新説! ダークマターは並行宇宙に存在する!/MUTube&特集紹介  2026年10月号

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    いまだに存在が確認されていないダークマターの正体とは? この記事を三上編集長がMUTubeで解説。

    ダークマターはパラレルワールドがある証拠!?

     最近の物理の世界、とくに宇宙天文学や量子物理の世界は、相次ぐ発見に理論がついていけずにいる。
     このふたつの分野にまたがる難問に、なぜ重力はほかの3つの力(強い力、弱い力、電磁気力)より異常に弱いのかというのと、ダークマターとダークエネルギーの正体がある。
     この難問を解決する新たな説が現れた。ニューヨーク市立大学の教授で理論物理学者のミチオ・カク氏は、ダークマターはパラレルワールド=並行宇宙の影だというのだ。隣の宇宙がこちらの宇宙に現れた影がダークマターの正体だという。
     向こう側の世界? ダークマターは理論でもなんでもなく、測定結果として現実にこの世界にある。ダークマターが存在するのだとしたら、ダークマターの本体がある向こう側の宇宙も存在するということ? 異次元世界?
     いきなりパラレルワールドである。
    2026年5月15日、カク教授はこの宇宙にダークマターが存在する理由、それは私たちの宇宙に干渉する別の宇宙=パラレルワールドがある証拠だという説を発表した。
     宇宙論はあまたある。有名なビッグバン理論や宇宙は永遠にあるという定常宇宙論、宇宙に物質はないとするホログラフィック理論、「時間はない」の量子重力理論などなど、真偽があやふやなものも加えれば、10や20は軽くある。その中に膜(ブレーン)宇宙仮説=ブレーンワールド仮説もある。
     私たちの住むこの宇宙、3次元+時間の空間は高次元の中に浮かぶ膜(ブレーン)のようなもので、膜ごとにちょっとずつ違う宇宙が無数にあるとする説だ。これは超弦理論から導かれる宇宙像で現代物理学の行き詰まりをうまく説明してくれるのだが、超弦理論が有効なサイズがプランク定数という究極の最小単位以下で、原理的に検証不可能。数学的にはあるのだが、本当にあるかどうか、観測自体ができない。
     その超弦理論から生まれた膜宇宙は、こちらも別次元にあるので私たちの宇宙とは干渉せず、互いに見えないし認識できない。あるかどうかも観測できない。
     膜宇宙を使うと何もかも説明できるが、それが本当かどうかは最初の一歩目から検証不可能。あるかどうかわからないが、あると問題はうまく解決するという、なんだかまるで詐欺師の口上のようだ。
     しかし、今のところ超弦理論を間違いだとする観測もなく、量子力学と相対性理論を超弦理論は問題なくつないでしまうし、大統一理論なども説明できるので、かなり確からしい説として定着している。

    (文=久野友萬)

    続きは本誌(電子版)で。

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    webムー編集部

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