古代宇宙飛行士説で神話的地球開拓! ボードゲーム「アヌンナキ 神々の曙」で古代神を体験する
アヌンナキがボードゲームに!
記事を読む
超常現象に科学で挑むゲームとムーがコラボ!
グラビティゲームアライズから発売中のリアル科学捜査シミュレーション『東京サイコデミック 公安調査庁特別事象科学情報分析室 特殊捜査事件簿』(以下、『東京サイコデミック』)は、最新の技術を応用した捜査法を駆使して怪事件の真相解明に取り組む作品だ。
その怪事件が人体発火や怪雨現象などのいわゆる奇現象であり、プレビューの資料を見る限り、実際に起きた怪事件をモチーフにした場面も多く、実写映像もふんだんに使用されている。
本作における「超常現象のリアル」は確かな視点に基づいている。
しかし、それらを「科学で解明する」というのはどういうことか?
解明できてしまったら超常現象でもなんでもないではないか?
作品の噂を前に「ムー的なスタンスでいえばどっちなんだろう」という疑問をいだいていたところ、折よく、「ムー」とも縁が深い「ファミ通」より連絡をもらった。なんと、本作の開発チームに話が聞けるというのである!
本作における超常現象をいかに設定し、描いているのか。
グラビティゲームアライズ、ファミ通編集部、そしてムーの鼎談で、ミステリーのツボを伺うことができた。
詳しくは「ファミ通ドットコム」にて公開される2本の鼎談記事(https://www.famitsu.com/article/202407/7449)(https://www.famitsu.com/article/202407/8495)を読んでほしい。話が脱線した結果、「オンラインゲームを運営するならサーバルームに御札を貼っておくべき」という貴重な霊的ノウハウを確認できたことを記しておく。
『東京サイコデミック』でどんな超常現象がどう解明されようとするかはゲームをプレイしてほしいのだが、ここで最初の対象を紹介しておこう。
事件の始まりとしては、こうだ。
ーーとある製薬会社のビル地下駐車場で発見された、奇怪な焼死体。全身が燃えつきるほどの被害にもかかわらず、なぜか足首だけは残されていた。いったい、なぜこのような状態に? 原因はなんなのか? 殺人だとしたら犯人は誰がどのように行ったのか?
そう、これは「人体発火現象:SHC(Spontaneous Human Combustion)」を想起させる事件なのである。
古くは18世紀から、人体(だけ)が高温で焼失してしまう事例は記録されてきた。さらに「ムー」読者なら、SHCについて「体内のアルコール」「アセトン」「蝋燭化現象」など、ずるずると関連ワードを連想してしまうだろう。
本作でのアプローチは科学的な手法に基づき、地道なデータ検証を繰り返して、こういった仮説にも踏み込んでいく。奇現象の発生から仮説、そして結論(といえるもの)に到達する経緯をプレイできるゲームは実に珍しい。
また、超常現象を巡るストーリーの多くは“実写”で表現されている。死体などの描写はいまどきのテレビドラマでは不可能な見せ方をしていて、「大丈夫か!?」と驚いてしまったのだが……ともあれ、監視カメラの映像や、音声や画像などの解析ツールを駆使して細部まで調査するリアリズムは、超常現象という一般的には荒唐無稽な出来事をテーマを扱ううえで、重要な演出要素になっているわけだ。
多くの超常現象、奇現象、怪奇事件を知る「ムー」読者なら、『東京サイコデミック』を通じてオカルト的なセオリーや仮説を迫真に楽しめるだろう。なにしろ先述の鼎談であきらかなように、本作の神崎プロデューサーも、今井監督も、相当に濃いムー民なのだから……。
ファミ通ドットコムでの鼎談でも超・超常現象について語っているので、ぜひ読んでほしい。
https://www.famitsu.com/article/202407/7449
https://www.famitsu.com/article/202407/8495
webムー編集部
関連記事
古代宇宙飛行士説で神話的地球開拓! ボードゲーム「アヌンナキ 神々の曙」で古代神を体験する
アヌンナキがボードゲームに!
記事を読む
異端審問官となり、ヴァンパイアを断罪!ゲーム『ジ・インクイジター』で味わう信仰者の責務と葛藤
中世ヨーロッパ、人々をほの暗い恐怖で覆い尽くした「異端審問」が、21世紀の今、まさかのゲームで復活。与えられた強大な力を行使するのは、あなただ!
記事を読む
マインドコントロール実験だった!? 1981年のゲーム「ポリビアス(Polybius)」をめぐる謎と陰謀/宇佐和通
1981年に、「Polybius」というゲームを遊んだ記憶はないだろうか? 今世紀にリリースされた作品ではなく、昔、薄暗いゲーセンの片隅でーー。
記事を読む
「雷鳴とどろくレッドドラゴン」ムー2023年1月号のカバーアート/zalartworks
「ムー」2023年1月号カバーアート解説
記事を読む
おすすめ記事