悲劇の霊能者・高橋貞子/MUTube&特集紹介
「貞子」と聞いて、ホラー映画『リング』を思い浮かべる人は多いだろう。 「貞子」にはモデルとなった人物がいる――それが本稿における主人公・高橋貞子である。 明治・大正期に「千里眼」として名を馳せた彼女だ
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映画『ミンナのウタ』について新たな映像が公開された。メロディーを聴けば、あなたも……?
先日、謎めいたティザー映像で情報解禁となった映画『ミンナのウタ』について、続報が届いた。
今回公開された映像は以下のとおり。
初報から引き続き、「カセットテープ」と「少女S」にまつわる映像である。
情報によれば、少女Sは「さな」という中学生。「さな」はカセットテープレコーダーで「命が消える音」を集めるというのだ。そしてその音を一度聴いてしまった者は、メロディーに取り憑かれ、自らも口ずさんでしまうという。
映像では「カセットテープ…届き…ま…した…?」という少女の声に続き、耳に残る不気味なハミングのメロディーを印象付けるように、カセットテープが送られてくること、それを再生してしまう場面、「さな」が書いたものらしき”ワタシのユメ”という作文やノートなどのほか、血まみれの男も見せつけられる。
手紙の送り主の住所は判読しにくいが郵便番号は252ー**と読める。舞台は神奈川県のどこかだろうか。
「きっとあなたも口ずさむ」というメッセージも含まれるが、映像の不穏さから「口ずさんでしまうだけでは済まないだろう」と思える。ともあれ、送られてきた呪物からの感染がストーリーにあるとすれば、「不幸の手紙」「チェーンメール」、そして「リング」の貞子への連想は自然だ。
ホラーヒロイン「さな」は、どんな恐怖を感染させてくるのだろうか。
初報では「裏返ったS」も気になる要素だった。カセットテープの「逆再生」もなんらかかかわってくるのではないかと邪推してしまう。
「カセットテープ」というレトロなアイテムを使う本作だが、意外にも「さな」はインスタグラムで情報発信しているという。
カセットテープのメロディーによる「感染」のほか、SNSでの「拡散」もするホラーヒロインの動向に注目だ。
「ホラーのダークヒロインと言えば、背景に悲劇を纏った女性が多く、ここ数年の拙作でも、彼女らのいたたまれない過去をミステリー仕立てで描いてきました。……が、本作のダークヒロイン:“さな”は少し毛色が違います。貞子/伽椰子に続くホラークィーンに“さな”ちゃんが、彼女の歌声共々仲間入りさせてもらえる事を願って寄り添ってくれないと、あなたの家にもデモテープが 届くかもしれません。
さて、ところで本作の主演はどんな方でしょう?
ヒント:ここ最近、僕の映画では、アーティスト出身の方が主演での作品づくりが続いて います。しかも何故か、TVのあるバラエティ番組で怖がらせた方が続いており……あ、プロデューサー!? すいませんーこれ以上はまだ言いません
あ、お 、おいっ 放せ!言わない!言わないからぁ!!!! 」(清水崇:映画監督)
■作品名『ミンナのウタ』
■監督:清水崇
■製作:「ミンナのウタ」製作委員会
■企画・配給:松竹
■製作プロダクション:ブースタープロジェクト
■コピーライト: ©2023 「ミンナのウタ」製作委員会
■公式サイト: https://movies.shochiku.co.jp/minnanouta
■公式Twitter minnanouta_MG ■公式 Instagram アカウント: sana_minnanouta
webムー編集部
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