ペトログリフだらけのアラスカ海岸の謎! 8000年前に地球にやって来た宇宙人の痕跡か!?
水辺の生物や自然を観察しながら散策するのは楽しいものだが、北米の先住民族が暮らす海岸の岩場では、ユニークな古代のペトログリフを見物することができる。8000年前に彫られたとされる数々のペトログリフは、
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アラスカの地下深くには巨大ピラミッドがそびえ立っているのか――。かつてアンカレッジに配属された元諜報員が衝撃の暴露発言を行っている。
UFO/UAPにまつわる内部告発が米空軍など政府関係者の中からも続々と発せられる時代を迎えているが、元諜報員からはアラスカの地下に隠された巨大ピラミッドの存在が暴露されている。
現役時代に米政府の諜報員であったダグ・ムチュラー氏は、スパイ活動とテロリズムの専門家として1989年9月にアラスカ州アンカレッジ郊外にある陸軍基地、フォート・リチャードソンに配属された。
新たな配属先でエージェントが最初に行うことは、業務分野に対する自身の方向性を見つけることであるという。ムチュラー氏は、まず周辺の地理を把握するために資料庫から軍の地図を借りて詳しく見分したのだった。
軍事的にも重要な場所を当たっていたムチュラー氏は、アラスカ山脈デナリ山一帯の山岳地帯に白く塗りつぶされているエリアがあることに気づき、すぐに疑惑が生じたとという。
「このエリアはこれまで未調査」と記された空白地帯が気になったムチュラー氏だが、諜報員としての勘でこのエリアは調査されていないのではなく、軍事機密に関わる場所なのだと理解したのだった。
「私には防諜の経歴があるので、彼らが何かを隠していることはわかっていました」とムチュラー氏はかつてのインタビューで語っている。
この場所にいったい何があるのか興味深くもあったが、すぐにも本来の職務が忙しくなりはじめ、それどころではなくなった。
忘れかけていた疑惑が再燃したのは1992年になってのことであった。
1992年5月11日、中国によって威力1メガトンという史上最大の地下核実験が行われた。その威力は広島に投下された原爆の70倍である。爆発の衝撃波はアラスカまで届いていたことが地震分析装置によって検知され、各種メディアが一斉にこの地下核実験を報じた。
この日たまたま地元テレビ局のニュースを眺めていたムチュラー氏だったが、興味深いことに番組のキャスターは「アラスカでギザのピラミッドよりも大きい『ピラミッド』が発見されました」と言及したのである。つまり、地震波の測定によってアラスカの地中に大きなピラミッド状の構造物が埋まっていることが判明したというのだ。その不気味なピラミッドは高さ約170メートル(550フィート)あると言われており、ギザの大ピラミッドより20メートル(70フィート)以上も高いという。
ニュースキャスターが語るこのレポートが妙に気になったムチュラー氏は、少し考え込んでから配属直後に見た地図の空白エリアを思い出して頭の中の靄が晴れたのだ。ニュースで解説されていたその場所は、あの空白のエリアにおおよそ重なっているようであった。
その翌日、ムチュラー氏はあのニュースの続報を待ち望んでいたが、地下の巨大ピラミッドについてどのメディアでも一切触れられなくなっていた。
あまりにも気になったムチュラー氏は帰宅途中に地元のテレビ局を訪ね、地下核実験の日の報道の録画映像をリクエストしてみたのだが、係の職員は録画は残っておらず、番組でアラスカのピラミッドを報じた事実はないと否定したのだった。
公式な調査ではないのでそれ以上は追求できず、うなだれて帰るしかなかったムチュラー氏だが、やりとりをどこかで見ていたらしいスタッフの女性が近づいてきて、人目をはばかるようにムチュラー氏にこっそり耳打ちしてくれたのだった。
女性によれば、当日のニュース番組終了後に2人の男が放送室に入ってきて録画テープを持ち去ったというのである。何らかの勢力がアラスカのピラミッドの存在を隠蔽しようと動いたことは明らかであり、以降この一件がムチュラー氏の頭を離れることがなくなったのだ。
そして1993年、ムチュラー氏は軍事記録の膨大なコレクションの本拠地であるメリーランド州のフォート・ミード陸軍基地を訪れる機会が得られ、好機到来とばかりに施設のアーカイブからアラスカの地図や資料を借り、問題の空白エリアについて情報収集に取り組んだ。
施設内のデスクで資料にあたっていたムチュラー氏だったが、しばらくしてダークスーツ姿にサングラスをかけた2人の男性がやって来ると「あなたにはそれを所持する権限がない」とムチュラー氏に言い放ったのだ。そしてデスクの上の資料を取り上げて回収し、ムチュラー氏が書き留めていたメモを破り取って没収したのである。
絶対に逆らうことのできない勢力に阻まれていることを理解したムチュラー氏は、アラスカの地下ピラミッドの探求を諦めざるを得なかった。
それから20年の歳月を経て定年退職したムチュラー氏は、再びアラスカの地下ピラミッドの謎に取り組みたいと思い、エミー賞受賞歴のあるドキュメンタリー作家で調査ジャーナリストのリンダ・モールトン・ハウ氏に連絡し、事の経緯を話した。彼女はUFO研究家としての活動と、陰謀論研究者としても有名な人物である。
ムチュラー氏の話を聞いたハウ氏は、さっそく幅広い人脈を使ってアラスカの地下ピラミッドについての情報を各方面から求めた。
するとある日、ハウ氏は匿名の人物からの電話を受けたのだった。
「東海岸の人から、アラスカの地下に巨大なピラミッドがあるという連絡を受けました。それは誰も知らないほど古いものです。それは堅固な黒い石で作られていることから、彼はこれを『ダークピラミッド』と名付け、基底部から先端まで高さ550フィートの巨大な巨石がそびえ立っていると説明しました」(ハウ氏)
アラスカの地下に眠る謎の巨大ピラミッドについて遂に第三者からの情報が得られたのだが、現地を調査することは民間人には事実上不可能だろう。そして、もしそこに巨大ピラミッドがあるとすれば、誰が何の目的で建立したのだろうか。さらに、そのサイズと場所から古代遺跡であるとも考え難く、とすれば地球外起源であることも疑われてくる。この件について今後何らかの進展が見られることがあるのか、気に留めておきたい。
【参考】
https://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/black-pyramid-larger-giza-structures-31152273
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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