南米の宇宙人ミイラ騒動は2015年から始まっていた! エイリアン・オーパーツの経緯と仕掛人マウサンの疑惑/羽仁礼
2023年最大のエイリアン・トピック、「メキシコの異星人ミイラ」は、ペルーのナスカで発見されたものだ。2015年に遡る、「いわくのミイラ」の経緯を調査した。
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国内のメディアで報じられた超常現象、考古学、民俗学などの話題をピックアップ。ソースとあわせてお楽しみください。
超常現象情報研究所が集めた週間ニュース(2024年2月25日~3月2日)の「超常現象情報」の話題とコメントを以下にまとめた。
目次
2月25日付「朝日新聞」朝刊「日曜に想う」は、『朝日新聞』特別版「GLOBE」副編集長の宮地ゆうが執筆。「未知との遭遇に備えながら」という副題で、2月8日の衆議院予算委員会の質疑を聞いていたところUAPに関する質問がされたということから、最近のアメリカ国防総省やNASAの動き、SETIに触れる。
なお2月8日の衆議院予算委員会の質問は日本維新の会浅川義治議員が行ったもので、「国会の上にUAPが現れたらどうするか」との質問に対し林官房長官は「政府一体となってあらゆる緊急事態に対応できるよう引き続き危機管理体制の確保に努める」との常套句で答えた。
2月26日発売「週刊ポスト」3月8/15日号の記事「トランプ再登板でUFO機密全部ばらす!」も、アメリカ国防総省やNASAのUAP研究に触れ、「トランプ氏が再登板すれば、任期中に全情報が公開される可能性がある」という科学問題評論家・竹本良の発言を紹介。他に浅川義治議員やUFO研究家天宮清の発言もとりあげる。
https://www.news-postseven.com/archives/20240227_1943703.html
2月27日付「毎日新聞」朝刊「トラス前首相陰謀論主張」によれば、イギリスのトラス前首相が22日、イギリス紙「フィナンシャルタイムズ」をディープステートの友人だと述べた、とある。トラス元首相は21日にも、FOXニュースへの寄稿で、自分が辞任した原因をディープステートのせいだと述べている。
https://mainichi.jp/articles/20240226/k00/00m/030/011000c
Liz Truss blames ‘the Deep State’ for sabotaging’ her 49 days as PM in Fox News tirade – Mirror Online
3月1日付「産経新聞」朝刊「大規模塀跡未知の宮殿か」。飛鳥時代の遺跡である奈良県明日香村石神遺跡で大型の塀跡が見つかった。これまで知られていない宮殿の可能性もある。
https://www.sankei.com/article/20240229-BPC7HC2VIZNE5E6BIPJXBHT4WM/
3月2日放映「世界ふしぎ発見」は、「インカ聖地巡礼アドベンチャー」と題し、知られざるアンデスの遺跡や絶景を紹介。インカの古都マウナヤクタやミルプ渓谷に外国のテレビが入るのは初めてだという。近年発見されたミルプ渓谷には人魚伝説があり、地元民もあまり近づかなかったらしい。
https://www.tbs.co.jp/f-hakken/onair/240302.html
1月20日、月面着陸に成功したが倒立姿勢となったため太陽電池が機能せず休眠していたJAXAの月面探査機SLIMが、2月25日に一旦通信を回復、しかしその後再び休眠状態に入った。2月27日付「読売新聞」朝刊「SLIMお目覚め」、3月2日付「読売新聞」朝刊「SLIM再び休眠」、及び同日付「毎日新聞」夕刊「月面のSLIM再び休眠」に関連記事掲載。
https://mainichi.jp/articles/20240302/k00/00m/040/009000c
アメリカの宇宙企業打ち上げた月着陸船ノバCは22日に月面に着陸。打ち上げた宇宙企業インテュイティブ・マシンズは着陸前の画像や着陸船の画像を公開した。2月27日付「読売新聞」夕刊「米民間船月面着陸前の画像」2月29日付「日経新聞」夕刊「データ・写真送信に成功」、3月1日付「読売新聞」朝刊「月面の民間着陸船」、同日付「朝日新聞」朝刊「月面着陸の宇宙船ミッション成功」に関連記事。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20240229-OYT1T50155/
2月26日付「読売新聞」夕刊「太陽フレアリスク警報」は、総務省が太陽フレアの影響を注意報や警報として国民に発信するシステムを今年度中にも始めることを報道。大規模な太陽フレアが発生すると短波通信の障害や衛星の故障、GPSの誤差発生などさまざまな障害が予想される。太陽は約11年周期で活動が極大化するが、2025年はその極大期にあたる。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20240226-OYT1T5011
「週刊現代」3月9日号「ほんとうは恐ろしい平安貴族たち」は、NHKの大河ドラマに絡めて、平安時代に権力の座にあった藤原氏が起こした暴力事件を紹介、末尾で、寛弘6(1009)年、内裏で呪符が発見されたという事件に触れる。これは長徳2(996)年、いわゆる長徳の変で太宰府に左遷された藤原伊周を復権させるべく、伊周の叔母高階光子と義理の兄源方理が陰陽師の円能を雇って、藤原道長と、その娘である一条天皇中宮彰子、さらにその息子敦成親王を呪おうとしたもの。
https://gendai.media/list/books/wgendai/4910206420341
https://yamimin-planet.com/seimei-and-michinaga/
羽仁 礼
ノンフィクション作家。中東、魔術、占星術などを中心に幅広く執筆。
ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)創設会員、一般社団法人 超常現象情報研究センター主任研究員。
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