歴博の企画展示「歴博色尽くし」に世界唯一“隕鉄100%”の隕鉄剣が登場!(3月12日〜5月6日)

    「色」をテーマにしたユニークな企画展示が開催

    疱瘡絵、勾玉、隕鉄剣!

    「色」をテーマにしたユニークな企画展示が、千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館で開催される。

     企画展示「歴博色尽くし」は、赤、青といった本来的な意味での「いろ」にとどまらず、素材がもつ質感などがかもしだす「つや」、そうしたエレメントが複合して表される「かたち」も含めた広い枠組みとして「色」をとらえ、そうした色のもつ意味、人間との関わりをひもといていく内容になっている。

     テーマが広大なだけに、展示される資料もバラエティ豊か。たとえば「いろ、つや、かたち」の総合作品ともいえる建築の彩色模型もあれば、赤い色に重要な意味が見いだされていた疱瘡除けの「赤絵」もならぶ。さらに1500年もの昔に王や権力者たちの身体を彩った、勾玉や管玉といった装飾品も「かたち」や「いろ」を通してその意味が読み解かれる。

    疱瘡絵(犬張子と鯛車) 歌川広重画 天保末頃(19世紀中頃) 国立歴史民俗博物館蔵
    展示期間 前期(3/12~4/7)
    駄ノ塚古墳出土品より装身具 古墳時代 国立歴史民俗博物館蔵

     歴博ならではの“多彩”な資料がそろう本展だが、なかでも特に気になるのが、鉄隕石(隕鉄)を素材につくられた刀剣、いわゆる隕鉄剣の現物が展示されることだ。
     世界で唯一の、隕鉄だけを素材に日本刀の技法を用いて鍛錬された脇差「天降剱(あふりのつるぎ)」も展示されるというから、こんな貴重なものを目にできる機会を逃す手はない!

    ギボン(ギベオン)隕鉄製の脇差「天降剱(あふりのつるぎ)」 現代 国立歴史民俗博物館蔵

     ほかにも装飾古墳のあざやかな復元模写など、まさに「色」尽くしの資料がならぶ展示は千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館にて、5月6日(月)まで。

    王塚古墳 前室正面戸口右側壁復元模写 原品:古墳時代 国立歴史民俗博物館蔵
    珍敷(めずらし)塚古墳 後室奥壁 復元模写 原品:古墳時代 国立歴史民俗博物館蔵

    企画展示「歴博色尽くし」
    会場:国立歴史民俗博物館 企画展示室A(千葉県)
    会期:3月12日(火)〜5月6日(月・休)
    料金:一般1,000円、大学生500円、高校生以下無料

    詳細は公式サイトから
    https://www.rekihaku.ac.jp/

    webムー編集部

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