自転車に乗って現れる包帯を巻いた怪人「トンカラトン」/都市伝説ビジュアル大事典

監修=朝里 樹 文=えいとえふ 漫画=倫理きよ

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    最恐の都市伝説をマンガで解説!

    自転車に乗って現れる包帯を巻いた怪人

     全身に包帯を巻いた姿で、日本刀を手に持ちながら自転車に乗ってやってくる怪人、それがトンカラトンだ。
     キミが道を歩いているとき、どこからともなく「トン、トン、トンカラ、トン」という歌声が聞こえてきたら、注意が必要だ。自転車に乗ったトンカラトンはゆっくりとキミに近づいて、「トンカラトンと言え」と言ってくるだろう。
     キミがその通りにすればトンカラトンは去っていく。しかし、もしだまっているか、トンカラトンに話しかけられる前に「トンカラトン」と言ってしまうと、日本刀で切られたあと包帯でグルグル巻きにされてしまい、キミは新たなトンカラトンになってしまうという。

    3行まとめ

    ●全身に包帯を巻いた人間のような怪人
    ●日本刀を持ち、自転車に乗っている
    ●「トンカラトンと言え」と言ってくる

    目撃情報

     1990年代に初めてテレビに登場し、一気に全国各地で広まっていったという。番組制作者のひとりの故郷で語られた伝説という情報もあるようだ。テレビアニメでキャラクター化され、人間の子どもと友だちになるなど、時代とともにこわさがうすれてきている。

    にげるにはどうする?

    すなおに「トンカラトン」と言おう

     トンカラトンに「トンカラトンと言え」と言われたら、「トンカラトン」とすなおに答えよう。そうすれば満足して、去っていくという。ただし、「トンカラトンと言え」と言われる前に「トンカラトン」と答えてはいけない。おこらせて仲間にされてしまうからだ。

    ムー認定!最恐!!都市伝説ビジュアル大事典より抜粋

    えいとえふ

    書籍・雑誌で編集・ライティングの仕事をしている「AとF」の二人組のユニット。

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