俳優、アーティスト、『バチェラー・ジャパン』司会…坂東工のミラクルな半生はモリヤの祖霊が導いていた!/辛酸なめ子

文・絵=辛酸なめ子

    『バチェラー・ジャパン』の司会進行、俳優、アーティストなどの顔を持つ坂東工氏は、物部守屋の末裔! 先祖が導く数奇な半生を聞き出した。

    恋愛リアリティ番組の司会進行役の「ムー」的人生

     大ヒットシリーズ『バチェラー・ジャパン』『バチェロレッテ・ジャパン』(Prime Video)で司会進行役をつとめる坂東工さん。参加者たちの運命を告げる使者のような存在感が記憶に残りますが、実は「ムー」の世界にも親和性が高いお方のようで……。このたび、そのミラクルな半生についてお話を伺いました。

     司会者、 CEO 、俳優、アーティスト、スピリチュアリストとしてなど様々な分野で活躍していらっしゃいますが「本業はないんです」と、坂東さん。

    「俳優ですか?と言われても、そういわれれば…っていう感覚。不思議な体験も多いんですが、僕はあまりスピリチュアリストとしての自覚はない。衝動的にいろんな世界に飛び込んでしまうんです」

     ハリウッド映画に出演したり、アーティストとして活躍したり、超メジャーなシリーズの司会を担ったりと、かなり仕事や縁に恵まれている印象ですが、坂東さんいわく「先祖のお導き」だそうです。

    「僕は末っ子ですが、墓守なんです。実家の墓にお参りさせていただいているうちに、ご先祖さんが僕の体を使って、やれなかったことやってるんじゃないかって感じるようになりました。僕のやりたいことを言えば、ポテチ食べながらテレビ観てビール飲むことなんです。それなのに導かれるように、俳優や司会やアートの仕事をするようになって……」

     ご先祖様が? やはりお墓参りにはご利益があるということなのでしょうか。でも、話を伺うと、ただのご先祖様ではなく、特別なルーツをお持ちのようで……。

    「事情があって10歳から一人暮らしをして、父親と最後に会ったのが20歳の時。それから連絡取れなくなって、あるとき、先祖代々のお墓にお参りしたら、父の名前が刻まれていて、亡くなったことを知ったんです。それから父のルーツを知りたくて日本全国たどりまくりました」

     実は坂東は母方の名字で父方は守屋。ここから展開は一気にムー度が高まってきます。

    物部守屋の末裔として導かれる

    「モリヤはヘブライ語で『聖なる地』という意味なんです。ルーツをたどったら諏訪大社にたどり着いた。そこに行ったら、『アミシャーブ』(イスラエルの失われた10支族に関する調査機関)の人が本当にいたんです! 英語で話していたら、お前はそう(10支族の血筋)だよ、近くに物部守屋を祀る神社があるから行ってごらん、って告げられました。そこにお参りしたら不思議な感覚に包まれて、守屋ってここから来たのかも、って思ったんです」

    イスラエルのモリヤの山にて。

     偶然のようで必然の出会いが多い坂東氏。母方の坂東という名前も、たどったらそっち系だとわかったそうです。10支族の二乗? かなり強力なご先祖様です。
     坂東さんは「もうイスラエルに行くしかない」と思い、現地へ。しかし当時イスラエルは内戦状態で上空をミサイルが飛び交い、バスには爆弾が仕掛けられるような状況でした。

    「でも、僕がちょうどヘプロンって街に行った時に終戦になったんです。 そのあとエルサレムの岩のドームっていう聖地に行って、父親の写真掲げて弔って帰ってきました」

     まるで坂東さんが平和の使者のよう。お父さんも喜んでいらしたことでしょう。
     あとでわかったそうですが、守屋さんのお父さんも司会のお仕事にセミプロのような形で携わっていたとか。エルサレムでお父さんの霊のパワーが発動したのでしょうか。帰国してすぐに『バチェラー・ジャパン』の仕事が決まったそうです。

    「僕に何かの才能なんてないですから。でも、俳優をはじめたらハリウッドの仕事が来て、アーティストをはじめたら賞を取る。『バチェラー・ジャパン』に出たらバズり倒す……。僕の意思じゃないし、とくに野心もないんです」

     ユダヤ系というだけでも金運に恵まれていそうですが、最初におっしゃったように、先祖が坂東さんの体を使ってこの世で何かの使命を果たしているのかもしれません。

    『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2: © 2022 Warner Bros. International Television Production Limited

    戦争映画の霊力? 役に入り込んでスランプに

    「人生には超えられない壁はない。でも、ハードルが高い仕事ばかり来るんです。まだほとんど芝居の経験がない28歳の時にハリウッドの映画に出ることになって、鬼のような現場を経験しました。技術なんて求めてない、お前は魂を出せばいい、って言われて」

     その映画はクリント・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』。坂東氏は谷田大尉役を演じました。

    「映画の中で死んだ瞬間、疑似体験でいろんなものが見えました。引き金をバン!と引いた瞬間、英霊たちの顔がブワーーッと。あのとき、本当に死を疑似体験したんです。リアルな戦場を感じていました。『靖国で会おう!』と、仲間たちが次々と死んでいって、僕自身も自決。そのショックで5年ほど言語障害になってしまい、俳優の仕事が来てもセリフが言えず、NGを連発していたんです」

     先祖や父親の霊のはからいで大きな仕事に恵まれて羨ましい……と素人的には思ってしまいますが、実際に課せられるのはハードな試練のようです。

    「来る仕事にNGを連発し、もうダメだと思って酒に溺れる日々、中目黒の街をさまよっていたら、あるギャラリーが目にとまりました。ふらっと入ったらギャラリーの女性に声をかけられて……」

     その日坂東氏は、20代の頃アメリカでネイティブアメリカンと一緒に生活しながら作ったという鹿の革の腰巻きを身に付けていたそうです。その作品がギャラリーの女性に一瞬で気に入られて、「あなたのその作品が良いから、アーティストとしてギャラリーに参加しなさい」とスカウトが。

    「それから一ヶ月後、渋谷西武に僕の作品が並ぶ、という。いろんなことをすっ飛ばしてますよね。でもいつもこうなんです」

    渋谷西武に出品されたアート作品の一例。

     下積み知らずの坂東さん。それを羨ましいととるか、大変そうととるかは人それぞれです。とりあえず、私たちもご先祖様に感謝して、たまには受動的にご先祖様のやりたいことに身を委ねてみても良いかもしれません。

    苦しんだ時期のことも笑顔で振り返る坂東工さん。霊的な護身と導きに委ねる柔軟な生き方を語っていました。(写真=鈴木謙介)

    坂東工(ばんどう たくみ)
    1977年、東京生まれ。日本大学芸術学部卒業後、渡米。
    俳優・ナレーター・アーティスト・起業家とパラレルキャリアを実践。 『硫黄島からの手紙』などでハリウッド映画出演を果たした後、日本へ帰国。
    2011年、アーティスト活動を始動。初の個展に2,000人以上を動員。
    2015年、レザー作品が注目され、映画「真田十 勇士」の衣装制作を依頼される。
    2019年、NYで個展を開催。現地メディアやNHKなどの取材を受ける。
    Amazon Prime配信リアリティーショー 『バチェラー・ジャパン』『バチェロレッテ・ジャパン』全シリーズの 司会進行。
    2018年12月、株式会社MORIYAを設立しCEOに就任。
    2022年より、CM制作事業を展開。
    俳優・司会としての活躍が知られる一方、対象の持つエネルギーを写し出す、上質な体験型アート「オーラアート」が、新たな視座として注目を集める。

    公式サイト https://takumibando.com/

    辛酸なめ子

    漫画家、コラムニスト。芸能界から霊能界、セレブから宇宙人まで独自の視点で切りこむ。

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