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ネス湖といえば、本誌読者なら知らない人はいないはず。もちろんあのネッシーが棲むという、イギリスの湖だ。
形は南北に約38キロ、幅2キロとかなり細長く、最大水深は約230メートル。スコットランド北部のハイランド地方という、いまでも手つかずの自然が多く残る土地にある。
現地におけるネッシー目撃の歴史も古く、最古の記録は西暦565年、キリスト教布教のために訪れた聖コロンバの体験談にまで遡さかのぼることができる。以来、なんと1500年もの間、ネッシーの目撃は続いているのだ。となればやはりここは、ネッシー目撃を目指したいところだが……問題はどうすればその確率をアップできるのか──ということになる。 もっとも手軽なのは、スコットランドの首都エディンバラをベースにする方法だ。ネス湖までは約300キロと距離はあるが、ネス湖探訪ツアーの1日コースが用意されている。
これならネス湖まで迷うことなく行けるし、ネッシー目撃の名所であるアーカート城やアトラクション施設のネッシーランド探訪はもちろん、船に乗ってネッシー捜索クルージングも楽しめるから合理的だ。
できるだけ自力でという場合には、ネス湖の北東の街、インヴァネス(ネス川の河口という意味)まで足を延ばすといい。直接、ネス湖をめぐる遊覧船に乗ることができるし、船からアーカート城などへ上陸することも可能だ。
とくにお勧めしたいのが、ドロムナドロケット村にある前述のネッシーランドだ。道沿いの大きなネッシー像が目印だが、過去から現在までに撮影されたネッシーの写真を中心に、数々の資料が用意されている。
また「ネッシー・ハンター」なるネス湖クルーズも用意されており、水中カメラやGPS、ソナーといった最新機材を搭載したボートでネッシー捜しにチャレンジできるのも魅力的だ。ということで、ぜひともネッシーの目撃者になっていただきたい。
月刊ムー 2023年7月号より
中村友紀
「ムー」制作に35年以上かかわるベテラン編集記者。「地球の歩き方ムー」にもムー側のメインライターとして参加。
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