ブリューゲルの名画に恐竜が描かれていた!! 16世紀の美術オーパーツ/権藤正勝
画家ピーテル・ブリューゲルの名画「サウロの自害」に、人間と共存している恐竜の姿が描かれていた。昔話を伝え聞いたのか、それとも「見て」描いたのか。謎の絵画に世界が注目している。
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トナカイが引くソリで空を飛んで世界各地にやって来る――考えてみれば異様としか言いようのないサンタクロース。その正体について識者の見解は?
今年も気がつけば12月。街にはイルミネーションが灯り、すっかりクリスマスモードに染まっている。なぜキリスト教文化圏の一大イベントがこれほど日本に定着したのか、その真相は別の機会に譲るとして、いま子供たちが楽しみにしているのはサンタクロースから届くプレゼントだろう。
このクリスマスと切り離せないサンタクロースという存在は、実際のところ何者なのか? モデルは4世紀ごろ(現在のトルコに位置する)ミュラという古代都市で人々に施しを行った司教「聖ニコラス」とされている。しかし、世界に定着しているイメージは「トナカイがひくソリに乗り、空を飛んでやって来る」という現実離れした姿だ。その理由について、著名UFO研究家が新たな説を唱えている。実は、サンタクロースの正体とは「UFOに乗って地球にやって来た宇宙人」ではないか、というのだ。
サンタクロースに関する“衝撃の真実”を語っているのは、英国人のラス・ケレット氏(58)。これまで60回以上エイリアンに誘拐され、人体改造を施されて複数の宇宙戦争に従軍してきたと主張する百戦錬磨の人物だ。英紙「DAILY STAR」で報じられた彼の分析によると、かつて人類はクリスマス・イブの夜にたまたま地球外から飛来したUFOと、そこから降り立った異星人の姿を目撃し、その強烈なイメージがやがてクリスマスの風習と融合することで現在のサンタクロースが誕生したという。
「トナカイとソリが空を飛ぶ、おとぎ話のようなバージョンを誰もが信じたいと思っているのでしょうが、彼(サンタクロース)が宇宙人だと考えるほうが理にかなっている」(ケレット氏)
さらに、クリスマスの時期に街を飾り立てるイルミネーションには、異星人たちを強く惹きつける作用もあるはずだとして、次のように自身の経験を語っている。
「とある年の12月、友人と近所の公園を散歩していたとき、美しいデコレーションが施されたバンドスタンド(野外音楽堂)の横に立って、澄みわたる夜空を眺めることにしました。すると、上空に2つの明るい球体が浮かんでいることに気がついたのです。まるで私たちを見下ろし、イルミネーションの美しさに感心しているようでもありました。
さらに1980年代、私は職場のクリスマスパーティーの後で異星人に拉致されたこともあります。これらの事実は、クリスマスの祝祭ムードがどれほど彼ら(異星人たち)を惹きつけているか示すものでしょう」(ケレット氏)
すべてはケレット氏の思い込みに過ぎないと言えばその通りではあるのだが、日本でもヤマタノオロチとは古代から氾濫を繰り返してきた斐伊川(島根県)だとする分析があるように、実在した物事が文化的背景のもとで時間をかけて変化し、やがて伝説化する事例もたしかに存在するのだろう。そう考えれば、ケレット氏の話を一笑に付すことは必ずしも賢明な姿勢とは言えないはずだ。
webムー編集部
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