時間を反射し、超常現象を連発させる「コズイレフミラー」の謎！ 旧ソ連で行われた極秘実験の成果
伝説的天体物理学者は、強制収容所で過ごした10年で時間の謎を解明したのか？ その理論を証明するために考案された円筒形の鏡に入ると、意識が変容し、上空にUFOが現れるなどの超常現象が起きるという――。
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ソ連崩壊の前夜、軍事訓練中にUFOが撃墜されていた――。その結果、悲惨なことに訓練中の23名の兵士が“石化”したというエピソードに再び注目が集まっている。
一体化したエイリアンが爆発し兵士が“石化”
2000年にCIAによって機密解除された文書には、約35年前に旧ソ連軍の部隊が訓練中にUFOを撃墜し、その後に実に恐ろしい出来事に見舞われた事件について記されていた。先日、人気ポッドキャスト司会者のジョー・ローガン氏が取り上げたことで、改めて本件に大きな注目が集まっているようだ。詳細についておさらいしておこう。
機密文書によると、シベリアで行われたソ連陸軍の定例の軍事訓練中、とある部隊の上空に円盤型の「低空飛行宇宙船」がなんの前触れもなく現れたという。
部隊の兵士の１人が携帯式防空ミサイルをUFOに向けて発射すると、それが見事に命中した。被弾したUFOは落下し、部隊から少し離れた場所に墜落した。
そしてここからさらに恐ろしい展開を迎えることになる。事件を生き延びた２人の兵士の証言によると、UFOの残骸から「大きな頭と大きな黒い目」を持つ５体の小柄なヒューマノイドが現れたという。いわゆる典型的なグレイタイプのエイリアンだったようだ。
「（出てきた）エイリアンたちは身体の自由を取り戻したところで互いに接近し、やがて一つの物体に融合して球形になった」と文書には記されている。
「その球状の物体は鋭いブーンという音と、シューという音を発し、やがて真っ白になった。数秒後、球体はさらに大きくなり、非常に明るい光を放って爆発した」（文書より）
すると、爆発の光を浴びた兵士たちに異変が起きた。近くにいた兵士たちはなんと石化してしまったというのだ。
「まさにその瞬間、爆発を目撃した23人の兵士が石柱に変わった」（文書より）
少し離れた場所の物陰にいた２人の兵士は爆発の光を直接浴びることなく石化を免れ、この証言を行ったのである。
文書によると、ソ連時代の諜報機関「KGB」はUFOの残骸と「石化した兵士たち」を回収し、モスクワ近郊の秘密研究機関に搬送して分析を行ったという。
「専門家たちは、地球人にとって未知のエネルギー源が兵士たちの生体構造を瞬時に変化させ、分子組成が石灰岩と変わらない物質に変えたと推測している」（文書より）
CIA当局者は、この衝撃的な戦闘を「地球外生物による恐ろしい復讐であり、身も凍るような光景だ」と評した旨も記されている。
CIAは「この極めて脅威的事件は、地球を訪れる宇宙人が米国政府の想定をはるかに超える兵器や技術を保有していることを証明している。彼らは攻撃を受ければ逆襲してくることが示唆される」と言及している。
疑われる文書の出所
崩壊が近づいていた体制末期のソ連で、UFO事件と兵士の石化という衝撃的な事件が本当に起きていたのか。そもそも、どのような経緯でCIAがこのソ連の極秘レポートを入手できたのだろうか。
文書の冒頭には、1991年のソ連崩壊時、最後の最高指導者であるミハイル・ゴルバチョフの失権と時を同じくして大量のKGBのファイルがCIAに渡ったことが記されている。つまり、この文書もその中の一つだったことが示唆されているのだ。
なお、この文書の内容はKGBが作成した機密文書であるように見なされているが、情報源として、ウクライナの新聞「KIEV HOLOS UKRAYINY」とあり、同じくウクライナの新聞「TERNOPIL VECHIRNIY」の記事「COSMIC REVENGE（宇宙の復讐）」である旨も記されている。
さらに、この事件はかつてアメリカとカナダで発行されていた週刊タブロイド紙「Weekly World News」の記事と同じ内容である旨にも言及されており、同紙の娯楽読物としての創作である可能性も捨てきれない。
信頼できる情報源からの裏付けが得られるまでは鵜呑みにはできない文書ということにもなりそうだが、いずれにせよソ連末期のシベリアを舞台にした実に興味深いUFOエピソードである。