気軽に妖精の世界と触れあえる場所へ! 栃木県宇都宮市「うつのみや妖精ミュージアム」/日本不思議再興計画

文=中村友紀

地域:

    各地のムー的ミステリースポットを紹介!

    妖精研究の第一人者、井村君江氏の資料も収蔵

     日本における妖精研究の第一人者、井村君江氏から寄贈された1万点以上の絵画や書籍と、実業家・齋藤文男氏寄贈の陶磁器や美術品をもとに作られた「うつのみや妖精ミュージアム」。両氏の出身地である栃木県宇都宮市の中心街、宇都宮二荒山神社東側のうつのみや表参道スクエア5階にある。足を運びやすい場所だ。
     館内には、妖精博士が研究・収集した妖精に関するデータが閲覧できる「妖精博士の部屋」や、100年以上も前の絵画や本、現代アーティストが製作した妖精に関するアートが常設された「アートサロン」などがあり、だれでも楽しく妖精について知ることができる。

    アートサロンには、コティングリー妖精事件の写真も展示されている。
    妖精に関するデータが閲覧できる「妖精博士の部屋」。奥に見えるのはライブラリー・コーナーだ。

     展示のひとつに、体験型の「不思議な妖精図鑑」がある。
     アイルランド、イングランド、スコットランド、コーンウォール、ウェールズ、マン島各地に伝わる妖精の伝承が書かれた不思議な本で、読みたいページに触れるだけで自動的にめくれていく。紹介される妖精たちは大きさも性格も、そして姿もバラバラで、リアルな現地の妖精の姿に触れることができるだろう。

    「不思議な妖精図鑑」。触れるだけでページがめくられていく。

     また、寄贈図書などが自由に閲覧できる「ライブラリー・コーナー」もあり、妖精の研究書や画集、絵本は自由に手に取れるので、興味をしぼって調べものをするのもOKだ。

    「魅惑された笛吹」(ウィリアム・ホームズ・サリヴァン /1882年)。音楽に合わせて妖精たちが輪になって踊っている。


     さらに毎月第一土曜日には、井村君江名誉館長によるギャラリートークも行われており、これはファンに見どころを堪能できる。入場は無料なので、だれもが気軽に楽しめるだろう。

    アーサー・ラッカム絵『ゴブリンマーケット』を元にアレンジした仕掛け絵。斜めから見るとたくさんのゴブリンが出現する。

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    https://web-mu.jp/mu-tabi/

    (月刊ムー 2026年11月号)

    中村友紀

    「ムー」制作に35年以上かかわるベテラン編集記者。「地球の歩き方ムー」にもムー側のメインライターとして参加。

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