『妖怪大戦争』と大映妖怪映画三部作の思い出/昭和こどもオカルト回顧録
60年代後半の「妖怪」ブームの思い出に続いて、「大映妖怪映画三部作」を振り返る。スカした作りでもなく、子供だましでもなく、時代を妖怪に託してエンタメにも昇華した熱量を、昭和こどもたちは確かに受け取って
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巨大な神と、小さな人間と、人間がつくりだす強大な武器。「神代」の時代を描いた壮大なファンタジー漫画、第1巻が発売中。
遠い神代の昔。人々は巨体を持つ神を崇敬し、巫(ムラ)を築いてともに生き、暮らしていた。そんな神と人を襲う宿敵が巨大な魔獣たちだが、それは敵であると同時に大地の恵みであり、糧でもあった。少年ツチマルの故郷も、巨神「彦様」を祀りささやかな幸せにあふれたごく普通のムラだったのだが、ある事件をきっかけに恐ろしい悲劇に見舞われてしまうーー。
「巨人モノ」の漫画はこれまでも数多く描かれているが、まだこの手があったか! とうならされるのが本作『巨神姫戦記』。1巻はいまだ物語の序章といったところなのだが、それでこれだけ面白いなら、この先どうなってしまうんだ……! と期待せずにはいられない。古代、神話、巨人モノファンには刺さること間違いなしの一作だ。
『巨神姫戦記』1巻(きしだしき著、税込748円、新潮社)
https://www.shinchosha.co.jp/book/772554/
「くらげバンチ」での連載はこちらから!↓
https://kuragebunch.com/episode/3270296674413656689
webムー編集部
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