国家がタブー視する「タラビッチのクレムナ予言」とは!? コロナやウクライナ情勢、そして絶望的未来を示す
豊かな自然に囲まれた、セルビアの小さな村。19世紀、その村にふたりの予言者が現れた。彼らは自国の未来を正確に語り、ついには国家から危険人物視される。その彼らが残した予言に、現代社会を的確にいい表したも
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「ムー」本誌の隠れ人気記事、ブックインフォメーションをウェブで公開。編集部が選定した新刊書籍情報をお届けします。
ジャック・フランシス・ヴァレ博士 著
人類初の核実験直後に墜落した、未知の物体とは?
1945年8月16日。米国ニューメキシコ州サンアントニオに、「未知の物体」が墜落した。それは人類初の核爆発実験のわずか1か月後のことであり、その場所はまさに実験場である「トリニティ」から、目と鼻の先の地点であった。
いったい、この墜落した物体とは何なのか、そしてその物体と、米国の核開発の関係とは。
このようにいうと、「UFOは異星人の乗物である」と端はなから決めてかかる声が多いが、長年にわたってこの事件の真相究明に取り組んできた著者は、「UFO現象には多重構造的なレヴェルの情報が内包されている」と結論する。
著者ジャック・ヴァレ博士は、フランス生まれの科学者であり、ベンチャー・キャピタリスト。ヴェルヌ賞を受賞した作家でもある。そしてUFO現象学研究に関する、世界的な権威として知られる。
本書はそんな権威者が、入念に、細大漏らさず、事件の全容を記した研究書である。
ゆえに、その内容は緻密にして膨大。その結果、2段組で500ページを越える、実に読み応え満点の書籍ができあがった。
ただ、これだけの量、それに税別6000円という価格からして、なかなか一般人が、おいそれと手を出しにくいのもまた事実。この重大な情報がより多くの人の目に触れるよう、ここはひとつ、本誌の総力特集で扱ってはどうだろうか。
(2023年10月号掲載)
星野太朗
書評家、神秘思想研究家。ムーの新刊ガイドを担当する。
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