小惑星に生命の材料、トランプが明かすJFK暗殺の謎、ほか今週のムー的ミステリーニュース7選!

文=webムー編集部

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    1月24日〜30日にかけて世界を騒がせたオカルト・考古学・民俗学などの最新不思議ニュースから、超常現象情報研究所と編集部が厳選!

    ケネディ暗殺事件の真相公開へ

     アメリカのドナルド・トランプ大統領は1月23日、1963年に起きたジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件や、1968年に起きたロバート・F・ケネディ元司法長官及びマルティン・ルーサー・キング牧師暗殺事件に関する政府文書の機密を解除して公開を命じる大統領令に署名した。これらの事件に関する文書は多くが公開されているが、黒塗り部分が多く真相は不明のままとなっている。1月15日付『日経新聞』夕刊「JFK暗殺、文書公開へ」及び同日付『東京新聞』夕刊「ケネディ氏暗殺文書公開へ」に関連記事あり。

    https://www.nikkei.com/article/DGKKZO86271460U5A120C2EAF000/

    2つの古代エジプト展

     1月25日付『朝日新聞』朝刊「特別展古代エジプトきょうから」は、同日から東京の森アーツセンターギャラリーで開催予定の「ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト」を紹介。また、1月24日付『産経新聞』朝刊は、「エジプトの至宝180点」及び「最も偉大なファラオ」の2つの記事で、23日に開催された「ACNラムセス大王展 ファラオたちの黄金」の報道発表会について報道。展覧会は3月8日から9月7日まで東京都江東区豊洲の「ラムセス・ミュージアム at CREVIA BASE Tokyo」で開催される。

    https://web-mu.jp/history/52147/

    番組が報じなかった真実

     1月25日放映「地球ドラマチック」(NHK Eテレ)は、ギザの大スフィンクスに関するアメリカのマーク・レーナーらの調査について紹介。調査の結果、スフィンクスの胴体と近くにある2つの神殿の石材は同じものであり、一枚岩からスフィンクスを切り出した際の石材が神殿に使用されたこと、紀元前16世紀から紀元後4世紀まで過去3度修復が行われていること、かつてはスフィンクスに色が塗られていたことなどが判明した。またレーナーは、スフィンクス周辺にある秘密の部屋を探そうとしたが、結局見つからなかった。じつは彼は、エドガー・ケイシーの予言を信じていたのだが、番組では触れていない。

    https://www.nhk.jp/p/dramatic/ts/QJ6V6KJ3VZ/episode/te/PY487NQN58/

    土器片に記された文字

     高知県南国市の若宮ノ東遺跡から出土した、弥生時代後期末から古墳時代初頭にかけての土器片に刻まれた文字のようなものが「何」及び「不」という漢字2字の可能性があることが、県立埋蔵文化財センターの調査で判明した。この土器は2018年に行った竪穴建物跡の発掘調査で出土したもので、2019年の洗浄作業の際、外側に文字のようなものが見つかったため古代文字の専門家に鑑定を依頼していたという。1月24日付『日経新聞』夕刊「発掘の土器片に『何』『不』の漢字か」で報道。

    https://www.nikkei.com/article/DGKKZO86271020U5A120C2CE0000/

    民間人 続々宇宙へ

     1月27日付『読売新聞』朝刊「宇宙を拓く」は、民間宇宙旅行に予約している日本人2人のインタビューを掲載。スペースX社の月旅行に夫妻で参加予定の章子チトーは、アメリカで不動産業を営んでおり、大富豪の夫のデニス・チトーは2001年、ソユーズ宇宙船で国際宇宙ステーション(ISS)を訪れたことがある。ヴァージン・ギャラクティックの宇宙旅行を予約した稲波紀明は以前、船井幸雄の船井総研に勤務しており、現在は月面データ輸送企業「アストラポルタ」社長。

    https://www.yomiuri.co.jp/science/20250126-OYT8T50045/

    宇宙の生命探査、日本も

    画像は「Habitale Worlds OBSERVATORY」より引用

     政府は、太陽系外で地球に似た惑星や生命の痕跡を探すアメリカの大型望遠鏡計画、「ハビタブル・ワールド・オブザーバトリー(HWO)」に参加する方向で検討に入った。HWOは、NASAが2021年に打ちあげたジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の後継機で、太陽系外惑星を見つけ、地球のように液体の水や酸素など生命に重要な成分の存否を探ることを目的としている。1月27日付『毎日新聞』夕刊「大型宇宙望遠鏡計画日本参加を検討」他に関連記事あり。

    https://mainichi.jp/articles/20250127/dde/007/040/023000c

    パンスペルミア説 やはり正しい

    オシリス・レックスによるサンプル採取のイメージ 画像は「Wikipedia」より引用

     NASAや北海道大学、海洋研究開発機構などのチームは、1月29日付のイギリス誌『ネイチャー』で、NASAの探査機「オシリス・レックス」が小惑星ベンヌから持ち帰った試料の中に、DNAやRNAの遺伝情報伝達に必要な5種類の核酸塩基すべてが検出されたと発表。試料からは、人体を構成する14種も含めた33種類のアミノ酸も発見されており、こうした発見は、地球の生命は宇宙から飛来したとする「パンスペルミア説」を補強する材料にもなる。1月30日付『読売新聞』朝刊「小惑星ベンヌに生命の材料」他に関連記事あり。

    https://www.yomiuri.co.jp/science/20250129-OYT1T50254/

    webムー編集部

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