ブラックホールは宇宙を記録し、観察している!? 量子力学で紐解く「情報問題」/久野友萬
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ウクライナへの侵略を止めないロシアの最終兵器は核だけではなかった!? 「新たな物理法則」に基づくロシアの次世代兵器、その全貌に迫る!
ロシアによるウクライナ侵略はもうすぐ開戦から10か月が過ぎようとしている。東・南部4州をロシアが一方的に「併合」後、西側諸国の支援を受けたウクライナが反撃に転じ、南部ヘルソン州の州都ヘルソン市を奪還。冬を迎える中、さらに戦闘が激化する可能性もあるという。
当初、短期決戦で一気にウクライナを併合できると考えたロシアの計画は完全に破綻したものの、プーチン大統領に侵略を止める気は毛頭ないようだ。決して強気の姿勢を崩さない背景に、(大統領自身が口にしているように)核の使用という最終手段があることは間違いないだろう。だが、ロシアの切り札は核だけではないのかもしれない。なんと、ロシアが“新たな物理法則”に基づく“UFO秘密兵器”の開発を急いでいる可能性について米軍事情報サイト「THE DEBRIEF」が伝えているのだ。
同サイトによると先月30日、クレムリンの閣僚会議でセルゲイ・ショイグ国防相が「高度な次世代兵器の開発を急ぎ、ウクライナとの戦闘に配備する必要がある」と訴えた。高度な次世代兵器が何を指すのか詳細が語られることはなかったが、彼の念頭にあったのは、かつて宇宙・軍事産業担当のユーリ・ボリソフ前副首相がインタファクス通信の取材に対して答えた「軍備計画2024~2033」のことにほかならないという。では、そこに記されている“新たな物理法則”と、それを用いた“UFO秘密兵器”とはどのようなものなのか。
実は、“新たな物理法則“に基づく兵器という表現は、ロシアがソ連時代から好んで用いてきたものであり、「放射線・地球物理学・波動・遺伝学・精神物理学などを応用した新兵器」を指すという。このことは10年前にプーチン大統領自身も国営メディアに対して語り、「核兵器とともに、目標を達成するための新しい手段になる」「核兵器に匹敵するものだが、政治的および戦略的に“受け入れられる”はずだ」と豪語していた。
クレムリンとつながる軍事アナリストのセルゲイ・プティチキンによれば、ロシアの“新たな物理法則“に基づく兵器開発はすでに数十年の歴史を持ち、米国を圧倒的に凌駕しているという。ソビエト時代から「敵の戦車を止めることができる放射線」「バイオロボットのスーパーソルジャー」「遠くにいる人々を洗脳できるサイコトロニクス発電機」などが開発され、アストラハン州カプースチン・ヤールで極秘試験が行われているとの証言もある。
そしてとりわけ興味深いのは、近年プーチン大統領が“新しい物理法則”に基づく兵器に言及する際、ロシア軍の元少将で核兵器専門家、ロシア国際安全保障センターの主席研究員であるウラジミール・ベロウス氏が2009年に発表した「21世紀の兵器」という論文をそのまま引用している点だという。
同論文は、遺伝子兵器、サイコトロニクス兵器、気象兵器、放射性津波を生み出す深海水素爆弾、音響兵器などの実現を示唆し、さらに「未確認飛行物体(UFO)が現代科学で説明できないエネルギーを駆使している数多くの証拠がある」として「これらを解明し、利用し、兵器化できる」可能性まで言及していたのだ。
ちなみに、高位の軍人であり数々の論文を発表した超重要人物であるベロウスが、なぜ(自身の評価を落としかねない)UFOに言及したのかは今も大きな謎とされているようだ。
もちろん、ここで列挙してきたロシアの新兵器がほとんど壮大なプロパガンダである可能性も残されている。しかし、近年米国でUFOの科学的分析と情報開示の機運が高まってきているように、ロシアもまた(大々的な発表こそ避けているものの)UFOに並々ならぬ関心を寄せ、その秘密を解き明かし、あわよくば兵器への応用まで視野に入れていることだけは間違いなさそうだ。
人類史を通して科学技術と戦争は深い関係にあるとはいえ、人間がUFOから与えられた技術が殺し合いのために使われるとしたら、地球外知的生命体たちも失望することだろう。
webムー編集部
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