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幸福も、災いももたらす外の世界からやってくるもの「来訪神」の特集展示が開催。
「来訪神」ということばは、なぜこれほど人の心をときめかせるのだろう。
伝奇コミックやホラーのモチーフにされることもある来訪神だが、その「神」は決して幸福をもたらすものばかりではない。外の世界から得体の知れない災いを持ち込む鬼や疫病神もまた来訪神の一種だが、そういうことをすべて含めて興味や魅力を感じている人も多いのではないだろうか。
そんな来訪神にフォーカスした展示「来訪神、姿とかたちー福の神も疫神も異界からー」が、千葉県の国立歴史民俗博物館で1月17日より開催される。展示は、
Ⅰ.冬から春の神楽と仮面
Ⅱ.鬼は外の起源、古代宮中の追儺から寺院の行事の追儺 、その民俗化
Ⅲ.琉球地方、海上彼方の異郷から訪れる来訪神
Ⅳ.東アジアに広がる追儺の文化:貴州省トン族(侗族)追儺の文化
との構成で、歴博が所蔵する民俗仮面を中心に、「追儺の図」「ミルク(弥勒)面」など来訪神に関わる約30点の資料が展示される。
異界から訪れ、人知の及ばないなにかを共同体にもたらす来訪神は、翁やおそろしい鬼の顔など多様な姿で表現され、仏教の影響なども受けながらさまざまに変化してきた。そうした神霊への信仰やそれがいかにイメージされてきたのかを、仮面を通じて理解することのできる貴重な機会だ。
展示をみたあとであんなマンガやこんな作品を読みかえすと、より深く味わえるようになるかもしれない。



会場:国立歴史民俗博物館 第4展示室 特集展示室(千葉県佐倉市)
会期:2023年1月17日(火)〜5月14日(日)
料金:一般600円、大学生250円、高校生以下無料
https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/special/index.html#room4

webムー編集部
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