北米で2月に「チクタクUFO」が再出現していた! カナダ首相の“黒塗り”メモで発覚、米軍が撃墜後も動き続けた「UAP #20」の謎
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文=遠野そら
怪奇事件や心霊体験の報告が後を絶たないイギリス。幽霊が住み着いている家はむしろ高値で取引されることもあるというが、なかにはその凄まじいポルターガイスト現象に、命からがら逃げだした一家がいたようだ。
事件は、イギリス・ノースヨークシャー州ティーズサイドの閑静な住宅街で起きた。昨年(2021年)11月、築60年の一軒家に越してきたローレンス・ロスさんと夫のステファン、長男のカレブ(6歳)、長女のアラベラ(4歳)一家は、すぐにこの家の異変に気がついたという。
最初はありきたりなポルターガイスト現象だったそうだ。だれもいないはずの部屋で電気が勝手に点灯する、いつの間にか物が移動している、というような“だれか”の気配を感じる程度だったという。しかし、日を追うごとにこれらの現象は徐々にエスカレート。悪意と危険性が増大していったのだ。
引っ越しから約2か月が経つと、まず長男のカレブに夢遊病のような症状が現れた。夜中に目を覚ましたかと思うと、ひとりでフラフラと階段の上に立ち、何かをジッと見つめているというのだ。
「息子は見えないだれかと話すようになりました。それまでは一晩中寝る子だったのに……。他にも『寝室にだれかがいる』といって泣き叫ぶなど、あまりにも異様でした」
すると今度は4歳の妹のアラベラにもおかしなことが起こる。「猫を見た」といって起きてきたアラベラの体に、謎の引っかき傷が残されていたのだ。むろん一家は猫を飼っていない。
またローレンス自身も、身に覚えのない痣が体にあちこちにできるようになったのだ。画像を見ると、つねられたようなものから、長さ15〜20センチほどのものまで様々である。腕の内側と、ふくらはぎのものは、小さなあざがアーチ状に連なっており、まるでだれかが力いっぱい掴んだように見える。
一家はその後も数々の怪奇現象に悩まされながらも、部屋に塩を撒くなどしてなんとか耐えてきたそうだ。
だが、今年6月下旬。ついに命の危険をも感じる事件が起きてしまう。
「ある日、寝ていたらだれかが私の喉奥に何かを押し込んだのです。窒息して死ぬかと思いました。また、次の日には、自室で寝ていたカレブが『離して!』『僕のことは放っておいて!』と叫び出したのです」
その日はちょうど近所に住むローレンスの母と弟が遊びに来ていた。彼女は驚かせないよう、「カレブは悪夢でも見ているんだわ」などといってごまかそうとした——、その途端、バタン! とバスルームの照明が一気に消えてしまったのだ。
「もう限界でした。このままでは家族の命さえも危ないと思い、朝を待たずに家から逃げたのです」
彼らは、持てるだけの荷物を持ってローレンスの実家へと逃げたのだ。
その後夫婦は、地元の非営利団体「ノースイースト超常現象研究会」へ調査を依頼。現地調査の様子を一部動画で公開している。
撮影場所はバスルームだ。ローレンスはひとり座っており、調査チームは霊に対し様々な質問を投げかけている。
「冷蔵庫を開けたのはあなたですか?」「ローレンスさんに今すぐこの家から出ていってもらいたいですか?」といった質問に対し、ライトを点灯させ反応している様子が映し出されている。
それによると、嫌がらせはすべて霊の仕業で、一家を快く思っていなかったことが明らかになった。ライトはパッと点灯するのではなく、ちらつくように点灯していたこと、そして調査に同行したローレンスの体には再び謎の痣が現れたことから、調査チームの自作自演である可能性は低いそうだ。
今なお、霊の正体は不明だというが、一家にとってはトラウマ級の恐怖体験である。しかし、最も可愛そうなのは長男のカレブだ。家族全員が被害にあっているが、カレブはどことなく別枠である。「離して」「僕のことは放っておいて」と叫んだとあるが、もしかしたら異世界へと引きずり込もうとしていたのかもしれない。
彼女たちが暮らしていたアクラムは可愛らしいレンガ造りの家々が並ぶ地域であるが、古くから怪奇現象が絶えず、週末には“ホラースポット”としてちょっと変わった観光客がやってくるという。
しばらくはキャンピングカーで生活を続けていた一家だが、現在は次の住居を見つけ落ち着くことができたそうだ。だが、カレブは今も怖がって2階には上がれないでいるという。
遠野そら
UFO、怪奇現象、オーパーツなど、海外ミステリー情報に通じるオカルトライター。超常現象研究の第一人者・並木伸一郎氏のスタッフも務める。
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