世界中に実在する呪われた建物「幽霊屋敷」の怪/世界ミステリー入門
どこの国にも、幽霊が出没したり、不思議な音や心霊現象が発生したりする、いわゆる「幽霊屋敷」が存在する。 それらの現象は、かつてそこに住んだ人間が残した強い怨念が引き起こすのか——? 世界有数の幽霊屋敷
記事を読む
かつてプランテーションで栄えた大邸宅で、“幽霊少女”が撮影される怪異発生! その正体を示唆する悲しい歴史とは――!?
幽霊話や不気味な伝説などのエピソードを聞きながら、実際の現場を巡っていくゴーストツアー。ユニークな観光体験として、欧米では特に人気を集めている。しかし、そんなツアー中に“本物の幽霊”に遭遇してしまうケースもあるようだ。
米ルイジアナ州セント・フランシスビルにあるかつての大農園の邸宅「ザ・マートルズ・プランテーション」は、幽霊が出るという噂からゴーストツアーの場所として知られている。そして今、2月初旬に実施されたツアーの最中に何気なく撮影された1枚の心霊写真が人々を戦慄させているのだ。
問題の写真を見てみると、ヨーロッパ風の豪華な部屋でツアーガイドの話に耳を傾ける参加者たちの背後、右下部分に少女らしき影がぼんやりと浮かび上がっているではないか。表情まで読み取ることはできないが、少なくとも笑顔ではないようだ。胸の前で手を組み、何かを訴えているようにも思える。
写真がプランテーションの公式フェイスブックで共有されると瞬く間に拡散し、「“何か”がツアーに同行したかったんだ」という怯えた声から、「ツアーに参加していた女の子がボヤけて写っただけでは?」などの懐疑的な反応まで、さまざまなコメントが寄せられている。しかし、少女の頭に巻かれた布など、その身なりはかつてプランテーションが栄華を誇った数百年前の装いにも見えるなど、奇妙な点が残されていることも確かだ。
さらに、話が大きくなるにつれて衝撃の事実も判明。なんと200年前の1820年代、この邸宅に暮らしていたウッドラフ家の子どもたちが毒物中毒によって次々に命を落とすという不幸な事故が起きていたのだ。ちょうどこの時代は、奴隷制プランテーションの終焉が間近に迫った激動の真っ只中。かつては裕福だったが、悲劇的な人生を歩んだ農園主も多かった。邸宅の歴史、そして少女の服装に鑑み「ウッドラフ家の子どもの1人ではないか」と思いを巡らせる人も少なくない模様。
はたしてここに写った少女は何者だったのか?
ザ・マートルズ・プランテーションは正真正銘の幽霊屋敷なのか、またはツアー主催者のプロモーションや、参加者へのサービスなのか。しばらくは現地の動向から目が離せそうにない。
webムー編集部
関連記事
世界中に実在する呪われた建物「幽霊屋敷」の怪/世界ミステリー入門
どこの国にも、幽霊が出没したり、不思議な音や心霊現象が発生したりする、いわゆる「幽霊屋敷」が存在する。 それらの現象は、かつてそこに住んだ人間が残した強い怨念が引き起こすのか——? 世界有数の幽霊屋敷
記事を読む
イギリスの幽霊博物館に眠る呪物人形「スケアリー・メアリー」がポルターガイスト現象を引き起こす!
イギリスのストーク・オン・トレント幽霊博物館にある、さまざまな怪異を引き起こすという呪われた人形「スケアリー・メアリー」。カメラが捉えた怪現象と、幽霊博物館に眠る“いわくつき”のアイテムをレポート!!
記事を読む
怪談家ぁみの心霊写真! 初盆の暗闇で光る「幽霊の目」
数多くの怪談にまつわる活動を行う怪談家ぁみ氏のもとに 。不思議な写真が寄せられた。 はたして、これは幽霊か、妖怪か、あるいは・・・・・・⁉
記事を読む
1か月に3回も臨死体験する女性の告白! イエス・キリストとの交流を繰り返すプロセスの謎
1~2週間に1回という超ハイペースで臨死体験と幽体離脱に見舞われている女性。キリストと出会って“まさかの関係”に…!?
記事を読む
おすすめ記事