南極の氷床下に14本の腕を持つUMA・有機体46-Bが潜む!? 科学者3人を襲った怪物を捕獲したロシアの謀略
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氣多大社は大己貴命(おおなむちのみこと)を祭神に祀る神社である。能登国一之宮だけあり、大鳥居の前に立つだけで背筋が伸びる思いだ。荘厳で聖櫃な空気の中にたたずむ美しい拝殿まで歩いていく間に身が清められていく感覚にとらわれる人も少なくないだろう。
その名の通り「気」が多く集まる神社として知られており、御祭神である大己貴命は出雲大社では縁結びの神様である大国主大神なので、全国から多くの人々が訪れる縁結びスポットとしても有名だ。
拝殿、本殿、神門、白山神社、若宮神社と、氣多大社には国の重要文化財が多い。実際に訪れてみて一番大きなインパクトを感じたのは、天然記念物に指定されている社叢「入らずの森」だ。敷地内でも特に神聖視されている“神域”で、年に1回、奥宮の神事を勤めるために森の中に入る神職さえ目隠しをするという。
この森は、森林浴とかマイナスイオンとか、そんな程度の言葉では表現できないもので満たされている。自然の精霊とか、四大元素の自然霊の存在がリアルに感じられ、日本神話の世界の入り口に立ったような感覚にとらわれるのだ。神が宿る場所、神を祀る場所というのは、昔からある種のポータルとして機能してきたのだろう。そしてその機能は今も変わらない。
あらゆる種類のご縁に対するご利益があるという話がさまざまなSNS媒体でも語られている氣多大社。ご縁が結ばれることを望む相手が心に決めた誰かであれ、入りたいと思っている学校や会社であれ、そしてもちろん太古の日本の神々であれ、理想的なゲートウェイになってくれるに違いない。
宇佐和通
翻訳家、作家、都市伝説研究家。海外情報に通じ、並木伸一郎氏のバディとしてロズウェルをはじめ現地取材にも参加している。
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