銀玉UFO「ブガの球体」が謎の集団によって盗まれかけていた! 明かされる内部構造と新たなる謎… あまりにも不可解な展開

文=webムー編集部

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    現在、オカルト分野で最もホットな話題といっても過言ではない「ブガの球体」。なんと先週末、その盗難未遂事件が発生していた! 発見からわずか数カ月での急展開は、単なる偶然なのか?

    謎の集団が「ブガの球体」を奪いにきた!

     今年3月、南米コロンビア上空に飛来し、地上に着地したことで話題になった未確認飛行物体「ブガの球体」。その後、数人の手を経てから最終的にはメキシコのUFO研究家ハイメ・マウサンの元へと渡り、現在はマウサンの指示でメキシコ国立自治大学(UNAM)による科学分析が進行中だ。

     これまでのところ、球体の外殻が単一のパーツで構成されていることや、光ファイバーのピンが差し込まれていることが判明するも、飛行のための動力源は確認されず、どのような目的で作られたのかも想像できず――と、あまりにも多くの謎が残されたままとなっている。

     そうこうしているうちに、「ブガの球体」と酷似したUFOがコロンビアや中国で目撃が相次ぐ事態に発展。さらに、米軍やCIAによる極秘技術疑惑も囁かれはじめるなど、この数か月にわたり「ブガの球体」をめぐる状況は目まぐるしく動いてきた。

     そして今、またしても「ブガの球体」にまつわる衝撃のニュースが飛び込んできた。なんと、今度は「ブガの球体」が“謎の集団に奪われそうになった”というのだ。

     強奪未遂事件の発生を告白したのは、ムー読者にはおなじみ、アメリカの著名UFO研究者スティーブン・グリア博士だ。6月20日、博士はマウサンが主催するUFO国際会議に出席すべく、アメリカ下院議員エリック・バーリソンとともにメキシコシティを訪問していた。強奪未遂事件は、まさにグリア博士とバーリンソン議員が現地滞在中に発生したという。

     マウサンは、メキシコシティ某所の金庫室で「ブガの球体」を厳重に保管している。しかし国際会議の開催中、警官に変装した謎の集団が、この金庫室をこじ開けて球体の強奪を試みたのだ。幸いにも強奪は未遂に終わり、負傷者もいなかったようだが、それにしても犯人たちはいったい何者で、どうやって球体の保管場所を把握し、そしてなんのために奪おうとしたのか? あまりにも謎が多い展開と言わざるを得ない。

     この事件に強く憤るギリア博士は、すぐに次のような怒りのビデオメッセージを発表している。

    「『ブガの球体』研究に関係している科学者の情報は、すでに法執行機関に提供済みです。調査を妨害すれば、必ず明るみに出て責任を問われるでしょう」

     つまり、グリア博士は窃盗未遂を犯した集団(もしくは彼らに指示をした人物)が、関係者の中にいるのではないかと疑っているようだ。一方、バーリソン議員は、

    「政府や一部の組織が、UFOと異星人に関する情報公開を妨げている可能性があります」「この知識を独占することは正当化できません」

    と懸念を表明。つまり、議員は今回の強奪未遂事件の裏に「ブガの球体」を手に入れて独占しようとする政府機関や組織の関与があったと考えている模様だ。今後、事件の背景が解き明かされる日は来るのだろうか?

    エリック・バーリソン米下院議員 画像は「Daily Mail」より引用

    次々と明らかになる脅威の新事実

     発見からわずか数か月の間に、「ブガの球体」事件は目撃 → 回収 → 移送 → 解析 → 発表 → 盗難未遂、とあまりにも激動の展開を見せている。この急激すぎる事態の推移こそ、球体に寄せられる関心の高さに加え、どのような手を使ってでも自分のものにしたいと考えている人間が数多く存在することを物語っている。

     なお、マウサンに依頼されて「ブガの球体」の分析を行っているメキシコ国立自治大学(UNAM)のロドルフォ・ガリドによって、新しい事実も続々と明かされている。球体は信号の送受信機能を備えている可能性があるほか、自身を包み込むイオンのバリアのようなものを発しており、着地場所では草木や土壌の枯死も確認されたという。

    ついに明かされた球体の内部構造 画像は「Daily Mail」より引用

     また6月20日の国際会議では、球体内部を写した新たな画像も公開されたが、核部分の構造が伝説の発明家ニコラ・テスラが構想した「ウォーデンクリフ・タワー」と設計が似ているという。ウォーデンクリフ・タワーは、電線を使わずに空中や地中を通して電力を送ることができるという装置だ。

     ガリドは、「一度空中に浮遊すると、それを送り出した者と直接交信できるのかもしれません」と語り、「ブガの球体」がウォーデンクリフ・タワーと同様の仕組みで電力の供給を受けて動いている可能性を指摘。しかし、「中身を確認するために半分に割ってみることはしません」と非破壊検査に徹することを表明している。

    ロドルフォ・ガリド 画像は「Daily Mail」より引用

     いずれにしても、あまりにも不可解かつ高度なテクノロジーが詰まった「ブガの球体」は、人類にとって極めて重要な物体として認識されつつある。狙われた理由こそが、その正体に迫る手がかりになるのかもしれない。事件を受け、UNAMの科学者たちは「ブガの球体」の保護体制を強化するよう訴えている。引き続き、今後の展開からも目が離せない。

    【参考】
    https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-14839219/Men-attempt-steal-sphere-shaped-UFO.html

    webムー編集部

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