死後の脳にも記憶は宿っている! 全脳エミュレーションにより永遠の命を獲得できる日も近い!?
生涯忘れることのない思い出は、文字通り脳に刻み込まれたものなのだろうか? もしそうだとすれば、死後に保存された脳からその記憶の痕跡を抜き出して思い出を再現できるかもしれない。
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「ムー」本誌の隠れ人気記事、ブックインフォメーションをウェブで公開。編集部が選定した新刊書籍情報をお届けします。
サトミ 著
著者の実体験に基づく「あの世」の住人との交流録
人は、というかあらゆる生命はいずれ必ず死ぬわけだが、死んだ後にどうなるか、ということに関しては、一応現在の科学ではまったくの不明、ということになっている。だが科学が何といおうと、死んだ後のことは「亡くなった人に直接たずねて」教えてもらえばよい、と著者のサトミ氏はいい、それが当たり前のようにできるというのである! 何しろ「子どもの頃から普通の人にはみえないものがみえていた」というスピリチュアルテラー。著書の『亡くなった人と話しませんか』(幻冬舎)は10万部突破のベストセラーというから、その実力はお墨つきだ。
本書は、「この世と繋がっている」という「あの世」の住人との交流録。著者の実体験に基づくエピソードで、とにかくリアルでバラエティに富んでいる。もしこれがひとりの人間による創作ならば、そんなことが可能な才能のほうが異常だろう。
さて本書によれば、あの世には天国と地獄があるのだが、「ほとんどの人は天国へ行」くそうであるから、その点では安心。と思っていたら、一方で地獄へ行く人の条件というのも、たいていの人に当てはまりそうなもので、背筋が凍る。だが、地獄には落ちなくても、多くの人は死後に何らかの後悔を残しているようだ。それだけに、生きている間に本書に目を通しておけば、死後の後悔をなくせるだろうし、今を生きる人の人生の指針ともなる。生きる不安を抱える人にはもってこいの一冊だ。

(月刊ムー 2026年08月号掲載)
星野太朗
書評家、神秘思想研究家。ムーの新刊ガイドを担当する。
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