臨死体験で超能力を獲得した女性の壮絶半生! 謎に満ちた「霊力ディフレクター損傷」の実態
死の淵をさまよった女性が、その後“死の予知”や“幽霊の目撃”といった超能力を得たと明かしている。臨死体験と超能力、そこにどのような関連があるのだろうか――?
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死後の世界を垣間見る臨死体験を3度も経験した科学者がいる。深い静けさに包まれ、すべてが繋がっている感覚 に浸り、死をまったく恐れなくなったという――。
米バージニア大学のブルース・グレイソン博士らの研究チームによると、臨死体験(NDE)とは「極限状況下で起こりうる、人生を変えるような体験」として定義される。また、臨死体験では脳活動の停止、全身麻酔、心停止が起きる可能性があるほか、身体から魂が抜け出す(体外離脱)す感覚や、自分の身体を上空から見下ろすことができ場合もある。さらに、普段よりも思考が明晰かつ迅速に働くようになるとの報告も少なくない。
ほとんどの人は生涯に一度も臨死体験の機会は訪れないが、人によっては複数回体験する稀なケースもあるようだ。英紙「Daily Mail」によると、NASAで勤務経験のある海洋学者、イングリッド・ホンカラ氏(55歳)は、なんとこれまで3度も臨死体験をしているという。
彼女の最初の臨死体験は2歳の頃にさかのぼる。当時暮らしていた南米コロンビア・ボゴタの自宅で、幼いホンカラ氏は誤って氷水が入った水槽に落下。メイドは別の部屋でラジオを聴いていて気づかず、誰も幼い女児が転落した姿を目撃していなかった。
「氷のように冷たい水に体が当たった衝撃と、呼吸が苦しくてパニックになった時のことを覚えています」(ホンカラ氏)
転落直後、呼吸困難に陥りパニック発作を起こしたが、直後に状況が一変する。
「恐怖の代わりに、深い静けさが私を包み込みました。パニックは消え去り、圧倒的な平和と静寂の感覚に取って代わられたのです」(ホンカラ氏)
彼女はその時のことを、まるで意識が身体から分離し、自分が水面に生気なく浮かんでいるかのようだったと振り返る。つまり、2歳にして体外離脱を経験したのだ。
「その瞬間、私はもはや肉体を持った子どもではなく、純粋な存在だと感じました。意識とは、気づきと光の場なのです」(ホンカラ氏)

彼女によると、時間の感覚や恐怖や思考、そして個人であるという感覚さえも完全に無くなったように感じられたという。さらには、周囲のあらゆるものと完全に繋がっている感覚を得たのだった。
「まるで、愛と明晰さと平和に満ちた広大な知性の中に浸っているような感覚でした」(ホンカラ氏)
驚くべきことに、ホンカラ氏の意識は帰宅途中の母親の姿を目撃し、言葉を交わすことなく自分の肉体の窮状を知らせることができたのだという。
その直後、急いで帰宅してきた母親が水槽でぐったりしている娘を発見、すぐに助け出した。ホンカラ氏の意識は、その様子を近くで目撃していたというのだ。
数年後、ホンカラ氏がこの時の光景を母親に話したところ、確かに当時の母親の行動と一致していることが確認できたという。
そしてこの出来事は、彼女の人生を永遠に変えてしまった。
「あの一件で、私たちが死後の世界と呼ぶ場所は、決して遠い場所ではないと感じました。そこはまるで、私たちの五感を超えた、より深い現実の層に入り込んだような感覚でした」
「それは現実世界で感じるどんなものよりもリアルで、光・明晰さ・平和に満ちた、広大で相互につながった純粋な感覚だったのです」
「私はもう、死を恐れなくなりました」(ホンカラ氏)
その後、学校に通う年頃になったホンカラ氏にとって、勉強はまったく苦ではなかった。というのも、学習が新しい情報を習得する行為とは感じられず、「まるで、すでに知っていたことを思い出すようなものだった」からだ。

前述の通り、ホンカラ氏はその後さらに2回の臨死体験を味わっている。2度目は25歳で起こしたバイク事故で、3度目は52歳で手術中に急激な血圧低下を起こした時だった。
彼女によれば、それらも1度目とまったく同じ体験であったという。恐怖も時間もなく、肉体から切り離されたような感覚を伴い、不思議なほどの完全な静寂に包まれた平和な状態を味わったのだった。
懐疑論者は低酸素症に説明を求め、壊滅的ストレスを受けた脳が幻覚を引き起こして超越的感覚をもたらすと指摘する。しかし、ホンカラ氏は科学者としてこの指摘に理解を示しつつも「科学と精神性は必ずしも対立するものではない」と言う。
「単に同じ謎を異なる視点から探求しているだけなのかもしれません」(ホンカラ氏)
彼女は今、死は終わりではなく、“移行”であると信じている。
「私たちは、生き残るために奮闘する孤立した個人というわけではなく、肉体を通して人生を経験する意識の表れなのかもしれない、ということを理解し始めたのです」
「そういう観点からすると、死は存在の終わりではなく、意識の連続体における移行のように感じられます」(ホンカラ氏)
ホンカラ氏はこうした言説の一方、科学者として輝かしいキャリアを築いてきた。彼女は海洋科学の博士号を取得し、NASAや米海軍と共同で環境研究にも従事している。科学を通して現実を理解したいという意欲の根底にあるのは、まさしくこれまでの臨死体験なのだという。
「観察と研究を通して、現実の本質を理解したかったのです」(ホンカラ氏)
彼女は長年、自身の臨死体験をほとんど公にしていなかったが、近年になって方針を大きく転向。今年3月に刊行された著書『Dying to See the Light(光を見るための死)』では、自身の経験とそれがもたらす可能性をさらに深く掘り下げている。
臨死体験を3度体験したホンカラ氏の考察からは、さまざまな学びが得られそうだ。科学的な臨死体験研究の前進に大きな貢献を果たすこともまた期待されてくるだろう。
【参考】
https://www.dailymail.com/sciencetech/article-15792815/nasa-scientist-ingrid-honkala-near-death.html
https://nypost.com/2026/05/05/lifestyle/ex-nasa-scientist-ingrid-honkala-describes-her-afterlife-experiences/
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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