飯田譲治が語る「超能力の真実」 TVアニメ「NIGHT HEAD 2041」放送記念インタビュー
超能力を持つ者の苦悩を描いたTVドラマ「NIGHT HEAD」が、新作TVアニメ「NIGHT HEAD 2041」となって復活! 近未来を舞台に、超能力者と精神エネルギーを否定し取り締まる国家保安隊が
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地球人と地球外知的生命体がいかに出会い、交流するのか、すべきなのか──? 「ムー」のみならず地球人類共通のこの課題に取り組んだ(!?)『映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』のDVD&Blu-rayが2月19日に発売される。主人公はUFOや異星人にも興味津々な少女で、おそらく作中に「ムー」があれば愛読者になったと思われる星奈ひかる(キュアスター)。そのひかるが、宇宙船に乗ってきた異星人のララをはじめとする仲間たちと友情を育んでいくストーリーは多様な関係性、包容での友情を描いている。 そこで、主人公・ひかるを演じる成瀬瑛美さんに、「ムー的なみどころ」を聞いた。
目次
――成瀬さんとは、でんぱ組.inc関連で、何度か「ムー」とご一緒したことがありますね。
成瀬瑛美(以下、成瀬) 三上編集長に私たちの番組に出てもらってオカルトについての話をしていただいたり、ライブツアーが宇宙をテーマにした内容になっていて、ムーさんに協力してもらったんですよね。「ダークマターとは……」とか私たちがめちゃめちゃ詳しく宇宙について解説したりして、ファンの人も戸惑ってるみたいな(笑)。そんな形でお世話になってます。
――成瀬さんはオカルト、ミステリーに興味はあるんですか?
成瀬 でんぱ組.incには「ムー」のグッズを集めてるメンバーがいたり、スピリチュアルが流行って「スピってるね~!」っていいあったりするようなグループなので、私も大好きですね。特にタロットや占いが好きでちょくちょく占ってもらってます。
――「ムー」の存在を知ったのはいつごろですか?
成瀬 小さいころから知ってました。お母さんが漫画が大好きな人で家にたくさん漫画があって、小さいころから読んでたんですけど『僕の地球を守って』(日渡早紀)という漫画に「ムー」みたいな雑誌が出てくるんです。不思議な力を信じる方たちがみんなその雑誌を読んでて、こんな本があるんだ!って。
――「ムー」をモチーフにした「ブー」っていう雑誌が出てくるんですよね。そこの読者投稿欄に投稿したことで、前世に仲間だった異星人の仲間が出会うっていう物語で、連載当時、ムー界隈でも話題になりました。
成瀬 それを読んで、そういうすごい遠い星から来た人たちが読んでる雑誌なんだ!って思ってました。
――異星人が読んでる雑誌だと……! 実際に不思議な体験をしたことはありますか?
成瀬 まさに今、プリキュアを演じていることがそうなんです!
私、小さいときから自画像を描いてて、今もサインの横に描いたりするんですけど、その自画像の頭に必ず星形の髪飾りを付けるんです。それは子供の頃から決めていて。自画像にはずっと、星の髪飾りを描きつづけてたんです。初めて私が演じるキュアスターを観たとき、ひかるちゃんも星の髪飾りをつけていたから、これは運命だ!って思いました。
あと、私のいちばん最初の記憶が折り紙を星形に切り抜くっていうものだったりもして。3歳ぐらいの記憶で、冬にストーブの前で折り紙を折ってるんです。
――幼いころから星に縁があったというわけですね。
成瀬 あと、さっき話したライブツアーもそうですし、他にも宇宙をテーマにしたフェスでメンバーが講義をするのを観に行って天体観測をしてたり、数年前から宇宙にまつわることに関わる機会が多くなってたんですよね。
――予兆みたいなものがあったというか。
成瀬 そう。知らず知らず勉強して知識もついていたっていうか。そしたらプリキュアのオーディションに行くことになって、そのとき次回作は宇宙がテーマだって聞いて驚いたんです。
それで、オーディションが終わって、結果を待つあいだが数日間あったんですよ。そのあいだに、でんぱ組.incのメンバーと、岩手県の伝承園というかっぱの里に行ったんです。番組のロケとかじゃなくて、ライブツアーで東北をまわったときに、そのついでにみんなで岩手をまわろっかって、行くことになって。そこにはかっぱを捕まえる資格を持ってるおじいさんがいて、いろいろ教えてもらったり、かっぱを捕まえる釣り竿にキュウリがついてる竿を借りて写真撮ったりして。
――観光地みたいになってますからね。
成瀬 そうなんです。で、そこで、かっぱの神様に「プリキュア、受かりますように!」ってお願いしたんです。そしたら、数日後に合格の連絡ををいただきました! それでアニメが始まったら、主人公がいちばん最初にかっぱと出会って戦うっていう。
――確かに、カッパードというかっぱの姿の異星人が!
成瀬 わーっ! かっぱ出てきた! かっぱの神様にお願いしたからだー!って思いましたね。
――かっぱは水神と言われる水の神様なんですが、不幸を水に引きずりこんで、幸福を与える福の神として祀っている神社もあります。
成瀬 そうなんですね! ガチの祈りを捧げたのがよかったのかも。そのあと、プリキュアのお仕事が決まってから、なぜか急に高尾山に行きたい!と思って行ってみたら、天狗がいっぱいいて。天狗もプリキュアに出てくるやん!って思って、びっくりしました。天狗をモチーフにしたテンジョウというキャラクターもいるんですよ。
――あと一つ目小僧っぽいキャラもいますよね。
成瀬 アイワーンですね。だから一つ目小僧も、そのうちきっと出会うと思ってます。
――怖いって感覚はないんですか?
成瀬 意外とないですね。ワンチャン、仲間になれるかも?っていう気持ちがあるんです。幽霊はさすがに怖いですけど。宇宙人も見たことないですけど、私も、もし会ったら、ひかると一緒で、近づいちゃうと思いますね。
成瀬 あと、言霊もすごく信じてます。でんぱ組を始めてすぐの頃って、マジでメンバーよりお客さんが少ない時期があって。普通にメンバー5人に対してお客さん4人とか。めちゃくちゃ人気がなかったんです。
でも、私たちのプロデューサーのもふくちゃんが、「武道館でライブをやろう!っていいつづけると言霊の力でマジでいつかできるよ」っていいだして、みんな「よし、じゃあいってこう!」ってなって。
ライブで「私たち武道館でライブをやります!」っていいはじめたら、あれよあれよという間にファンが増えて、遂に武道館でライブができたんです。
――それはどれぐらいの期間で実現したんですか?
成瀬 言ってから1年と数か月、2年かからないぐらいです。
――すごいスピードですね。
成瀬 それでメンバーも「言霊ってあるね!」「ヤバいね~」ってなったんです。
それとは別に、私は小さい頃からプリキュアが大好きで、プリキュアになりたい、プリキュアになりたい、プリキュアだよ私は!って思いつづけてたんです。それはアイドルになってからも、いろんなところでいいつづけてました。
秋葉原ディアステージっていうカフェがあるんですけど、でんぱ組は、最初のころ、そのお店で働きながらライブをやってたんです。そこに来てくれるお客さんにはいつも「私、プリキュアになりたいし、絶対なるんだー」っていいつづけてました。それとインタビューで目標を聞かれたら、「プリキュアになることです!」っていつも答えてました。
あと、道ですれ違った子供たちにもいってました。「私、プリキュアなんだよー」って(笑)。
――それ、かなり怪しい人ですよ!
成瀬 そう、ほんと今がなかったらただのヤバい人です。「うちの子に何いってるの!」ってなってもおかしくないですよね。
――でもそうしていいつづけてたら、本当にプリキュアの声優になれた……。
成瀬 もちろん、その力だけではなくて、時代の流れとか運命とかキャラとの相性とかで選んでいただいたと思うんですけど。
――最近、「予祝」という先に祝う、たとえば祝賀会を合格前にやると、結果が付いてくるような、先取りの験担ぎが流行っているんですけど、それに近いですよね。実際に起こる前にいいつづけることで既成事実にしてしまうっていう。
成瀬 あーっ、それ! 高校受験のとき、まさにそれでした!
――あっ、そっちも経験されてますか。
成瀬 県内でもかなりレベルの高い高校を受けたんですけど、受験の前日に「先にみんなでパーティーしよう!」って、塾の友達みんなでおいしいものをたくさん食べたんです。そのあと私はご褒美に、ずっと飼いたかったハムスターを買いに行って、やったーって気持ちのまま次の日、受験に向かって無事受かりました。
――まさにそれ、予祝です。
――子供の頃からプリキュアを見続けてきたプリキュア好きの成瀬さんから、おそらくプリキュアにあまり接点がないであろうムー読者に向けて、映画の見どころを教えてください。
成瀬 今回、世界の不思議な場所が出てくるんです。ひかるちゃんは、もし彼女たちが暮らす世界に「ムー」があったら、絶対読んでるだろうっていうぐらいオカルト好きな子なんですが、今回の映画でも、みんなと一緒に世界の不思議スポットに行くシーンがあったりします。かわいいスイーツのお店とかじゃなくて、ナスカの地上絵をみんなと見たい!って(笑)。
――ひかるのお父さんもミステリー研究をしてるんですよね。
成瀬 UMAを研究しています。その影響で、ひかるちゃん本人もすごくUMAが好きなんです。
――そういえば、彼女の部屋のシーンで、壁にUFO出現マップが貼ってあるのを見たんですけど、それが北米の地図だったんですよ。北米だけの地図を飾るってマニアっぽいですよ。
成瀬 嬉しい! そうなんです! コアな知識を持ったオカルト少女なので、オカルト好きな人が見たら、わかる!っていう、面白い部分がいろいろあると思います。同じ「ムー」を読む民として、見守っていただきたい!
――彼女の暮らす世界に「ムー」みたいな雑誌があるとしたら、絶対読んでるはずだと。
成瀬 はい。なんならキーホルダーも持ってそう!
――そういえば、今回のプリキュアはメンバーも異星人がいるんですよね。
成瀬 そうなんです。5人のうちふたりが異星人です。ひとりは特殊な触覚が頭に生えていて、もうひとりは獣人型なんです。この映画では、異星人のプリキュアとの価値観の違いとかも描かれています。
――あと、仲間のフワは最初、ケセランパサランからユニコーンのような幻獣に変身したんですよね。どちらも見るとラッキーなUMAですよね。
成瀬 そうだ! 私、ケセランパサランも見たことあるんです! 子供のとき『地獄先生ぬ~べ~』が流行ってて、ケセランパサランを知ってたんですよ。そしたら、友達の家のテレビの上を飛んでたんです! ケセランパサランが! で、ふわっとつぶさないように捕まえて、ペットボトルに入れました。
中に入っても動いてて、フタを締めて置いていたんですけど、次遊んだときに見たらなくなってたんです。あれ?って。
――ケセランパサランがおしろいを食べて増えた、なんてエピソードもありますが……。映画ではUMAならぬ、ユーマという未知の生物が出てきますが。
成瀬 ユーマは言葉を話さないのに感情っていうものが表情から伝わってくるし、私は感情移入しすぎちゃって、今も取材とかでユーマの画像を見るだけでも、めちゃくちゃ愛しくて抱きしめたくなります。でもこの映画を観たらみんなそんな気持ちになると思う。私もアフレコしながら、ストーリーに入り込んで、胸が打たれるので夢中になっちゃいました。
プリキュアが好きで、映画も全部観てて、大ファンでもある立場からいわせてもらうと、プリキュア映画って、見どころが毎回違うんですよ。歴代のキャラが出てくるところが見どころとか、熱すぎるバトルが見どころとか、今回もバトルは見どころなんですけど。
で、今までプリキュアシリーズの映画で、いちばん心に訴えかける作品だと思う。いちばん泣けますね。胸に来るというか。お話がしっかりしてるので、子供映画だと思って観ちゃうと、大人も号泣しますよ!
成瀬 プリキュア映画には、ミラクルライトというアイテムが出てくるんです。それを子供たちが映画館で振ると、プリキュアがパワーアップするんです。
――入場時に子供たちに配られるペンライト的なグッズですよね。クライマックスで観ている子供たちがそれを振ることで危機を乗り越えるっていうシーンがプリキュア映画には毎回、お約束のように盛り込まれているんですよね。
成瀬 その不思議なパワーを信じてくれてる子供たちがミラクルライトを一生懸命振って、プリキュアが変身した姿を見てすごく喜ぶって流れが、魔法的というか。
――たしかにあの光景はある種の魔法、魔術のようなところがありますよね。集合的無意識が作用していそうです。
成瀬 映画によってミラクルライトを振るタイミングが違って、「みんな、今、振って!」とプリキュアが声をかけたり、いろんなパターンがあるんですけど、今回は子供たちが自らの力を信じて、スッと自分でライトを挙げてほしいなっていうのが私たちの想い なんです。
あの場面は、大人も感慨深いものがあります。この子たちは魔法を信じてる!っていうことを実感できるっていうか。ムー好きの民は絶対感動すると思う。映画館がある種、特殊なパワースポットになってるんで、ぜひ観に来たほうがいいですよ! あと異星人の方も、これを読んでたら、ぜひ観に来てくださいね!
公式サイト https://www.toei-anim.co.jp/tv/startwinkle_precure/
<作品紹介>「ヒーリングっど♥プリキュア」、「スター☆トゥインクルプリキュア」、「HUGっと!プリキュア」が巻き起こす不思議な1日からの脱出大作戦!?
2020年2月2日(日)から放送開始の「ヒーリングっど♥プリキュア」(毎週日曜朝8時30分よりABCテレビ・テレビ朝日系列にて)が早くも映画に初登場! 今日は楽しい土曜日♪のどかは、ちゆとひなたと宿題をしたあとにお花見!のはずだったんだけど……。そこへ突然、謎の敵・リフレインに追われて困っている精霊ミラクルンがあらわれた!その姿をみて、のどかは『ミラクルンを助けたい!』と強く決意する。
手強いリフレインに悪戦苦闘している時、「スター☆トゥインクルプリキュア」と「HUGっと!プリキュア」のみんなも駆けつけてくれて、なんとかピンチを脱出!と思ったのに、時間が戻されてしまい〈今日〉がまたはじまっちゃった!? どうやら全てのカギを握っているのは、ミラクルンが生み出すミラクルンライト!? ミラクルンを助けるため!そして〈明日〉へ行くために、13人のプリキュアが立ち上がる!!
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