交流不全!? 石原家のモヤモヤを赤魔導士Bijouが見破る!/石原まこちん・ムーさんぽ

漫画=石原まこちん 取材協力=赤魔導士Bijou

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    都市伝説ウォッチャーの漫画家・石原まこちんが散歩気分で高みを目指すルポ漫画! 今回は緊急事態宣言につき、在宅収録。状況を利用して「石原家の悩み」を赤魔導士Bijouさんに相談だ! 前世バラバラのほうが、現世は安定するって!?

    (2021年1月31日記事を再掲載)

    緊急事態宣言の取材は、アット・ホーム!

     外出自粛の中、からくも散歩を続けてきたこの連載。世の中に対して不要不急の最たるオカルト活動ゆえに、今回は在宅取材。去年の「実は在宅だった」悪疫除け巡り以来となる、リモートさんぽ(?)となった。

     テーマは「石原家の悩み」。在宅勤務で一緒に過ごす時間が増えると家族間のトラブルが発生するパターンもよく聞くが、LoveMeDoさんの占いのときから、実はまこちん、家族がバラバラになりそうという悩みを抱えているのだ。とくに気になる長女のRさんをゲストに、赤魔導士Bijouさんにまるっと鑑定依頼! 西洋占星術とオーラ視、そして前世の縁から、石原家のつながりをひも解いていく……。

    前世の縁と現在の関係

     Bijouさんによる鑑定は占星術とオーラなど多面的な読み解きがポイント。写真やオンライン会議などのネットワーク越しでもオーラが見える、わかるというから驚きだ。姿を見ることには違いないので、オーラも視覚情報なのか…鼻や耳をふさいで見たらどうなるのかな…とか考えてしまった。そのへん、いつか掘り下げたい。

     さて、今回の鑑定で興味深かったのは「前世の縁」について。Bijouさんによると、前世の「対立」関係が今世で「親子」「嫁姑」などの関係を招くこともあるとか! 仲が悪かったなら離れればいいものの、怒りや憎しみも相手へのこだわりとなり、むしろそれを解消するための今生を選ぶ、ということか……。

     ちなみに、漫画に描き切れなかった「石原家のみんなの主な前世」はこちら。

    ●まこちん(本人)
    オスマン帝国時代のトルコで靴職人をしていた男性です。
    ●めむ(妻)
    1800年代のスペインの辺りで修道女でした。
    ●りさ(長女)
    恐らく異世界の西洋っぽいとこで貴族のお嬢様です。服装的には1900年代前半。お姫様扱いされてました。言語が全く聞き取れなかったので多分異世界。
    ●だいち(長男)
     1700年代ロシア貴族の子です。幼くして逝去してるので、子供の記憶が強いです。
    ●ゆい(次女)
    中世イングランドでタペストリーの下絵を描く職人をしていた女性です。

    「根本ではお互いを大事に思いきちんと繋がっているのでそれぞれ好きに過ごした方が仲良くいられる」とのこと。【親しき中にも礼儀あり】を家訓にされても良いと思います。
     前世に関しては今に一番色濃く影響を与えているものを見ました。一言で前世といっても今生まれる前、というわけではないのが不思議なとこなんです。実は生きてる人間以外には時間軸の概念がなく、『前世』といっても今より未来だったり、地球じゃない場合があります。
     かつ平行に世界が繋がっているイメージなので、『前世の人生』が横並びになっている感覚なんですよね」(Bijouさん)

     というわけで、まこちんとしてはひと安心? 石原家の場合は「個々人がバラバラ」なのが悩み。でもそれは前世で縁が薄かったからというアッサリ家族とのこと。ホロスコープやオーラからして「個人主義」「マイルール」のキャラが揃っているようだ。

     一家の長を意識する父・まこちんからするともっと絆を強めたいんだろうけど、20歳の娘が父の仕事に付き合っているだけでも仲良し家庭である。
     当事者にしたらもっと闇がある……ということなので、『GENGO』からして続編漫画としてこのモヤモヤを昇華してほしい。

    石原まこちん

    漫画家、都市伝説ウォッチャー。代表作「THE 3名様」のスタイルで「キン肉マン」のスピンオフ「THE超人様」、CIAが主役の「陰謀論THE3名様Q」などに世界を広げる。「ムー」で4コマ漫画「オカルとおさん」を連載中。

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