英国の古いパブでポルターガイスト現象連発! 客を怯えさせる幽霊の謎と知られざる過去
英国の歴史あるパブを襲ったポルターガイスト現象。その元凶たる幽霊の正体をめぐり、無気味な噂が駆けめぐっている――!
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5月17日~23日に世界を騒がせたオカルト・考古学・民俗学などの最新不思議ニュースから、超常現象情報研究所と編集部が厳選!
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群馬県立自然史博物館は、同県で1995年、栃木県で2012年に発見された化石がヨウスコウカワイルカ科の新属新種と判明したと発表。群馬の化石は約1100万年前のもので、世界最古となる。ヨウスコウカワイルカの化石は、これまで北米でしか見つかっていなかった。5月17日付『日経新聞』夕刊「新属新種のイルカ化石」及び5月18日付『東京新聞』夕刊「発掘イルカ化石新属新種だった」に関連報道。
https://www.sankei.com/article/20240516-NUZRL4ABN5NFLMAS6I7AJJWD6U/
地震考古学者の寒川旭は、現在の日本列島は9世紀末に大地震が頻発した状況と似ているとして警戒を呼びかけている。5月17日付『東京新聞』夕刊「歴史に学び命守って」によれば、南海トラフ地震は約100~200年の間隔で繰り返しており、日本列島は1995年の阪神淡路大震災以来地震の活動期に入ったという。9世紀の例では、818年に関東北部が大きく揺れ、出羽や越中、肥後などで地震が起きた後、887年に南海トラフ地震と思われる仁和地震が起きている。現代も1964年の新潟地震以来、阪神淡路大震災や東日本大震災、熊本地震など、同じような地域で大地震が発生している。
https://www.at-s.com/news/article/national/1472282.html
5月17日付『毎日新聞』夕刊「涅槃像が見タイんです」によれば、福岡県篠栗町にある南蔵院の釈迦涅槃像がタイ人観光客の人気を集めているという。涅槃像は1995年に完成し、ブロンズ製としては世界最大級の高さ11メートル、全長41メートル。タイ人向けのガイドブックで紹介されているほか、SNSなどでも金運スポットとして紹介されている。完成翌月の1995年6月、林覚乗住職がドリームジャンボ宝くじで1等前後賞合わせて1億3000万円に当選し、その後もナンバーくじで高額当選が続いた 。広報担当者によると、平日は参拝者の8割が外国人でタイ人が圧倒的に多いという。
https://mainichi.jp/articles/20240517/dde/007/040/030000c
5月17日付『朝日新聞』朝刊「国宝埴輪の来歴、はがきは語る」は、日本初の国宝埴輪で映画『大魔神』のモデルになった「桂甲の武人」の内側から、はがきの一部が見つかったことを紹介。はがきは右膝を覆う鎧の内側にあり、1945(昭和20)年の消印がある。かつてこの埴輪を所有していた彫刻家の松原岳南が、埴輪の破片を接合して修復する際補強材として用いられたものと思われる。埴輪は10月16日から東京国立博物館で開催される特別展「はにわ」で一般公開される予定。
https://www.asahi.com/articles/DA3S15935746.html
5月20日付『朝日新聞』夕刊「火星の有機物、大気が由来」によれば、東京工業大学などのチームが、火星に堆積している有機物は30億年前に大気中の一酸化炭素からつくられたと発表した。30億年前の火星には液体の水があり、有機物が堆積していたと考えられているが、この有機物がどこから来たかについては隕石によるもの、化学反応で生まれた、など諸説ある。ただ、火星の有機物に含まれる同位体炭素13の割合が地球や隕石に比べて小さいことがわかっており、上野雄一郎東京工業大学教授は、二酸化炭素が太陽光によって一酸化炭素に分解された場合に炭素13の割合が小さくなることを実験で証明、この結果から一酸化炭素が水素などと結びついて有機物になったとしている。
https://www.asahi.com/articles/DA3S15938623.html
九州大学などのチームは、生まれたての星が磁束を吐き出したところを確認した。宇宙では、分子雲の密度の濃い部分で星が生まれ、ガスなどを集めながら成長する。その際、分子雲に含まれる磁束も取り込むため、そのままであれば超強力な磁力を持つ星になるはずだが、そうした星は観測されていない。そこで、磁束がどう失われるかが議論になっていた。九州大学の徳田一起特任助教らは、おうし座分子雲にある原始星「MC27」を観測。周囲を取り巻くガスなどの円盤の一部に棘のような形状が見られ、これが磁束を放出した痕跡であるとわかった。5月21日付『朝日新聞』朝刊「赤ちゃん星が『くしゃみ』」に関連報道。
https://www.asahi.com/articles/DA3S15939030.html
5月21日付『読売新聞』夕刊「世界史アップデート」及び5月22日付『毎日新聞』夕刊「公文書で巡る英国史」はいずれも、イギリスの劇作家ウィリアム・シェークスピア別人説をめぐる議論を紹介。シェークスピアはイギリスのソトラトフォード・アポン・エイボンに生まれたが、1582年に双子の子どもを授かったという記録の後は、1593年にロンドンで劇作家になるまで8年間の経歴が一切不明で、劇作家としてのシェークスピアは別人ではないかとする説が数百年前からささやれてきた。田舎出身で大学を出ていない人物があれだけの作品を残せるだろうかという疑問も根拠になっているが、同一人物とする説も強い。アラブ圏では、その正体は「シェイク・ズベイル」というアラブ人だったとする説もある。
羽仁 礼
ノンフィクション作家。中東、魔術、占星術などを中心に幅広く執筆。
ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)創設会員、一般社団法人 超常現象情報研究センター主任研究員。
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