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米フロリダ州の上空で目撃された最新のUFOが、大きな注目を集めている。近年急増している「銀玉タイプ」の飛行物体、その正体はいったい……?
周知の通り、近年は世界各地で続々とUFO関連の情報開示が進んでいるが、そうしている間にも新たなUFO遭遇事件は後を絶たない。10月16日、米フロリダ州に位置するサラソータ・ブレーデントン国際空港(SRQ)上空に現れた“銀色の球体”もその一つだが、UFOコミュニティからとりわけ大きな驚きの声が上がっているようだ。
空港ターミナルで複数の旅行者に目撃されたという問題の球体。厚い雲に覆われた空をまっすぐに、かなりのスピードで飛び去っていった。均等な光の反射、一定の高度を維持しながら風に揺れることなく突き進む安定的挙動は、これがバルーンの類ではあり得ないことを示しているという。
また、映像に加工の痕跡は見られず、これが仮にドローンだったとしても真ん丸の形状からは動力源を推測することができない――と、UFOコミュニティが特に問題視するのもまさにこの点だ。
実は近年、米議会で開かれた公聴会などUFOに関するオフィシャルな議論の俎上に上がる、言わば政府“公認”のUFOには、今回と同じくメタリックな銀色の球体型のものが多いのだ。米軍のMC-12偵察機が2016年4月にイラク上空で遭遇した「モスル・オーブ」、そして無人攻撃機MQ-9リーパーが昨年7月に中東上空で撮影したもの、さらに3度目のUFO公聴会で海軍の元パイロットであるライアン・グレーブス氏が明かした謎の球体など、それなりの信憑性が認められるUFOは今では古典的な円盤タイプからメタリックな球体タイプ(銀玉タイプ)に取って代わられつつある。
ちなみに、このような銀玉UFOは今年6月に東欧ポーランド上空にも飛来し、世界的な注目を集めている。過去の出現場所を考えると、中東地域や米国沿岸、そしてウクライナの隣国で米軍部隊が常駐しているポーランドなど、米軍の主な展開地域で目撃されているとの指摘もあるが、真相は不明だ。
いずれにしても今回SRQ上空を飛び去ったUFOも、そんな最新事情に即した発見として、詳細にわたり分析すべきとの声が上がるのも当然だろう。果たして、銀玉UFOは地球外起源の飛行物体なのか? そして動力源はいったい何か? まだまだ謎が多く、わからないことだらけなのだ。
webムー編集部
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