新島「海難法師」から探る伊豆諸島のタブーとは? 恐るべき来訪神を鎮める儀式の謎/松雪治彦
伊豆諸島のタブー風習「海難法師」は、悪霊ではなく神を迎える儀式だったーー。新島取材を軸に、タブーの背景を考察する。
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名古屋駅からほど近い鹽竈神社に……河童像が! 無三殿(むさんど)さんは意外なご利益で親しまれている。
愛知県名古屋市の中心部にある鹽竈神社には「無三殿(むさんど)さん」という河童の神様が祀られている。近くを流れる笈瀬川と江川が合流する無三殿川に生息していた河童の神様に由来する。
河童といえば「尻子玉を抜く」話が連想されるが、その「抜く」を逆手にしたご利益(?)で有名だ。なんと、川に向かって尻を出すと尻子玉を抜くのではなく「痔を切ってくれる」という。
そんなご利益が伝わっているほか、現在は水商売や子供の神様としても親しまれているスポット。キュウリやスイカをお供えして祈願する人も多いそうだ。
この像が、河童の神様、無三殿大神。奥にある巨石は川から引き揚げられたもので、「無三殿大
神」と刻んであったという。
●鹽竈神社/名古屋市中川区西日置
(月刊ムー2019年3月号掲載記事を再編集)
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