アメリカのUFO調査組織の実体を元CIA職員が告白! UFO情報公開が加速する/仲田しんじ

文=仲田しんじ

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    CIAやペンタゴンなどの政府機関で要職に就いていた人物の暴露発言が相次いでいる。それによれば、人間はハイブリッド種であり、近年存在が明らかになったペンタゴン内の極秘UFO調査プログラム「AATIP」よりも大きなUFO研究組織が、はるか以前から存在しているという――。

    元CIA上級職員のUFO暴露発言が続く

     1984年から2009年にかけてCIAに勤務し、科学技術局、情報局、国家情報長官室に所属、CIAのGS-15(上級職)に就いていたジョン・ラミレス氏は、2021年以来、職務で知り得たUFO/UAPについての事実を暴露し続けている。

     ラミレス氏はきわめて知的な人物であり、アメリカの諜報機関とUFO/UAPに関する膨大な知識と経験を有している。彼は、政府関係者によってこれまで公に議論されたことのない多くのUFO/UAP関連の謎を明らかにし、主にSNSで一躍有名人となった。

    ジョン・ラミレス氏 画像は「YouTube」より

     2021年10月17日、ポッドキャスト番組「Project Unity」に出演したラミレス氏は「UFOには人間以外の知性が関与している可能性がある」との自説を展開して「今のところアメリカ当局にはUFOの搭乗員であるエイリアンについての情報を開示しようとする動きはない」と語っている。

     ラミレス氏は、アメリカ政府がUFOとその所有者について議論することをためらっているという噂に応えて、興味深い発言を行っている。氏によれば、米空軍はこの問題について部分的とはいえ当事者責任があるというのだ。

    「空軍によるその種の技術利用が事態を混乱させました。三角形の航空機が大気圏を飛んでいるという事実について、人々は自分が何を見ているのか正確に把握できないが故、UFOを見ていると考えるのです」(ラミレス氏)

    「TR-3B」と呼ばれる三角形の航空機の目撃に米空軍が関与している可能性が示唆されているのだが、ジョー・ローガン氏のポッドキャスト番組において、ミュージシャンでUFO研究家のトム・デロング氏はアメリカ政府が「TR-3B」のような航空機を所有していることをほのめかすとともに、そのいくつかは他の諜報機関に属していると言及している。さらにデロング氏は「TR-3B」には尾翼のある機体もあり、それは人の手が加わっていることの証左であるという。

     また、アメリカ下院議員のティム・バーチェット氏は、政府が墜落したエイリアンの乗り物を回収した後、その技術をリバースエンジニアリングによって獲得したと考えている旨を述べており、UFOの目撃情報が軍事施設近郊などの飛行制限された空域で多いことも指摘している。

    画像は「Pixabay」より

    AATIPよりも大きなUFO調査組織が存在する!?

     CIAが初めてUFO現象に関与したのは1940年代といわれているが、ラミレス氏によれば当時から一貫して存在するUFO/UAP調査組織があるという。その組織は2017年に暴露されたペンタゴンのUAP研究プログラム「AATIP(先端航空宇宙脅威特定計画)」とは比較にならないほど規模が大きく、オーセンティックなものであるということだ。

     元ペンタゴン職員であり、AATIPに携わっていたルイス・エリゾンド氏は、AATIPが2007年に発足するはるか前から当局には大掛かりなUFO調査組織が存在し、それは今も存続しているという。

    「AATIPがこの種の取り組みの最初のものではないことは明らかでした。彼らの研究成果がどこまで進んでいたのはかはわかりません」(エリゾンド氏)

     エリゾンド氏はまたラミレス氏の見解と同じく、米海軍が撮影したチクタク(TIC-TAC)UFOなどの特殊な挙動を見せるUFOは、ロシアや中国などの外国が有している技術ではないと指摘している。

     さらにラミレス氏とエリゾンド氏の見解が一致している興味深い点は、我々人間はエイリアンとのハイブリッド種であるという認識だ。

    画像は「Pixabay」より

     エリゾンド氏はかつて出演したポッドキャスト番組「Theories of Everything」で、地球外の知性が長きにわたり人間と接触している可能性について言及している。これは我々が自分たちの過去を忘れていることを意味し、我々が人間と地球外生命体のハイブリッドである可能性の隠蔽につながっていると指摘した。

     再びラミレス氏によれば、かつて出席したシンポジウムで2人のCIA高官から、「エイリアンのDNAと人間のDNAには共通する部分がある」ことを教えられたという。我々は地球上でサルから進化した存在ではなく、地球外生命体との間のハイブリッド種であり、それはCIAも認めているというのだ。

     ともあれラミレス氏の“情報共有”は現在進行形であり、今後どのような驚くべきディスクロージャーが待っているのか、チェックを怠ることはできない。

    【参考】
    https://www.howandwhys.com/ex-cia-officer-john-ramirez-on-ufo/
    https://www.howandwhys.com/ret-cia-officer-testified-roswell-alien-beings-dna-was-found-in-human-genome/

    仲田しんじ

    場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
    ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji

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