神話に登場する龍神や蛇神は異星人か!? 世界を支配する「爬虫類人(レプティリアン)説」の基礎知識

文=泉 保也

    人類は猿から進化したのではない――という驚きの説がある。 宇宙から飛来したヒューマノイド型爬虫類人(レプティリアン)が、労働力を確保するために人類を生みだした、というのだ。 そんな「創造主」の痕跡が、世界各地の神話や伝説に、龍や蛇のモチーフとして残されている。 そして、彼らは今も世界を支配しているというが、はたしてその真実とは?

    人類を生みだした爬虫類人とは?

     人類史の通説を根底から覆す驚天動地の仮説がある。

     ──人類は猿から進化したのではなく、龍座のアルファ星系から飛来した「爬虫類人(レプティリアン)」による遺伝子操作によって生みだされ、彼らの支配下に置かれてきた。

     という説だ。これは陰謀史観論者として著名なデーヴィッド・アイクやスチュワート・A・スワードロー、太田龍らが主張している。

     そもそも爬虫類人とは何者なのか。もう少し詳しく説明しよう。

     約45万年前、「アヌンナキ」と呼ばれる異星人集団が地球へ飛来した。彼らは二足歩行するヒューマノイド型爬虫類で、地球飛来の目的は金の採掘にあった。

    シュメールの壁画に描かれた「アヌンナキ」。約45億年前、金を求めて地球へ飛来した爬虫類型の異星人集団で、太古から現在にいたるまで、影で世界を支配しているという。

     だが、20万~30万年前、労働者階級が叛乱を起こして金採掘に支障が生じたため、支配者たちは新たな労働力として人類を創造することにした。
     計画を主導したのは「エンキ」(男性)と「ニンクハルサグ」(女性)で、アヌンナキの遺伝子とアフリカにいた直立猿人の女性の卵子を用い、遺伝子操作によって人類をつくりだした。

    アヌンナキを主導したエンキ(左から2番目)と鉱山の現場にいるアヌンナキたち。
    裸でアヌンナキに服従する人類が描かれたシュメールの壁画。人類は金を採掘する労働力として、アヌンナキに生みだされたとされる。

     最初の人類はシュメール語で「ルル」(混ぜ合わされた者の意=『旧約聖書』にいうアダム)と呼ばれ、次いで女性(エバ)もつくられた。原初の男女に生殖能力はなかったが、エンキによって生殖能力を与えられた。
     もともとアヌンナキの女性数は少なかったので、労働者階級の者は人類の女性と交配して混血種の子どもをもうけたため、地球人口は爆発的に増加し、超高度な文明が花開いた。

     しかし紀元前1万1000年ごろ、アヌンナキ内部の覇権争いを原因とするハイテク戦争が勃発し、さらに地球規模の大洪水が起こったことから太古超文明は潰滅、人類の大半も滅亡した。
     さらに紀元前4800年ごろ、現在木星と呼ばれている天体が太陽系に闖入(ちんにゅう)して地球を再び大洪水が襲った。このときアヌンナキは地球を脱出したり、高山地帯や地下へ逃れたりして生き延びた。

     この大規模な天体異変は火星にも大きな影響を与え、火星に入植して高度な文明を築いていた爬虫類人は地球へ移住し、存続に向けての壮大な交配プログラムのもと、アヌンナキともども生き残った地球人類との間に混血種をもうけた。

    陰で世界を支配するエリート血族の存在

     新たに生みだされたこのハイブリッド種の人間は、人類のDNAと爬虫類人のDNAの双方を持っている。人間であって人間でない、きわめて特殊な血統を持つ特殊な一族の再出現である。

     彼らが活動の拠点にしたのはコーカサス地方で、アヌンナキや混血種はそこから世界各地へ散っていき、シュメールやエジプト、インダス川の流域に突如として高度な文明を出現させた。

    (上・下)シュメールやエジプト、インダスなどの高度な古代文明は、いずれもアヌンナキの血族が出現させたものだという。

     しかも現代文明が発祥したとされるシュメールに文明を出現させた当時から、爬虫類人は世界支配を確立していた。さらに、それ以後の古代ローマ帝国の成立に伴うヨーロッパ世界の形成、大航海時代を経た植民地主義を通じて、政治家、中世貴族、大資本家として世界支配を揺ぎないものにしていった。

     しかし、王権や独裁権力のトップの座にあった彼らは、時代が進むにつれて地下に潜ったり、肉体を失って意識だけが4次元世界に残ったり、人間にシェイプシフト(変身)したりして本当の姿を見せなくなり、表舞台から姿を消した。
     だが、世界支配を断念したわけではなく、多国籍企業や金融ネットワークの背後に隠れ、人類を一元支配するために、あらゆる手段を用いて政治、経済、金融、軍事、各種産業、教育、メディアなどを牛耳りつづけてきたのだ。

     爬虫類人が主として棲息するのは低層4次元世界(アストラル界=幽界)で、3次元世界に存在する人間の身体に憑依することで人類を操作しているが、大きくは次の3つのタイプに分けられる。

    ①爬虫類純血種=肉体を持たない意識だけの存在だが、3次元世界で活動するためには何らかの形態をとらなくてはならず、爬虫類人遺伝子を持つ混血種の肉体にオーバーシャドー(憑依)する。あるいは、人間の姿にシェイプシフトできるタイプもいる。

    ②現実次元に顕現している爬虫類人=次元の壁を越えて行動でき、思いのままに自らの姿を変容させることができる。

    ③爬虫類人に憑依されている混血種=爬虫類純血種にオーバーシャドーされている混血種で、肉体だけでなく精神も彼らのコントロール下にある。

     彼ら爬虫類人の世界支配構造はピラミッド型をなしており、その冠石部分には爬虫類人でも最高位に当たるエリート血族がいる。

     その数はわずか13血族にすぎない。研究者によって異同があるが、列挙するとロスチャイルド、ロックフェラー、ウインザー(ザクセン・コーブルク・ゴーター)、ブルース、キャンベンディシュ(ケネディ)、メディチ、ハノーバー、ハプスブルク、クルップ、プランタジネット、ロマノフ、シンクレア(サンクレール)、ウォーバーグの13家である。
     さらに、アスター、バンディ、コリンズ、デュポン、フリーマン、李、オナシス、ラッセル、ブッシュ、ファン・ダイン、レイノルズも周辺家系といわれる。

    秘密結社イルミナティは世界支配のために作られた?

     彼らが世界を支配するパワーの源泉は、太古から受け継いできた独自の”血統”にある。文字どおり、”血の繋がり”こそが彼らのネットワークを支えているのだ。

     しかもその繋がりをより強固なものにするため、彼らは秘密結社を組織している。「イルミナティ」がそれだ。

     イルミナティは、1776年にバイエルン王国のバヴァリアで、イエズス会士のアダム・ヴァイスハウプトによって創設されたが、活動は長くはつづかなかった。主義主張が革命や動乱を容認する反国家・反宗教的なものだったために弾圧され、創設から10年で解散を余儀なくされたのだ。

    秘密結社「イルミナティ」を創設したアダム・ヴァイスハウプト。イルミナティ自体はキリスト教会からの弾圧を受け、10年ほどで解散している。

     このイルミナティと爬虫類人との関係は不明だが、イエズス会は13血族の下部組織とされており、何らかの関係があるのかもしれない。また、ヴァイスハウプトが創設する以前にイルミナティを名乗る秘密結社が存在したともいわれるが、実態はわからない。

     いずれにせよ、『イルミナティ 悪魔の13血流』の著者フリッツ・スプリングマイヤーは、イルミナティは現在も存続しており、三百人委員会、クラブ・オブ・アイルズ、CIA、FBI、MI6、モサド、薔薇十字団、テンプル騎士団、フリーメーソン、円卓会議、日米欧三極委員会、ローマクラブ、ビルダーバーグ・ソサエティ……などの実働部隊を13血族の傘下とし、世界の一元支配と非混血種たる地球人類の家畜化という最終目的に向けて暗躍している、と主張している。

    薔薇十字団のシンボル(上)とテンプル騎士団の騎士たち(下)。世界各国の秘密結社や諜報機関はイルミナティの実働部隊だとする説もある。

    世界の神話と伝説に共通する「爬虫類」の謎

     とまれ、陰謀史観は多分に妄想的であり、爬虫類人陰謀説もトンデモ仮説と見られがちだが、どの程度の信憑性があるのだろうか。

     残念ながら、物証は乏しいといわざるをえない。が、検証すべき材料はいくつかある。

     神話や伝説に注目すると、洋の東西を問わず、共通のシンボルあるいはモチーフとして龍や蛇が登場する。龍や蛇は叡智の源泉として崇拝される一方、畏怖(いふ)される存在、邪悪な存在でもあった。

     たとえば、人類の祖とされるアダムとエバがエデンの園を追放される原因をつくったのは蛇だった。聖書外典の『ヤシェル書』には「太古に蛇人間がいた」と明記されている。

    キリスト教で人類の祖とされるアダムとイブ。神から食べることを禁じられていた「知識の実」を、イブに食べるようにそそのかしたのは蛇であった。

     シュメールの創世神話で、人類を創造して文明を教えたというアヌンナキは龍や蛇ではないが、人面と四肢を持ち、宇宙から飛来した半魚人として描かれる。

     古代エジプト神話の守護神ソベクは鰐(がく)頭人身だ。

    コム・オンボ遺跡に描かれたエジプトのソベク神。鰐(わに)の頭を持つ姿で表される。

     アテナイ(アテネ)の初代王ケクロプス1世は半人半蛇とされる。北風を司るギリシア神のアネモイは有翼で、股間に蛇を持つ。古代ギリシアで崇拝の対象だったグリコンは人頭蛇身である。

    アテナイの初代王、ケクロプス1世。アッティカ王とガイア(大地)との間に生まれた子で、上半身は人間で下半身が蛇だったという。

     インドの伝説や経典に描かれる神獣ナーガは、西洋のドラゴンとほとんど同類と見なされている。ナーガの一種とされるサルパは人頭龍尾あるいは半人半龍の姿で表現される。

    東南アジア地域で信仰されている邪神ナーガ。仏教に伝わって、竜王と呼ばれるようにもなった。

     中国神話で人類の祖とされる伏羲(ふっき)と女媧(じょか)は、人頭蛇身あるいは上半身が人間で下半身が蛇として描かれることが多い。

    中国神話で人類の祖とされる伏羲と女媧。絡み合う人頭蛇身の姿で描かれることが多い。

     日本や中国では蛟(みずち)や水虎(すいこ)、河童などのヒューマノイド型爬虫類が古代から話題にされてきた。

     中南米の神話や伝承では、ククルカン(マヤ)、ケツァルコアトル(アステカ)、ヴィラコチャ(プレインカやインカ)などの羽毛の蛇が重要な役割を果たす。

    アステカの神、ケツァルコアトル。マヤではククルカンと呼ばれ、いずれも「羽毛のある蛇」を意味する。

     そして、北米の先住民ホピ族の伝説では、人類と同時期に創造されたシェティ(蛇兄弟)が地下に住んでいて、地上支配を目論んでいるという。

     これらの不可思議な暗合はいったい何を物語っているのか。偶然の一致と片づけるには無理がある。神話や伝説の核となる部分には真実が含まれていることが多い。つまり、古代世界を生きた人類はヒューマノイド型爬虫類を実際に目撃し、神話や伝説として語り継いできたのではないのだろうか。

    爬虫類人たちが姿を見せない理由とは?

     前出のデーヴィッド・アイクは、龍や蛇が人類を超える絶対的存在として神話や伝説に組み込まれていることこそ、爬虫類人が発する波動やエネルギーを人類が感知し、その存在を恐れていた証拠だと主張する。

     ただし、現代において爬虫類人の姿を確認することは難しい。肉体を消滅させて意識だけの存在になったり、シェイプシフト能力やオーバーシャドー能力を備えていたりするからだが、棲息する次元世界の波動の周波数の違いも原因しているらしい。
     前記したように、爬虫類人は低層4次元世界に棲息し、われわれ人類は3次元世界に住んでいる。だが、両次元世界はまったくの別物ではなく、同じ空間を共有している。4次元世界のエネルギーの波動の周波数が3次元世界のそれと違っているので、われわれの目には見えないだけなのだ。

     アイクは、それをテレビの電波にたとえてこう説明する。
     NHKの電波も他の民放の電波も同じ空間に同時に存在している。しかし、テレビに映しだされるのは、その周波数のチャンネルに合わせた番組だけだ。かりにNHKの周波数にしか同調しないテレビがあったとするなら、それを持つ人にとってはテレビ番組とはNHKのことであり、同じ空間に民放の電波が存在していることを知らないままで終わってしまう。
     現在のわれわれがまさにそれであり、4次元のエネルギー周波数を感知できないため、同じ空間に爬虫類人が存在することを理解できないでいるのだ--という。
     しかし爬虫類人は周波数の異なる4次元世界から3次元世界へやってきて人類を意のままに操っているし、爬虫類人が人類との間に混血種を生みだしたのも人類を自在にコントロールするためだった、とアイクは説く。

     人間には固有のエネルギー周波数がある。爬虫類人も固有のエネルギー周波数を持つが、両者にはかなりの隔たりがある。そこで人類に対する干渉や操作を容易にするために、両者の中間的な周波数を持つ混血種を意図的に生みだした、というのだ。

     つまり、特殊なDNAを持つ混血種の背後には爬虫類人が隠れているが、われわれはそれに気づかず、彼らを同じ人類と見なしているらしいのだ。

    おぞましい正体を垣間見せた支配者たち

     しかし、ときに彼らは思いもかけないシェイプシフトを見せることがあるという。何かの拍子に周波数帯のバランスが大きく崩れて人間の形態を保つことができなくなり、瞬間的におぞましい姿に戻ってしまうのだ。

     このシェイプシフトの目撃例は世界各地で報告されている。

     たとえば、ホワイトハウスの関係者だったキャシィ・オブライエンは、アメリカの第41代大統領ジョージ・W・H・ブッシュ(パパ・ブッシュ)が何度も変身するところを目撃したという。彼女はまた、当時のメキシコ大統領ミゲル・デラ・マドリッド(イグアナの混血児の意)が、文字どおりイグアナに変身したとも証言している。

    アメリカ第41代大統領のジョージ・W・H・ブッシュ(右)と、息子で第43代大統領のジョージ・W・ブッシュ(左)。父のブッシュはホワイトハウス関係者に何度も爬虫類人の姿になるところを目撃されたという。

     イギリスのエドワード・ヒース元首相が身長2メートル超の爬虫類人に変身した瞬間を目撃したという確かな証言もある。

    イギリスの元首相、エドワード・ヒース。彼も巨大な爬虫類人に変身するところを見られている。

     また、同じイギリスの王族も爬虫類人だという。故ダイアナ妃の親友だったクリスティン・フィッツジェラルドは「ダイアナ妃は王室にトカゲとかヒキガエルとか爬虫類の渾名(あだな)をつけており、『彼らは人間じゃない』と真剣な顔で言っていた」と証言しているのだ。

    悲劇の事故死を迎えたダイアナ妃。王族たちに爬虫類の渾名をつけていたというが、ダイアナも彼らが変身した姿を目撃していたのだろうか?
    1999年9月、アメリカ・テネシー州在住の退役海軍司令官によって、夜間に撮影された爬虫類人。彼らは巧妙に姿を変えて人類の中に紛れ込み、世界を支配しつづけているのだ。

     紙数の関係で検証はこの程度で留めるが、最後に、偶然とは思えない奇妙な暗合を紹介しておこう。

     岡本天明の『日月神示(ひつくしんじ)』にこんな一文がある。

    「龍体をもつ霊は神界にも幽界にもあるぞ、龍体であるからと申して神界に属すると早がってんならん」

     出口王仁三郎(おにさぶろう)の『霊界物語』にもこうある。

    「竜神は実に美しい男女の姿を顕現することを得るといへども、畜生の部類を脱することはできないから、人界よりも一段下に位してゐる。しかしながら人間界がおひおひと堕落し悪化し、当然上位にあるべき人間が、一段下の竜神を拝祈するやうになり、ここに身魂の転倒を来すこととなつた」

     日本有数の異能者は、アイクらの陰謀史観論者と同様の指摘をしているのである。

    ●参考資料=『2人だけが知っている世界の秘密』(デーヴィッド・アイク+太田龍著/成甲書房)、『地球を支配するブルーブラッド爬虫類人DNAの系譜』(スチュワート・A・スワードロー著/五伊しほ訳/徳間書店)、『霊界物語の「竜」と「爬虫類人」』(狭依彦著/徳間書店)、「爬虫類人が目論む新たなる世界支配の恐怖」(中野雄司/「ムー」331号所収)ほか

    (月刊ムー2011年11月号初出)

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