琉球王家末裔にして「ユタ」の片山鶴子氏が語る「魂の秘密」

協力=片山鶴子

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    過去約15年間で6万人以上の人に手を差し伸べてきたスピリチュアルカウンセラー、片山鶴子氏によれば、人の魂はちょっとしたことで体から抜けだすという。するとその人は無気力になり、波動も運気も低下してしまう。反対に、魂がしっかりと体に入っている人は明るくエネルギッシュで、願望をどんどん実現させていくそうだ。

    ※上の図は、片山鶴子氏による「魂の浄化ワーク」に使用するイラスト。「ムー」読者のために、片山氏自身が天から降ろして描いた。

    自分の能力を疎ましく思い、自殺を考えたことも

     琉球王家末裔の父と、沖縄の霊能者「ユタ」の血を引く母との間に生まれた片山鶴子氏は、ごく幼いころから「天」の声を聞き、普通の人には見えないさまざまなものを感知することができたという。
     たとえば、その人の心の内。魂の状態。霊などが憑いているかどうか。ご先祖様からのメッセージ。健康状態。また、人間以外のあらゆる存在ともコミュニケーションができる。

     そうした生来の能力と、頼れるリーダー的な資質があいまって、早くも小学生のころから、休み時間になるとクラスメートが片山氏の前に列をなし、順番に悩みを相談していた。
     スピリチュアルカウンセラーとして本格的に活動をはじめたのは15年ほど前で、現在までに手を差し伸べた相談者の数は6万人を超える。また、YouTubeを含むSNSのフォロワー数は24万人以上、初の著書『現実が瞬く間に好転する 浄化の力』(KADOKAWA)はベストセラーになるなど、各方面で大きな注目を集めている。

     そんな片山氏だが、かつては自身の霊能力を疎ましく思っていたそうだ。

    「私がいったことに怪訝な顔をされたり、気持ちが悪いといわれ、化け物扱いされることもありました。この世で生きるには厄介な能力だと思って、ずっと隠してきたのです。でも、この能力が人のためになると知り、霊能者をやると決めました」

     何が転機になったのだろうか。
     じつは片山氏は、結婚してふたりのお子さんに恵まれたものの、家庭内で非常につらい体験をした。悩みつづけて魂が疲弊し、ついには自殺を考えたという。しかし、心を決めて遺書を書こうとしたそのとき、天からメッセージが降りてきた。
     それは「感謝」という2文字だった。さらに、「あなたは絶対に死んではいけない」という天の声が聞こえた。
     だが、心がネガティブに振りきっていた片山氏は、「うるせえ!」と返したそうだ。

    「あなた方の仕事をあなた方がちゃんとやらなかったから、私ががんばって生きてきたのに、こんなに苦しめられたんだ。今さらあなたの話は聞かない。感謝しても何も変わらないし、命も惜しくないから死にます!」

     片山氏の心の叫びに、天はこう応えた。

    「あなたは必ず変わる日がくる。今日から感謝を捜しなさい。そうすればあなたは必ず変わり、人を救う立場になる」

     そういわれても、最初は信じなかったそうだ。しかし、だれかを救う日がくるなら生きる意味があると思い、最後の賭けとして、日常生活の中で感謝を捜しはじめたという。
     すると、精神的な不調が快方に向かい、外出ができるようになった。また、それまで隠してきた自身の霊感によって人を救えるのかもしれないと思えた。
     こうした体験を経て、片山氏はスピリチュアルカウンセラーとして歩みはじめた。

    左は、スピリチュアルカウンセラーの片山鶴子氏。右は、片山氏の著書『現実が瞬く間に好転する 浄化の力』(KADOKAWA刊/税込み1650円)

    魂が100パーセント体に入ると、波動も運気も上がる

     片山氏によるカウンセリングの根幹をなすのは、魂の浄化であり、体から抜けだした魂を本来の場所に戻すことだ。
     魂が体を抜けだす? そんなことがあるのかと、驚く人がいるかもしれない。だが、片山氏の見立てでは、魂の大部分が抜けだし、数パーセントしか体に残っていない人もいるようだ。
     ただ、片山氏も、はじめのうちは魂を見ていなかった。

     話が少し横道にそれるが、片山氏は、霊が憑いているなどの異変を抱えた相談者の前に座ると苦しさを感じる。その場合はお祓いをするのだが、次にその相談者が来ると、祓ったはずなのにまた苦しくなる。そんなことが何回か続いたとき、自分の見方が違うのかもしれないと、改めて相談者をじっと見てみたという。

    「すると、何かが足りないことに気づきました」
     その「足りない」ものは、魂だとわかった。
    「魂はここ(胸の中央)にいます。私にはそう見えます」
     それがなぜ抜けるのか。
    「魂はすごく純粋で、体の中にいるのが楽しくないと、簡単にいなくなります。さっきまで100パーセント入っていても、モヤモヤした気持ちになったり、ムカつくと思ったりすると、その瞬間に抜けていきます」

     魂が100パーセント抜けると、人は死ぬ。また、抜けている量が多いほど無気力になり、心身が不活発になる。
     対して、魂が100パーセント入っている人は明るくエネルギッシュで、本来の自分の力を存分に発揮できる。社会で活躍する人や成功者のほとんどが、そういう人たちだ。

    「この世には、魂が100パーセント体に入ることで波動が上がり、運気が上がるというルールがあります。私は魂を体に戻す技もお教えしていますが、ただ戻せばそれでいいという単純なことではありません」

     技を使って戻したとしても、ネガティブな感情を抱けば、たちまち魂は抜けていく。そしてまた戻す……。このループから抜けだすには、考え方を根本的に変える必要があるようだ。

    「私たちが生を受けたのは、愛と強さを学ぶためだと、天は何度聞いてもおっしゃいます。この人間界で、自分とは違う考え方や感覚をもつ人たちと出会い、お互いに長所も欠点もあるなかで調和を図っていく。それが学びにつながります」

     片山氏によれば、天はその人に最もふさわしい課題を常に目の前に送り込むそうだ。

    「それを乗り越えると、また大変なことが起こります。それは天がもっと、もっとと、私たちが生きている間は課題を送りつづけてくださるからです。
     もしも天が、人間にはポジティブな心だけあればいいと判断されたら、私たちに喜怒哀楽はなかったはず。いろいろな気持ちがあり、みんなが同じではないから学びがあるし、持ちつ持たれつの関係が生まれます。
     人生にはさまざまな出来事が起こりますが、どんなことであれ、あなたのために天がくださった課題だと理解したうえで心を癒していきましょう。そう皆さんにお教えしています」

     片山氏は、魂を100パーセント体に戻す「魂の浄化ワーク」を提唱している。そのワークを行うことで魂が活性化し、好奇心と意欲が湧いてきて、体が自然と動きだすという。また、活力を取り戻した魂は、あなたの願いを際限なくかなえ、幸運や奇跡が当たり前になるそうだ。新たな課題が訪れたとしても、感謝と喜びをもってそれを乗り越えていけるだろう。

    ※月刊「ムー」2026年9月号では、付録を用いたワークをご紹介しています。ぜひ手に取ってご覧ください。

    webムー編集部

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