします。

    アヌンナキ・コネクションの核心

    ヘザー・リン博士 著

    アヌンナキ陰謀論の壮大な謎に迫る、最新決定版

     本誌月刊「ムー」の愛読者の方々には今さら説明の必要はないかと思われるが、「アヌンナキ」とは、一般的には古代シュメールを起源とするメソポタミアの一群の神々の名称である。だが陰謀論界隈ではもっぱら、彼らの正体は太古に地球を訪れ、人類を遺伝子的に改造した異星人である、ということになっている。

     本書は、そんなアヌンナキ陰謀論の、最新決定版。著者自らが秘密結社に潜入し、機密解除された政府文書を丹念に読み解いて、肯定的な立場からこの壮大な謎に迫っている。

     先ごろ訃報が伝えられた、斯界の超大御所、エーリッヒ・フォン・デニケンも、生前、「地球外から訪れる生命体について記された、ここ最近で最高の本……古代エイリアンに興味を持つすべての人にとって必携の書である」と激賞。あえて評者がこれに付け加える言葉はないだろう。

     著者のヘザー・リン博士は、「古代の謎の背後に潜む真実を解き明かすことを使命として活動」する「作家であり、歴史家であり、そして型破りな考古学者」。このプロフィールにグッとくる人は、ぜひ本書を手に取ってみていただきたい。

     以上のように、本書の内容は一般常識からかけ離れてはいるが、極力、記述に客観性を保とうとしている姿勢は伝わってくる。「アヌンナキ=異星人説」の教祖ともいうべきゼカリア・シッチンに対しても、盲信するのではなく、批判すべきことはきちんと批判していて、好感が持てる。

    竹内慧 訳/ヒカルランド/2530円(税込)

    (月刊ムー 2026年08月号掲載)

    星野太朗

    書評家、神秘思想研究家。ムーの新刊ガイドを担当する。

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