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今や世界的に急速に普及する電気自動車の代名詞的存在となった「テスラ」。そんなテスラ車のドライバーを襲った恐怖の心霊現象が報じられた!
ニコラ・テスラ(1856〜1943)といえば、あのエジソンと並ぶ天才発明家として我々の生活に欠かせない技術を数多く生み出し、オカルト的エピソードに事欠かない人物としても知られる。起業家イーロン・マスク率いる電気自動車メーカー「テスラ」の名も、この偉人にちなんだものであることは言うまでもない。
現在、そんなテスラ車にまつわる驚愕の心霊現象が報告され、海外メディアを中心に大騒ぎになっている。問題の事件は、ホラー映画『死霊館』の舞台となった邸宅があることで有名な米ロードアイランド州ブリルビルの墓地で発生した。
昨年11月の夜、ロビーという名の男性は親族や婚約者を連れてテスラ車に乗り込み、ドライブへと出かけた。その途中、墓地の敷地内を通る道路に車を停めた時、誰も予期していなかった事態に襲われる。
なんと車内のモニターに、「周囲で人間を感知した」ことを示す表示が次々と現れたのだ。しかも、それはどんどん数を増やし、自動車の方へと近づいてくるではないか。この時、もちろん墓地は静まり返っており、(ロビーさんの従姉妹が墓地にいたというから、完全な無人というわけではなかったようだが)これほど多くの人がうろついているはずがない。
「車載システムの不具合だろう……」と高を括って面白がっていた車内の声も、ついには悲鳴に変わっていくのだった――!
先進機能を満載するテスラ車は、車体の至る箇所に埋め込まれたセンサーやレーダー、そしてカメラで周囲にある障害物や歩行者を感知すると、状況が可視化されダッシュボード中央の大型タッチスクリーンに表示される。いったいこの時、テスラ車は何を感知していたというのか?
海外メディアはテスラの従業員の言葉として「イーロン(・マスク)が仕掛けたイースターエッグ(遊び心でプログラムの中に仕組んだユーモア的要素)ではないことが確認できた」と伝えている。
となると、現状考えられるのはこれが車載コンピュータの不具合か、そうでなければ墓地を闊歩する“見えない何か”、つまり幽霊を感知したということになりそうだ。
とはいえ、墓地というシチュエーションで、はかったかのようにこれほど奇怪な不具合が起こるものだろうか。いずれにしてもテスラ社の公式見解が示されていないため、ネット上ではさまざまな憶測を呼んでいる。
ちなみに、電気自動車は家電製品のようにコモディティ化(機能・品質などの差異や特徴がなくなっていくこと)が進むと考えられているが、家電製品といえば古くからオカルト的現象との親和性が高い。呪いのビデオ、照明の異変、電子音声現象(EVP)……と家電にまつわる恐怖体験は枚挙に暇がないのだ。今後、普及とともに電気自動車にまつわる心霊現象も急増していくことになるか、注目していく必要がありそうだ。
【参考】
https://www.bristolpost.co.uk/news/uk-world-news/passengers-scream-tesla-detects-ghosts-9049247
webムー編集部
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