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世界の超常現象ニュースをお届けする本コーナー。今回は、民間パイロットが禁止空域ギリギリから撮影したエリア51の格納庫について。いったい何が隠されていたのか……?
アメリカ・ネバダ州にあるグレーム・レイク空軍基地。
通称エリア51と呼ばれるこの基地は、地球外生命体を基地内に隠している説や、宇宙テクノロジーを利用した軍兵器を開発している、恐ろしい人体実験が行われている……など、世界一ミステリアスな噂が絶えない場所であろう。
区域一体は立ち入ることはおろか、周辺空域さえも飛行禁止。同じアメリカ空軍の演習でさえ、エリア51の飛行禁止空域に侵入してしまったら最後、即刻帰投という、まさに最高レベルの軍事機密基地として厳重に管理されているのだ。

まさに神秘のベールに包まれたエリア51だが、ついに先月、飛行禁止空域ギリギリの境界線を飛行したという民間パイロットが基地周辺の撮影に成功、マニア垂涎の動画が公開された。
公開された動画はプライベートセスナ機に搭載されたアクションカメラで2020年4月と7月に撮影されたもの。動画には、パイロットと航空管制官の会話も録画されているのだが、空も常に監視をしているのだろう。エリア51を取り囲む山に近づくとすぐ管制官から目的地の詳細と、そのルートについて無線で問合せが入ってきている。
管制官ーー飛行ルートを教えてください。
パイロットーー目的地はネバダ州レイチェル。飛行ルートはボールドマウンテンから10マイルほど北です。
管制官ーー我々は飛行制限空域を持っています。その空域は誰も飛行することができません。最低でも18マイル北を飛行してください。
その後も、エリア51から離れるまで管制官とのやり取りは続いており、パイロットは世界で最も厳しく統制されている空域に入らないよう細心の注意を払って飛行したそうだ。
この時に撮影された動画は、アメリカ政府が必死になって隠しているエリア51の様子が間近に映っているとして注目を集めている。そのうえ、公開された4月と7月の動画に奇妙な”違い”が見つかり、話題になっているのだ。

それは敷地の南西部にある巨大な格納庫である。4月の時点では建設途中である様子が映されていたが、7月の動画にそのような建物は全く見当たらない。つまり、たった数か月で撤去されているのだ。その背景についてはあくまでも憶測でしかないが、イギリスのWebサイト「Daily mail」が報じるところによると、これは仮設の格納庫であり、短期間の使用のために作られた可能性が高いのはないか、ということだ。
もしくは4月に撮影されてしまったことを踏まえて、急遽、建造を取り止めたのだろうか……?
エリア51は、これまでもう何十年も人々の関心を集めてきた。その証拠に、2019年に米空軍がフェイスブックに投稿した「エリア51に集結しよう」という冗談のイベント告知に100万人以上が参加を表明するなど、今なお人々の関心は高い。短期間で撤去された格納庫に何が保管されていたのか、何を隠すつもりだったのかは知る由もないが、これもまた世界的にあれこれと想像をめぐらす材料となるだろう。
厳重に警護されている境界線の裏側では、いったい何が起こっているのだろうか。真実の姿が公開される日を待ちたいと思う。
(2020年8月8日記事を再掲載)
遠野そら
UFO、怪奇現象、オーパーツなど、海外ミステリー情報に通じるオカルトライター。超常現象研究の第一人者・並木伸一郎氏のスタッフも務める。
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