究極の愛が技となる! 物理学者・保江邦夫が創始した「冠光寺眞法」/辛酸なめ子の魂活巡業
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「気療ハンド」を振るだけで獰猛な動物を眠らせ、これまでに数万人以上の人々を癒してきた神沢瑞至氏。今回は、「気療ハンド」による簡単なエクササイズとペットへのヒーリングを紹介する。
前回はこちら https://web-mu.jp/spiritual/19219/
まずは「ひとり気療エクササイズ」をご紹介する。イラストを見ながら進めていただきたい。なお、個々のエクササイズを行う時間は2〜3分程度でかまわない。
なお、気療ハンドのつくり方については、ひとつ注意点がある。5本の指をゆるめたり、指の間に隙き間を空けたりすると、「気療ハンドもどき」になってしまうということだ。 「形や見た目は気療ハンドに似ていても、気療ハンドとはまったく違うものです」 「もどき」になっていないかどうかを確認する意味でも、だれかに頼んで自分の親指と人差し指を引き離そうとしてもらうのがおすすめだ。 そして、気療ハンドについて耳寄りな情報もある。日常生活のなかで自分の手をちょくちょく気療ハンドにしていると、それだけで自他治癒力が増すというのだ。したがって、エクササイズの時間がとれないほど多忙なときは、せめて手を気療ハンドの形にするだけでも実践するとよさそうだ。
ふたりひと組で行う「ふたり気療エクササイズ」では、お互いが気療ハンドにする。そのため脳幹内で大きな「脳幹電流」が発生し、強い「気療電流」と「気療神経」が作動し、「気療生命エネルギー」が発生・発散すると、神沢氏はいう。 「このとき、ふたりの間で気療生命エネルギーの瞬間伝達交流が行われます。それによって互いの気療生命エネルギーを引きだしあい、高めあうことができます。これはすなわち、自他治癒力を引きだしあい、高めあうことになります。 自他治癒力は、体内に眠っている健康資源で、自分を癒しながら他人を癒す力です。気療を行うなかで私が発見しました」
神沢氏によれば、われわれは日常生活の中でいろいろなエネルギーと交流しながら生きているという。 「人と人が会話をしているときも体同士は自然に交流しています。ただ、大脳がストッパーとなり、そうしたことを体感できなくなっているのです」 われわれはさまざまなものと自然に交流している。そのことを示す例があるという。 「たとえば、空き家のことを考えてみてください。人が住んでいなければ、家や壁などはたちまち老朽化して壊れていきます。ところが人が住んでいれば、老朽化の速度が遅くなり、長く住めます。 なぜかというと、建物や壁などもエネルギーを持っているからです。人のエネルギーと建物や壁のエネルギーが交流することで、老朽化が防げるのです」 なるほど。われわれは知らず知らずのうちに人や物と交流しあい、お互いに支えあっているわけだ。そのことに意識を向ければ、世界がもっと豊かな場所になるような気がする。
最後に、ペットたちへの気療ヒーリングについて解説する。 基本は、気療ハンドの「手振り」と「静止」をくり返すことで、これは人間に対して行うときも同様だ。 なお「手振り」とは、気療ハンドを対象となる動物から10センチほど離し、20センチほどの幅で振ること。そして「静止」とは、振るのをやめて気療ハンドをかざすことである。難しいことはひとつもない。さっそく実践してみよう。 「犬や猫が腹ばいのときは、自分の手を気療ハンドにして背面から交流します。 まずは頭部です。気療ハンドをだいたい10センチ離して約1分間振りましょう。それから手をとめ、30秒ほど静止して交流します。これを何度かくり返してください。 次は背中です。気療ハンドを犬や猫の背中から10センチ離して頭部と同様1分間振り、それから30秒ほど静止します。これをくり返します」 背面が終わったら、今度は腹部(内臓)へ移る。まずは胸から腹にかけて「手振り」と「静止」をくり返し、続いて下腹部から足腰にかけて「手振り」と「静止」をくり返す。 「気療を行う時間は、合計30分ほどでかまいません。症状が重そうであれば、もっと時間をかけてもよいでしょう。 もちろん、必要に応じて動物病院を受診することも忘れないでください」 動物たちへの気療ヒーリングについて、神沢氏はひとつの夢があるという。 「アフリカのケニアで気球に乗り、上空からヌーたちの大群10万頭、20万頭を眠らせて、ヌーの絨毯をつくりたいですね」 それはさぞかし壮観だろう。ぜひ実現させていただきたいものだ。
文月ゆう
ムー的ライター。とくにスピリチュアリズム方面が好物。物心つくかつかないかという年齢のころから「死」への恐怖があり、それを克服しようとあれこれ調べているうちにオカルトの沼にはまって現在に至る。
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