死海の湖面低下と“生命復活”… 異変は終末の予兆か!? ついに聖書の預言が現実に

文=webムー編集部

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    死海に命が芽生えはじめた――! 2500年以上前の旧約聖書の預言と無気味な符号を見せる事態は偶然か、それとも“終末への序章”なのだろうか!?

    「死の海」に現れた命! 聖書と無気味な符合

     中東にある塩湖、死海。西側はイスラエルおよびパレスチナのヨルダン川西岸地区、東側はヨルダンと接するこの湖は、名前の通り海水の約10倍という極端な塩分濃度によって魚や多くの水生生物が生息できない「死の海」として知られてきた。

    死海の湖畔 画像は「Wikipedia」より引用

     ところが近年、その湖岸で奇妙な異変が起きている。水位が下がり、塩の層が露出した場所に開いた陥没穴から淡水が湧き出し、小さな池を形成。周囲には葦やタマリスクなどの植物が育ち、藻類や昆虫、鳥類、さらには小さな水生生物まで確認されるようになった。

     2016年には、イスラエルの写真家ノアム・ベデイン氏が新たに出現した淡水池を泳ぐ小魚の姿を撮影している。ただ、魚が生息していたのは死海そのものではなく隣接する淡水域だ。それでも、「死」と結びつけられてきた土地に生命が芽生えつつある光景は、人々に強烈な印象を与えるとともに世界的ニュースとなっている。

    死海の湖面低下 画像は「Wikipedia」より引用

     そして、この異変と奇妙な符号を見せているのが旧約聖書の記述だ。『エゼキエル書』47章には、エルサレムから東へと流れ出した水が海を癒やし、水辺には果樹が茂り、生き物があふれ、漁師たちが網を張るという預言が記されている。さらに『ゼカリヤ書』にも、「生ける水」がエルサレムから東の海、すなわち死海へと向かう記述がある。死海周辺に淡水が現れ、植物が育ち、小さな生態系が形成されつつある現状は、聖書に記された神の預言そのものだったのだ。

    “終末のサイン”か? 交錯する科学と預言

     旧約聖書の預言を信じる人々は、もちろん現状を単なる偶然がもたらした事態とは考えていない。死海の変化を「終わりの日」の兆候とみなし、メシア(救世主)の再臨や最後の審判へと続くシナリオと結びつける声もある。

     実際、旧約聖書の預言とのさらなる符合を思わせる出来事もあった。2005年、現地で約2000年前のナツメヤシの種が発芽して実をつけた。悠久の時を超えて“蘇った”果実――信者たちが聖書とのつながりを見いだすのも無理はないだろう。

    イメージ画像:「Adobe Stock」

     だが、科学的な視点に立てば、死海の水位低下によって地下の淡水泉が露出し、その水が地下の塩を溶かすことで空洞が生まれ、地面が崩落するとともに陥没穴が形成されたにすぎないという。イスラエル側では9000か所以上の陥没穴が確認され、道路が損傷するなど、観光地の閉鎖を招いた場所もある。死海の異変は預言の成就であるように見える一方、環境変化がもたらした産物でもあるのだ。

     はたして、死海の縮小は単なる地質学的現象なのか、それとも――!? 科学と預言が交差するその場所で、人類は“終末の予兆”を目撃しているのかもしれない。

    【参考】
    https://www.dailymail.com/sciencetech/article-16008115/dead-sea-biblical-prophecy-apocalypse.html

    webムー編集部

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