異星人から10日間の宇宙旅行に招待された男が見た真実! 友好的エイリアン・アブダクションの驚異的事例

文=仲田しんじ

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    いつもの道でいつものように車を走らせていた男性。しかし、3時間の道のりのはずがなんと10日間を費やしていた。さらに驚異的記憶まで蘇ってきて――!

    3人の異星人から旅に招待される

     いわゆるエイリアン・アブダクション事件では身体的危害を加えられるなど悲惨な目に遭ったという体験談が目立つが、少数ながら友好的な異星人に厚遇されたケースも見られる。あるニュージーランドの男性は、異星人から旅行に招待され、彼らの暮らす先進的大都市に滞在したというのだ――。

     1989年2月中旬の月曜日、ニュージーランド北島に住むアレック・ニューワルド氏(当時41歳)は、ルーティ―ンのドライブでロトルアからオークランドへと車を走らせていた。3時間で着くはずの勝手知ったる短い旅であった。

     霧の深い山道を走り抜け、オークランドの街に着いた時に、状況を理解したニューワルド氏は大きなショックを受けた。現在の日時を確かめると、なんとロトルアを出発してから10日が過ぎていたのだ。

     混乱するばかりのニューワルド氏であったが、心を落ち着けて思い出すと、徐々にこの空白の10日間の記憶がよみがえってきたのである。

    画像は「UFO-AC」より引用

     発端と思われる出来事は、ドライブ中にまるで車内にセメントを注ぎ込まれたかのように全身が圧迫される体験をしていたことだ。見えないセメントが胸までくると、まったく身体を動かすことができなくなったのだ。

     ハンドルを切ることもブレーキをかけることもできない状態で、自動車は時速100キロで山道のカーブにさしかかった。ハンドルを切らなければ崖からダイビングしてしまう。墜落事故を覚悟したニューワルド氏は、全身をこわばらせて衝撃に備えた。

     ここで彼の記憶はいったん途絶え、次に目を開けた時には、浮遊しながら点滅する青いネオンライトに満たされた洞窟のような場所にいたのだった。

     ニューワルド氏は「自分は自動車事故で死に、死後の世界にいるのだ」と確信した。その証拠に自分の肉体は存在していないようであった。

     肉体を持たない霊魂のような存在となったニューワルド氏だが、一方で自分の意思で前後左右に移動できることに気づいたという。

     ともあれ、見慣れない世界で周囲を少しウロウロと徘徊していたニューワルド氏だったが、しばらくすると背後から“肩を叩かれる”感触を覚えた。もちろん肉体のない身であるから肩もないのだが、感触は確かに伝わってきたのだ。

     振り向くと、すぐそばに3人の異星人が立っていた。それぞれ身長が異なっており、中背の者の身長は120センチほどであった。男性2名に女性1名のように思えたという。頭部は丸く、細い目は離れていて、かなり低い位置にあった。口と鼻はとても小さく、耳はほとんど確認できなかった。

    YouTubeチャンネル「Area51Canal」より

     奇異ではあるものの穏やかな外見の彼らだったが、その存在感に圧倒されるばかりであった。ニューワルド氏は彼らが放つエネルギーが自分に吸収されていくような感覚を抱いたということだ。彼らと言葉を交わすことはなかったが、不思議なことにテレパシーのような方法で意志の疎通が可能であった。

     彼らに導かれて進んでいくと、建物が見えてきてその中に入った。屋内にあった機器の上に乗るよう促され、ニューワルド氏がそこに乗ると、なんと肉体が形作られて物理的な存在になったのだ。

    先進的大都市での滞在

     肉体を取り戻したニューワルド氏に、彼らは改めて「ようこそ」とメッセージを送り、歓迎してくれたのだった。そして一着のボディースーツをニューワルド氏に差し出し、着るようにと促した。このスーツを着ることで、彼らとのコミュニケーションはさらに明瞭なものになるということだった。

     3人のうちの1人、女性と思われる異星人がニューワルド氏のガイド役で、彼女は何かあれば自分にリクエストするようにと伝えてきた。そしてニューワルド氏は、宇宙船に招かれて、3人と一緒に彼らの“ホーム”へと向かうことになる。

     着いた先は、目を見張る巨大な先進的大都市であった。

     高層ビルやタワーが林立し、透明なガラスかプラスチックで作られたような巨大ピラミッドが建ち、道路を進む車両にタイヤはなく、わずかに宙に浮いていた。SF的な光景に唖然とするばかりであったが、騒音などはほとんどなく実に静かであったということだ。

    YouTubeチャンネル「Area51Canal」より

     彼らはニューワルド氏を高層ビルへと案内し、滞在部屋を提供した。建物にも部屋の中にも照明らしきものはなかったが、壁や天井そのものが微妙に光を放っており、夜でも隅々まで明るかった。インテリア類も凝った造形をしており、ニューワルド氏の興味を引くものばかりだった。

     部屋にベッドやベットルームはなく、代わりに円形の部屋があって瞑想などの多目的エリアとして使用されており、その瞑想が睡眠の代わりとなっていた。

     見るもの聞くものすべてが素晴らしい先進技術で作られている物に囲まれ、ニューワルド氏の興味は尽きなかった。

     滞在から数日して、ニューワルド氏はガイドの女性から乗用車の運転方法を教えてもらったのだが、運転は手も足も使わず思念だけで操作するシステムであった。

     戸惑ったニューワルド氏であったが、宙に浮く車両に乗り込むと、彼女の教えに従ってなんとか操縦することができたのだった。

     新鮮な驚きに満ちた滞在はすぐに数日が過ぎ去ってしまったのだが、そもそもいったい彼らはなぜ、ニューワルド氏をこの世界に招待し、滞在を続けさせてくれるのか。

     ガイド役の彼女曰く、「この滞在でより多くの知識と知見を吸収する機会にしてくれることを望んでいるが、現時点では伝えることができないこともある」。そしていつまで滞在するかは自由だが、地球に戻ることを決めた場合、ここでの記憶を一部、もしくは全て取り除くことになると説明した。

     しばらくこの驚異の世界に長逗留したい気持ちもあったニューワルド氏だが、地球での暮らしの中には放棄できないこともあり、迷った挙句に地球に戻りたいという意志を彼女に伝えたのだった。こうしてニューワルド氏の“空白の10日間”は終わることになった。

    YouTubeチャンネル「Area51Canal」より

     彼らはあまり強力にはニューワルド氏の記憶を消さなかったのかもしれない。そこには彼らの何らかの意図があったのだろうか。

     こうして10日間の記録を取り戻したニューワルド氏は、この時の自身の体験を書き記した著書『Co-Evolution』(1997年刊)を出版して一躍注目を集めた。

    『Co-Evolution』 画像は「Amazon」より

     2018年に行った講演で、ニューワルド氏は「友好的な存在たちとの交流体験は、地球上の私たち全員にとって深い意味を持つ」と語っている。

     環境問題や戦争など数々のリスクに直面している人類文明だが、彼らのように高度な先進技術を備えた文明が存在することは一縷の望みとなるのかもしれない。そして彼らは、人類に希望を与えようとして、ニューワルド氏を招待したのだろうか。何かと物騒なエイリアン・アブダクション事件だが、このような友好的なケースにも注目していきたいものだ。

    YouTubeチャンネル「Area51Canal」より

    【参考】
    https://www.infinityexplorers.com/alec-newald-man-lived-extraterrestrials-10-days-ship-video/
    https://www.news.com.au/technology/science/space/aussie-ufo-fans-gear-up-for-talk-from-kiwi-who-says-he-spent-ten-days-in-an-alien-civilisation/news-story/675974a96eb7a75fded550ab661bc528

    仲田しんじ

    場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
    ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji

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