『まちカドまぞく』伊藤いづもワールドの神話観と神々、そしてオカルト愛
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「ムー」2023年5月号カバーアート解説
「ムー」本誌のカバーアートを手掛けているzalartworksさんによる、アートワーク制作の裏話です。
今月の総力特集は「消された邪神「カカセオ」と超古代「星神王朝」の謎。
カカセオは別名アマツミカボシと言い、『日本書紀』にのみ登場する星の神で、金星を象徴とします。
カカセオは最後までまつろわぬ神として天に反逆した鬼神とされていますが、堕天使ルシファーなど洋の東西を問わず金星が悪いイメージを与えられる事があるのは、太陽が昇る前に輝く明けの明星である金星が、新しい統治者=太陽に対する古い統治者を表す寓話なのかと思い、今回は夜明けに金星を見つめるカカセオを描いてみました。
★zalartworksさんの公式サイトはこちら。
zalartworks
1977年生まれ。東京出身。武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業。テレビ局、映像制作会社勤務を経て現在はフリーランスでイラストレーターとして活動中。2018年11月より月刊ムーの表紙を担当。
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