壁の穴から恐怖の目がにらむ! UMAか霊獣か、視線の正体めぐりメキシコで大激論!
メキシコの整備工場で、従業員が背後に感じた無気味な視線。壁の穴からこちらを覗く“謎の目”の正体は幽霊か? 精霊か? それとも──。
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UFOやUMAなど、“超自然的な存在”の目撃情報が絶えないオカルト大国・メキシコ。今度は「道路を横断するエルフ(あるいはゴブリン?)」の姿が激撮された!
今、メキシコ北東部ヌエボ・レオン州モンテレイ市の農場に設置された監視カメラの映像が世界を戦慄させている。問題の映像を確認すると、両脇に草木が生い茂った小道が映し出されるのだが、左側の茂みから突然出てきた“小人のような黒い生物”が小道を横切り、反対側の茂みへと消えていくではないか。この映像は今年1月に撮影されたが、5月に入ってSNS上で公開されたことにより、大きな議論を巻き起こすことになった。
元の映像が粗いため、謎の生物の目鼻立ちはおろか輪郭もはっきりしていない。ただ、直立二足歩行で移動しているように見える。尻尾も見当たらず、猫や小型犬などの小動物とは明確に体の構造が異なるようだ。
ネット上では「既知の小動物の見間違いではないか」と指摘するコメントもある一方、神話上の存在ながら世界中で目撃例が寄せられている「エルフ」だと推察する声も。エルフといえば、一般的に帽子や服をまとった小さな存在として知られている。今回の小人の輪郭がぼんやりしていたのも、妖精のように柔らかな服を着ていたため体のラインがはっきりしなかったのかもしれない。
また、これを「ゴブリン」と考えても辻褄は合う。ヨーロッパの民間伝承にあるゴブリンは、森や木立に棲むとされ、種類によってはいたずらを好むといわれている。農場近くの木立にひっそりと暮らすゴブリンが、人間を驚かせてやろうとその姿を意図的に監視カメラの前に現したのか。いずれにしても、エルフやゴブリンは超自然的な存在。やはりメキシコには、人智の及ばぬ世界が広がっている可能性がありそうだ。
メキシコで超自然的存在を認めているのは市民だけではない。2023年3月には、イダルゴ州ウアスカ・デ・オカンポのフランシスコ・マヨラル・フローレス市長が突如「ゴブリンの死骸」を公開。小さな体格に尻尾をもち、耳の形や、手足の5本指は人間に近い。市長は南米に伝わるゴブリンに似た存在、「ドゥエンデ」や「ナクアル」の胎児かもしれないと語っていた。
さらには同国のアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領までもが、工事現場に現れたという「妖精の写真」を公開したことがある。木の上で目を輝かせている無気味な存在について、大統領はマヤ文明の伝説に登場する妖精「アルクス」である可能性を指摘していた。残念ながら写真は過去にネット上で出回ったものと同一であることが判明したが、一国を支える大統領が公然と妖精の存在をアピールするのは異例といえるだろう。
もはや国を挙げて未知なる存在を認めているといっても過言ではないメキシコ。道路を横断した黒い小人について、地元当局がどのような見解を示すのか気になるところだ。
webムー編集部
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