絵本も音楽も漫画も落語も銭湯も? PLAY! MUSEUMで「オバケ?」展開催

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    美術館で「史上初のオバケ万博」開催

     ムー読者はそうでもないかもしれないが、世間一般では「オバケ」といえば避けられがちなもの。しかし怖がられながらも、どこかに「一度くらいは見てみたい」という気持ちも芽生えるふしぎな存在だ。そもそも「オバケ」とはなんだろう? 幽霊はオバケ、では妖怪は? そういえば妖怪とUMAの線引きは……? などなど「オバケ」について考え出すと無限に謎と疑問がわいてきてしまうもの。

     東京都立川市のPLAY! MUSEUMでは、この夏、「オバケ」に丸ごとスポットを当てたレアな企画展「オバケ?」展が開催される。その名のとおり、展示内容はとにかく「オバケ」をテーマに幅広く構成されている。たとえば、静嘉堂文庫美術館館長で美術史家の安村敏信氏による「日本美術におけるオバケの歴史」解説。また、ボローニャ国際絵本原画展の審査員をつとめる“絵本のプロ”広松由希子氏が選んだ、世界のオバケ絵本500冊を用いたインスタレーション。さらには厳選されたオバケ絵本原画の展示、などなど。

    「オバケ?」展 フライヤービジュアル

     さらに、今をときめく人気落語家春風亭一之輔さんが名作『ねないこだれだ』を朗読する「オバケ落語」の部屋や、「会いたいオバケ」の代表バーバーパパとの触れ合いゾーンに、オバケになりきるワークショップ……と、体験型の企画も多数。

     夏はやっぱりオバケの季節。五感のすべてを使って、怖くてふしぎな魅力を確認できるこの時期にぴったりの展覧会に足を運んでみよう。

    『ねないこだれだ』と春風亭一之輔による「オバケ落語」 ©︎ Keiko Sena

    「オバケ?」展
    会場:PLAY! MUSEUM(東京都)
    会期:7月13日(土)〜9月29日(日)
    料金:一般1,800円、大学生1,200円、高校生1,000円、中学生600円

    詳細は公式サイトから https://play2020.jp/article/obake/

    webムー編集部

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