UFOに「未確認地球生命体」が乗っている可能性は10%! 隠れ家は地下・火山・海底に… 最新研究論文が話題
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1986年に日本最西端の島、沖縄の与那国島南沖の海底で、遺跡らしきものが発見されてから、すでに40年近い歳月がすぎた。その間、1995年には新聞報道がなされ、「沖縄海底遺跡」として広く世間に知られるようになる。現在では観光化も進められており、ガイドの案内でダイビングも可能だ。
そもそもは、ダイバーが偶然、海底で階段状の巨石と遭遇したことに始まる。やがてこの階段が、巨大な岩の一部であることが確認され、岩全体が意図的に加工された人工物のような複雑な構造をしていることがわかった。岩のサイズは東西約250メートル、南北約150メートル、高低差約25メートルという巨大なもので、全体を俯瞰すると、まるで神殿のようだったのである。
たとえばあちらこちらに掘りこまれた「通路」が確保されており、各所にはテラス状に広がる平面が切りだされていた。さらにこのテラスをつなぐような階段や、柱を立てた跡のような穴まで見つかったのだ。
驚いたのはそれ以降、与那国島以外の沖縄周辺の海底でも、次々と遺跡らしきものが発見されていったことだ。それらはかなり広範囲にわたっていて、古代の沖縄周辺には巨石文化圏があったのではないか、という説が出てきた。
その代表が木村政昭琉球大学名誉教授による「ムー沖縄説」だ。
沖縄海底遺跡研究の第一人者として知られる木村名誉教授は、海底調査の結果、近海の水深600メートルの地点で哺乳類の骨や、通常は水面近くにしか存在しないはずのサンゴ礁などを発見。広範な地域が文明とともに海中に沈んだのではないかと考えた。
さらに、遠い昔に沈んだ陸地の跡、「琉球古陸」を海底で発見し、この古い陸地こそ、沖縄の伝説に残る神の住む世界ニライカナイであり、太平洋を囲むように存在していたムー文明圏の一部だったのではないか、と主張したのだ。
2001年に同名誉教授は沖縄県庁を訪ね、自らの調査結果を報告。「海底の構造物は約1万年前の陸地時代に、人為的に加工されたものである」との見解を明らかにしている。
ちなみに与那国島はとても小さく、レンタル自転車で1周することもできる。
(月刊ムー 2025年6月号)
中村友紀
「ムー」制作に35年以上かかわるベテラン編集記者。「地球の歩き方ムー」にもムー側のメインライターとして参加。
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