小川に佇むビッグフットの姿を激撮!? 身長2.7メートル超の巨体UMAがカメラに迫る!
米ミズーリ州の農場に設置されたトレイルカメラが、2本足で立つ巨大な生物を捉えた。検証によって2mを超える巨体だと判明した“それ”はUMA「ビッグフット」なのか――?
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都市面積の3割を破壊した巨大竜巻の現場上空で、蝶のように優雅に舞いながら人々を守った「バタフライピープル」とは――。まるで示し合わせたかのように多くの子どもたちがその目撃談を語っているのだ。
2011年5月に米ミズーリ州ジョプリンを襲った巨大竜巻では、死者161人、負傷者1000人以上、7000軒以上の家屋や建物が破壊された。総被害額は30億ドル近くに達し、同国史上最も大きな被害をもたらした竜巻として記憶されている。
竜巻が去って数週間後、街に何が起こったのかを人々が落ち着いて整理し始めると、思いがけない話が広まることになった。ジョプリンのさまざまな地域に住む、互いに何の接点もない数十人の子どもたちが、それぞれ同じエピソードを語りはじめたのだ。
子どもたちによれば、猛威を振るう嵐の間、翼の生えた光り輝く人影が自分たちの頭上に浮かび、瓦礫から守ってくれたという。ある子どもはそれを「天使」と呼び、またある子どもは単に「蝶々たち」と表現した。とある14歳の少女に至ってはハリケーン災害後、傷が癒えるまで蝶が何度も彼女のもとを訪れたと告白。別の子どもは、蝶のような存在が傷ついた人々を空高く運び上げる様子を見たと訴えている。
これらの話は子どもの年齢、貧富の差、宗教的信条に関わらず、あらゆる子どもたちから寄せられ、証言の一貫性にも目を見張るものがあった。さらに奇妙なのは、子どもたちほど多くはないものの同様の体験を報告した大人もいることだ。負傷者を治療していた看護師の1人は、背の高い人物がローブをはためかせながら母子を見守っている光景を目撃し、「それがこの世のものではないと気づいた」と証言している。
不思議な噂はやがて街中に広まり、その存在は「バタフライピープル(蝶々人間たち)」と呼ばれるようになった。元新聞記者のマルタ・チャーチウェル氏は、バタフライピープルの証言を精査して生存者へのインタビューを敢行。「互いに面識のない多くの子どもたちがよく似た話をしており、彼らの証言を否定することはできない」と結論づけている。
竜巻発生から数か月後、ジョプリン市は地域住民のための壁画制作計画を進めた。竜巻発生前からこのプロジェクトを計画していたアーティストのデイブ・ローウェンスタイン氏は、街に戻ると住民集会を開催した。
壁画制作には200人以上のボランティアが集結し、そのほとんどが子どもたちだった。ローウェンスタイン氏は、子どもたちに対して事前にデザインのインスピレーションとなる絵を提出するよう依頼していた。この段階で、彼はバタフライピープルのことをまだ一度も口にしていなかったが、子どもたちは自発的にバタフライピープルの絵を描いたという。
その後、『The Butterfly Effect: Dreams Take Flight(バタフライ効果:夢は飛び立つ)』と題された壁画が完成した。この壁画は、地元の印刷会社「ディキシー・プリンティング」社屋に描かれ、街の復興を象徴する有名なシンボルの一つとなった。この経緯を踏まえ、ローウェンスタイン氏はバタフライピープルのイメージは街の再生を象徴していると語る。
また、地元映画監督のグレゴリー・フィッシュ氏が監督したドキュメンタリー映画『The Butterfly People』では、生存者の証言を通してこの現象を調査し、映画祭で最優秀長編映画賞も受賞した。
そして2014年、ついにジョプリン市も動いた。竜巻の際、蝶が自分たちを守ってくれたという子どもたちの話を具体的に反映させた、癒しの庭園兼記念碑である「Butterfly Garden and Overlook」を開設したのだ。いつのまにか同市では、蝶をモチーフにしたデザインが街の景観を席巻するようになっていた。
それにしても竜巻災害の最中、本当に「バタフライピープル」なる存在が出現していたのだろうか。この現象を最初に報じた地元紙は、真実・虚偽の両方の立場から考察している。
懐疑論者の多くは、これらの話は集団ヒステリーの一種であり、絶体絶命の危機に直面したストレスが、人々に超自然的なものを見たと信じ込ませると考えている。ちなみに、2001年9月11日の同時多発テロにおけるツインタワー崩壊の際にも“天使”を見たという超自然的な体験談の報告が少なくなかったという。
また、キリスト教徒が大多数を占めるジョプリンのコミュニティの宗教色の強さが、子どもたちが目にしたものを描写する際の表現方法に影響を与え、無意識のうちに「翼が生えた天使」というイメージを思い浮かべさせた可能性も指摘されている。
一連の出来事が真実であると信じる人々の多くは、バタプライピープルの正体について天使だと考えているが、子どもたちはまだ発達段階にあるため、天使がどのような存在かを想像できず、結果として「蝶のような人」と形容したのだと説明している。
その存在は依然として謎に包まれいるが、ただ一つ確かなことは、バタフライピープルが災害で荒廃した都市の復興に尽力する人々の心の支えとなり、実際に街が急速に復興しているという事実だ。
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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