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UFO研究者とともに写真に収まった、謎の飛行物体。史上初の可能性もある「UFOとのセルフィー」は、軍事介入という思いもよらない事態を招いたようだ。
ブラジルのUFO研究家で、作家としても活動中のエディ・メイレレス氏。同氏が2011年に撮影したという奇怪なセルフィーショットに、SNS上では大きな議論が巻き起こっている。なんと、メイレレス氏の背後に謎の飛行物体がはっきりと映り込んでおり、「UFOと自撮りした史上初の写真」かもしれないというのだ。
英紙「Daily Mail」が報じたところによると、UFOが出現した場所はブラジルにあるシャパダ・ディアマンティーナ国立公園の上空だ。球状の機体に、黄色く明るい光源を備え、驚いた表情を見せるメイレレス氏と比較してみても、それほど高度はないように見える。
同紙ではメイレレス氏にコンタクトを試みたものの、今のところ返答はないという。しかし、メイレレス氏は、これまでにもUFOとのセルフィーについて言及している。2022年には、Facebookのグループ「UFOs Bahai」で「空飛ぶ円盤と撮った唯一の自撮り写真がある」と自慢げに語っていた。
当時撮影されたUFOとのセルフィーショットは複数枚あるが、メイレレス氏いわく「UFOは自家用車の真上に現れ、エンジンが突如停止してしまったため慌てて外へ逃げ出す羽目になった」という。後でボンネットを開けたところ、車の電気部品がすべて焼きついていたという。
メイレレス氏は自身の体験を2016年発表の自著『Fieldworkers: Pesquisadores de Campo』にも綴っているが、ネット上では「加工した画像だろう」「風に流されたスカイランタンでは?」などの懐疑的な声が寄せられているのも事実。しかし、飛行物体は背景に違和感なく馴染んでおり、「でっち上げ」と言い切るにはあまりにもリアルな質感だ。
UFOとのセルフィーをめぐっては気がかりな点もある。以前メイレレス氏がブラジルの非営利団体「ムセウ・ダ・ペソア(人間博物館)」に提出した文書によると、「軍との望まない遭遇」につながり、さらに尋問まで受けたという。その結果、メイレレス氏は(暴行を受けたのか)左肋骨4本と左膝の骨折、左肺の穿孔および出血などと診断され、セアブラバにあるチャパダ地域病院に12日間入院したと明かしている。
また、「UFOs na Chapada – Centro Ufológico da Chapada Diamantina(チャパダのUFO ― チャパダ・ディアマンティーナUFOセンター)」の創設者を自称するエリオ・ヌネス・デ・カマルゴ氏の証言も興味深い。真偽は定かでないものの、これまでにメイレレス氏の研究グループメンバー2人が軍に殺害されたほか、3人が誘拐されたというのだ。
UFOの飛来について、メイレレス氏は「より超現実的な生物との遭遇」や「地球規模の環境大変動を予言するものではないか」と疑っている様子。UFOとのセルフィーは、多方面に想像以上の衝撃をもたらしたのかもしれない。
webムー編集部
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