〝海難〟からの連想奇譚/妖怪補遺々々
今年1月の連載で展開された「海」の「難」の怪、後半回です。〝海難〟をキーワードに連想される奇譚をお届け! ホラー小説家にして屈指の妖怪研究家・黒史郎が、記録には残されながらも人々から“忘れ去られた妖怪
今年1月の連載で展開された「海」の「難」の怪、後半回です。〝海難〟をキーワードに連想される奇譚をお届け! ホラー小説家にして屈指の妖怪研究家・黒史郎が、記録には残されながらも人々から“忘れ去られた妖怪
ニュージーランドの怪奇収集者から、人形にまつわる怪談が寄せられた。悪夢と憤怒を招く呪物はなぜ一家を苛んだのか?
昭和11年2月26日、日本を震撼させ、その後の歴史にも大きな影響を与えた一大事件は、数多くの怪談をも生み出していた。現場となった建物には、今も事件の記憶が刻みつけられているのだろうか。
笑い女の正体は妖怪か、時代を超えたいたずら者か。
ホラー小説家にして屈指の妖怪研究家・黒史郎が、記録には残されながらも人々から“忘れ去られた妖怪”を発掘する、それが「妖怪補遺々々」! 今回は、藪や枝に〝下がる〟土瓶の怪異を補遺々々します。
時を超えて囁かれる、見えざる者たちの記憶。土地に刻まれた声が、今も静かに響いている。
古今の怪談をひもとき、その恐怖の根源を探る「怪談解題」。今回は、江戸時代の随筆集に記された、無気味な一夜の物語をとりあげる。そこには、現代人も他人事とは思えない不穏な怖さが見え隠れしている――
犬とヒトとが交わる異形の存在。その名は――。
世間が「ミレニアム」熱から冷めはじめた2000年秋、岐阜県某所で突如わきおこった「ポルターガイスト」大フィーバー。それはオカルト史のなかでも注目すべきエポック的なできごとだった。その現象は「霊道」とい
怪談・オカルト研究家にして作家の吉田悠軌が、古典から〝都市伝説〟まで古今の名作怪談をリライトし、恐怖の核をひもとく「怪談解題」。第二話は、あの国民的キャラクターにもつながる、古くて新しい物語。