愛媛・今治のエイリアン・アブダクション事件/MUTube&特集紹介 2023年5月号
UFO内部にいた異星人は日本人だった!? 知られざる日本のUFOアブダクション事件を、本誌の独自取材で得た貴重な最新情報を三上編集長がMUTubeで解説。
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超巨大建造物から超常事件の現場まで、各地のさまざまなミステリーを、超常現象研究の第一人者・並木伸一郎がセレクトした〝世界の新七不思議〟をご案内! 今回は〝7種の異次元空間〟に選定したなかから、ふたつの代表的な“魔の三角地帯”を紹介します。
「バミューダ・トライアングル」、別名〝魔の三角海域〟と呼ばれるそこは、マイアミとプエルトリコとバミューダを結ぶ海域を指す。
これまでに数多の飛行機や船舶が謎めいた消失事件にみまわれ、不可解な状況下で乗員が失踪する事件も多数発生している海域で、当代随一の有名な“消滅ゾーン”である。
なかでも、アメリカ海軍TBMアヴェンジャー雷撃機5機が同海域上で訓練飛行中、突然消息を絶ち、救出に向かった軍用機も乗員もろとも消え失せた事件は、「フライト19事件」として語り継がれている。
多数の船舶もまた原因不明の消滅を遂げているが、ハリケーンや霧の多発地帯であることから、〝それ〟に遭遇して遭難したというケースもあれば、事実を誇張・歪曲した報告も、もちろんあったりする。
最近有力視されているのは〝メタンハイドレード説〟。海底に埋もれた物質が急激な圧力や温度変化で大量のメタンを放出、その泡で船が浮力を奪われ沈没するとか、上空に広がったメタンガスでエンジンの酸素が失われ停止、墜落すると説かれる。だが、それで事件のすべてを説明できるわけではない。
2015年5月16日早朝、約90年前に消滅した蒸気貨物船コトパクシ号船が、突然、ハバナの海面に現れる、という不思議な事件が起きている。残っていた航海日誌から、1925年、キューバのハバナ島に向かったまま乗員32人とも消息を絶っていた同号と確認された。老朽化した船体は、明らかにその年月が経過した様を示していた。出航後、船は〝予期せぬ異変=異空間との遭遇〟に見舞われ、消息を絶ったとしか考えられない。
バミューダ・トライアングルでは、説明不能な〝未知の力〟が働いているのだ。なお、発見当時、キューバの内閣府副大臣アベラード・コロメ将軍ら閣僚たちは、同号再出現の謎について、徹底的な調査を宣言していたが、なぜか続報は聞かれずじまいに終わっている。
魔の三角地帯があるのは海上だけではない。
北米の五大湖に面した都市、カナダのシルバーベイ、アメリカのシカゴ、ローチェスターを結ぶ三角域は、「グレートレイクス(五大湖)・トライアングル」と呼ばれ、バミューダ海域に負けず劣らず怪奇現象が多発するゾーンである。
オンタリオ湖にある「マリスバーグ・ボルテクス」と呼ばれる最大のミステリー・スポットでは、なんと14か所もの磁気異常ポイントが確認されている。1950年にアメリカ海軍とカナダ国立調査協会が磁気異常の調査をした際、カナダ運輸省の電子工学者ウィルバート・スミスの科学調査チームは、オンタリオ湖の東端で、大気中に「核力が低下する」空域を発見した。
核力とは陽子と中性子を引きつけ、原子核を構成している力のことだが、この結合力を低下させる力をもった空域が、オンタリオ湖に存在することが科学的に実証されたのだ。原子核の結合がなくなれば物体はバラバラになり、大爆発する。
そんな恐怖の空域が、ここでは柱のような形で上空へ伸び、直径300メートル、高さ数千メートルにも達し、湖から湖へと移動していると、スミスは報告している。
にわかには信じがたい話だが、1975年11月にスペリオル湖で発生した、巨大タンカー、エドムンド・フィッツジェラルド号の事件を考えると、それも納得できる。この船は、全長200メートルという巨大船だったが一瞬で沈没したのだ。核力の低下によって機器が異常をきたし、沈没したとすると、筋が通るのだ。
さらに古くは1804年11月、オンタリオ湖を航行中のカナダ政府の帆船スピーディー号が、湖底からそびえたつ謎のモノリス状の物体にグイグイ引き寄せられ、船体が一瞬ブレながら消滅した事件もある。このときはモノリス状の物体も同時に消滅したというから、「魔空間」が一瞬の間、目に見える形をとったとも考えられるだろう。この不可思議なモノリスこそ、五大湖の〝魔力の元凶〟だったのかもしれない。
並木伸一郎
「ムー」創刊当初から寄稿するベテランライター。UFO研究団体ICER日本代表、日本宇宙現象研究会(JSPS)会長などを兼任。ロズウェルやエリア51をはじめ現地調査を重ねて考察し、独自の仮説を「ムー」や自身のYouTubeなどで発表している。
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