ネッシーの原型? スコットランドに伝わる馬型の水精「ケルピー」/幻獣事典
世界の神話や伝承に登場する幻獣・魔獣をご紹介。今回は、生け贄を求める凶兆の水精「ケルピー」です。
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今週世界を驚かせた最新不思議情報を一挙紹介!
1週間前に英ネス湖で行われた史上最大のネッシー捜索事業「ザ・クエスト」の余波が広がりを見せている。
数々の最新機材が投入された今回のプロジェクトでは、主催者側の人物が水中マイクのテスト中に“特徴的なノイズ”を4回拾ったことが判明。また、参加者の男女が27日の早朝に湖で泳ごうとしたところ、湖面から飛び出した“何か”を発見し、(ネッシーの背中にある)こぶのようだったと証言している。
このカップル、アガ・バリンスカさん(42)とマッティ・ワイルズさん(49)は、こぶを動画で撮影することに成功しており、ファイルはすでに主催者側に提供済みと伝えられていたが、その映像がついに一般公開された。
問題の動画では、穏やかな湖面から正体不明の黒い物体が2つ、飛び出している光景をはっきり確認することができる。バリンスカさんによれば27日の朝6時30分頃、はるか遠方に3〜4フィート(約90〜120cm)の大きさの物体を発見し、当初は流木だろうと思ったが、いつの間にか姿を消していたという。
カップルは黒い物体がネッシーだったと確信している様子だが、残念ながら公開された映像からも正体を判別することは難しいと言わざるを得ない。ところが、このタイミングでネッシーの存在を示す新たな写真や映像が(まるで畳み掛けるように)続々と登場しているのだ。
まず、大捜索の最中に現地入りしていた映像制作会社「ドラゴンフライ・フィルムズ」のスタッフが、夜間に赤外線サーモカメラを搭載したドローンを独自に飛ばしたところ、湖岸付近に正体不明の“大きな塊”を検知したと主張。その証拠を公開した。
ネス湖の縁にたしかに白い影が映り込んでおり、そこに謎の熱源が存在したことがわかる。英紙の取材に応じた映像制作会社のプロデューサー、ティム・ウィタード氏は「このような技術がネッシー探索に用いられたのは初めてのことである」と強調した上で、「何らかの生物が水面から顔を覗かせた」と語り、詳細は年末までに放送されるテレビ番組で明かすとしている。
さらに、今回の大捜索に参加していたスコットランド在住の通訳ガイド、チエ・ケリーさんも5年前に撮影したという奇妙な写真を公開し、大きな注目を集めている。
その写真は2018年8月、家族と一緒にネス湖にやってきたケリーさんが撮影したもの。湖岸から約200mのところに現れた黒い影が、回転しながら移動していたという。生き物であることに疑いの余地はなく、当初はカワウソやアザラシではないかと思ったが、体長は6フィート(約180cm)あると想定されるなど、何かが違う。
この時、「世間から嘲笑されたくなかった」というケリーさんは結局、写真を封印して自分だけの秘密にとどめておくことを決めた。しかし今回、大捜索に参加した際、経験豊富なネッシー研究家に写真を見せたところ「極めて貴重な写真であるため公開すべきだ」と説得され、応じることにしたという。
このように、史上最大となるネッシーの捜索事業が世界的注目を集めたことによって、これまで口をつぐんでいた人も自らの経験を語りだすという流れが醸成されつつあるようだ。
ネッシー捜索事業「ザ・クエスト」の成果報告も控えているところだが、今後、最新機材を用いた独自調査が活発化する可能性もある。ネッシーの存在を示す決定的証拠が登場するのも、もはや時間の問題かもしれない。
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webムー編集部
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