不死者にしてタイムトラベラー! 社交界の怪人サン・ジェルマン伯爵の謎/羽仁礼・ムーペディア
毎回、「ムー」的な視点から、世界中にあふれる不可思議な事象や謎めいた事件を振り返っていくムーペディア。 今回は、18世紀のフランスで“社交界の花形”としてもてはやされ、「不死の人」と噂された怪人物を取
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分厚い南極の氷床下に眠る巨大な湖。ロシアチームが謎の怪物に襲われた! それはいったい何だったのか?
その驚愕すべき記事が掲載されたのは、2016年11月30日付のイギリスの新聞「Express」紙だった。
南極大陸の地下にあるボストーク湖で、「有機体46−B」と呼ばれるタコに似た体長10メートルを超える巨大生物が、ロシアの調査チームによって発見されたというのだ。
南極は現在もなお未知の領域が多い場所のひとつである。大地を覆う厚い氷と過酷な環境が、人々が近づくことを困難にしているからだ。だが、そんなことが本当にあるのだろうか。
ボストーク湖は、ロシアのボストーク基地に近い南緯77度、東経105度地点の氷床下約4キロにある。
湖はロシアの調査団によって発見され、基地と同名のボストーク湖と名づけられた。
もっとも広い場所で幅40キロ、長さ250キロに達し、ふたつの水盆に分かれている。
水深は、水盆を分断する尾根の部分で約200メートル、北側の水盆では約400メートル、南側の水盆では約800メートルと見られている。
湖の総面積は1万4000平方キロに達するが、これは琵琶湖の20倍以上にもなる。
総貯水量は5400立方キロで、巨大な淡水湖だと推測されている。
平均水温はセ氏マイナス3度。これは一般的な真水の結氷温度を下まわっているが、上を覆う氷の重さによる圧力で液体状態を保っているのだという。
あるいは、湖底が地熱によって温められているせいだとか、分厚い氷床が毛布のように断熱材の役割を果たしているためだ、といった説もある。いずれにしても、液体の状態であることは間違いない。
(文=ToM)
ToM
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